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音楽プロデューサー・RAM RIDERの【朝までに送ります Vol.5】
ブロックチェーンは夢の技術?先端技術と音楽の意外な関係について(後編)

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音楽プロデューサー・RAM RIDERの【朝までに送ります Vol.5】<br>ブロックチェーンは夢の技術?先端技術と音楽の意外な関係について(後編)

 

さて、前回はブロックチェーンについて、僕の理解している範囲で説明したものの、「ブロックチェーンは音楽に密接に関わる話だ」と断言しておきながら結局ビットコインを例えに出したままで文字数オーバーとなってしまいました。

詳しくは前回分を読んでいただければと思いますが、ブロックチェーンの特徴として

・複数の参加者が作り上げる分散型の記録情報
・取引の全てが記録されている台帳のようなもの
・改ざんに強い

というようなことを挙げました。

つまりビットコインを始めとする仮想通貨市場というのは、そのブロックに「誰が誰にいくら送金したか」という情報を乗せ、それらを法定通貨(実際の各国の“リアル通貨”)を巻き込んで取引することでその価値が上がったり、下がったりしているわけです。

そしてこの「送金」情報を別のものに置き換えて考えることで、さまざまな分野で活用できる可能性が生まれる、と。

やっと本題の音楽の話に近づいてきましたよ。

今音楽業界でブロックチェーン技術と結びつくことで注目されているのは「著作権管理」です。
例えば自身の曲を登録することにより、その曲が「どこで誰に何回聴かれたか」という情報がブロックチェーンに蓄積され、同時に仮想通貨なり法定通貨(円など)で支払われる、というような仕組み。ライブハウスにShazamのような流れている音楽を自動判別してカウントするシステムを設置できれば(極端な話、iPhone一台でもできそうな気がします)、面倒な手続きや徴収された使用料が未配分のままどこかに埋もれる、ということもありません。音声認識による歌詞の解析と合わせればアレンジが違ったり演奏が多少下手でもかなり正確に楽曲管理ができるのではないでしょうか。

あるいは曲が完成した際に音源自体は非公開のまま登録のみすることによって、盗作などの問題が出た時にどちらが先に楽曲をつくっていたかを照会できる仕組みはどうでしょう。もっと突っ込めば作曲家、編曲家等の共同作業の過程を記録することによって「その曲の部分的な良さがどのクリエイターの作業によって生み出されたものか」をあとから知ることにも使えるかもしれません。そしてこれらはイラストやデザイン等の知財管理にもそのまま転用できます。

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