邦楽インディーズアーティスト紹介ブログ【I FOUND OUT】Vol.12 中村佳穂

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年末に向かって今かなり時間が限られていますが、
それでも書きたい、伝えたい事があって、
短いブログをひとつ。

中村佳穂 自主企画ライブ「うたのげんざいち 2019」
12月10日(火)新木場STUDIO COAST

コレ、観て来ました!

ヤバかった、
言葉を失うほどヤバかった。

前に1回、マイナビBLITZ赤坂で中村佳穂さんを観る機会があって、その時にこのブログで書きたいと思ったのですが、この時のライヴには関係者が信じられないくらい押し寄せていて、2階席後ろの立ち見の関係者エリアはありえないほどにパンパン。ステージなんか全く観れない混雑ぶりだったので、凄く良いライヴだったのだけれども、ちゃんと観れた折に中村佳穂さんの事を書こうと思った次第でした。

新木場STUDIO COAST公演の方に話を戻しまして、
BLITZ公演での反省から今回は早めに会場に向かって2階席の良い場所を確保。
じっくり、しっかりと観れました。
それで、とにかく説明がつかないくらい素晴らしかった!.

ちょっと思った事だとかを
ライヴ観ながらメモったんです携帯に。

走り書きのようなメモをそのまま知らない人に見せるのは些か恥ずかしいのですが、
後で見返すとそこにはこんなふうに書いてありました。

生物感
かたちのないもの
レベルの高い遊び
散文詩のよう
才能が爆発してる
世界レベル
全ての音が空気に自由に開放されて気持ちいいし楽しい
音感もリズム感も尋常じゃない
おそらく彼女には演奏している以外にもありとあらゆる音が聴こえている

本来ならこういう断片的に書き留めた感覚を元にゆっくりとイメージを膨らませながら何か書いたりするのですが、ライヴの余韻がまだ残るうちに直ぐ伝えたいモードのまま原稿書いちゃいます。

要するに何を思ったのかというと、
中村佳穂さん及びバンド全員のプレイアビリティは本当に高くて、この雰囲気はリリースされている音源を聴くだけでは伝わりきらない部分でもあって、ライヴが毎回毎回違う生き物のような顔になるので、なんか中村佳穂さんのライヴって“なまもの感”“いきもの感”が非常に強いなぁと。

特に決まったカタチのない想像力の宇宙から、ポンと取り出されたかのような音の玉子。
フリーキーにみえても実は巧妙に練り上げられた音楽スタイル、とんでもなくレベルの高い遊びを見せてもらえる喜び。

ありとあらゆるゆらぎの森の中、散文詩のように言葉を置いていく中村佳穂。
彼女は天才、今まさに才能が爆発している瞬間に立ち会っているという実感。
個人的には矢野顕子や宇多田ヒカルに並ぶ新しい世界レベルの才能だと思う。
(因みに、その人そのものが音楽だと自分が感じたのはこれまでにポール・マッカートニー、矢野顕子、七尾旅人、KOKIA、中村佳穂の5人だけ)

この日はソールドアウト公演。全ての音が空気に自由に開放されて気持ちいいし楽しい。
途中、中村佳穂がパーカッションを叩き始めるが、音感もリズム感も尋常じゃない。
そして、おそらく彼女には演奏している以外にもありとあらゆる音が聴こえている。

と、かなりざっくりしてますが、
全体的にはこんな感じの事を書き留めてこのブログで伝えたかったんです。
なんとなくわかって頂けたのであれば幸いです。

最後にいくつかYouTubeを貼っておきます。
是非、才能の片鱗に触れてみてください。

<中村佳穂 – きっとね! (Official Music Video)>

<中村佳穂 – BAND FUJIROCK Festival’16>

<中村佳穂 – SING US 忘れっぽい天使 / そのいのち (live ver)>

[素敵な未来予想]
・中村佳穂は新しい時代のソングライターの在り方の指標になります
・中村佳穂のアルバム『AINOU』などの作品は後世に語り継がれ、
 日本の音楽史に刻まれる名作として時間が経つほどに評価を上げていきます

本当に、マジでこうなるはず。
ね、皆さんそう思いませんか?

PROFILE

中村 佳穂

「手は生き物、声は祈り。」
1992年生まれ、京都出身のミュージシャン。20歳から本格的に音楽活動をスタートし、音楽その物の様な存在がウワサを呼ぶ。
ソロ、デュオ、バンド、様々な形態で、その音楽性を拡張させ続けている。
ひとつとして同じ演奏はない。見るたびに新しい発見があるその姿は、今後も国内外問わず、共鳴の輪を広げていく。
2018年11月アルバム『AINOU』、2019年7・8・9月に配信シングルを発表。

<Official Website> https://nakamurakaho.com/
<YouTube> https://www.youtube.com/channel/UCFz7VUruISQZK873k1izVtQ
<Twitter> https://twitter.com/KIKI_526

▼2019年リリース作品
7/3 配信 「LINDY」 https://nakamurakaho.lnk.to/lindy
8/7 配信 「q」 https://nakamurakaho.lnk.to/q_single
9/4 配信 「Rukakan Town」 https://nakamurakaho.lnk.to/rukakantown

PROFILE

☆アー写

DAILY HOWL

ただのジョン・レノン好き

<Twitter> https://twitter.com/howl_daily

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