「目標動員300人って、今の私たちにとっては悔しい数字。その動員を達成できなかったら、本当にこの先が見えなくなってしまう。だから700人以上いたライブ会場に足を運んでいたd-girlsのファンという亡霊を、眠った箱から掘り起こす」。

「目標動員300人って、今の私たちにとっては悔しい数字。その動員を達成できなかったら、本当にこの先が見えなくなってしまう。だから700人以上いたライブ会場に足を運んでいたd-girlsのファンという亡霊を、眠った箱から掘り起こす」。10月18日、d-girlsが動員目標300人をかけ、Spotify O-EASTで単独公演を行う。

10月18日(火)、d-girlsはSpotify O-EASTを舞台に単独公演「d-girls単独公演2022〜いまここがスタートライン〜」を行う。d-girlsがO-EASTでワンマン公演を行うのは、これで３回目になる。
過去には、700人を越す動員を記録するまで成長し続けていたが、2018年に行ったマイナビBLITZ赤坂での単独公演を頂点に、グループの迷走へ合わせるように動員も下がりだしていった。その後も、改めて道を舗装し直すように、O-WEST、恵比寿LIQUIDROOMとふたたび会場の規模を上げながら新たな物語を描き出してゆく…はずだった。

だが、世界中を襲ったコロナパニックによって、d-girlsも活動を停滞せざるを得なかった。その間も、白金高輪 SELENE b2を舞台に2年連続で単独公演も行ってきた。コロナ禍によってグループからファンたちが離れだすのとは裏腹に、５人はより結束を固め、これまで以上に質の高いグループとして成長し続けてきた。メンバーたちの中には、確かな自信があった。「今のd-girlsを見てもらえれば、絶対にファンになってくれる人たちが増える」「離れていった人たちが、ふたたび戻ってくる」と。

その意志を、改めて数字という結果も揃えて示そうと、d-girlsは「d-girls単独公演2022〜いまここがスタートライン〜」とタイトルを付け、5年ぶりにSpotify O-EASTでの単独公演に挑むことを決めた。目標動員は、300人。かつてのd-girlsの勢いを知る人たちにはとても少ない数字だ。でも今のd-girlsは、改めて小さな積み重ねを一つずつ行うことに決めた。今回、300人の動員を達成したら、Zepp Hallで単独公演を行うチャンスを手に出来る。その約束を、5人はファンたちと交わしてきた。

メンバーたちは冗談まじりに、「700人以上いたライブ会場に足を運んでいたd-girlsのファンという亡霊を、眠った箱から掘り起こす」と語っていた。今の自分たちが、あの頃以上に輝きを放っているのを自覚しているからこそ、改めて今の姿を。そして、まだd-girlsのライブに触れたことのない人たちにも知ってもらいたくて、彼女たちはそう発言していた。でも，あれはメンバーの本音だと思う。以前以上の魅力を今のd-girlsが発揮しているからこそ、一度でもd-girlsに興味を持った人たちに今の姿を見てもらいたい。その気持ちから出た本心だ。

10月18日の「d-girls単独公演2022〜いまここがスタートライン〜」では、３曲の新曲発表と、その曲たちのCDリリースを当日より行う。その新曲たちに合わせた新衣装姿で登場することも発表になっている。さらにゲストとして、激しい運動が出来なくなり卒業した喜屋武里奈がゲスト出演。一部楽曲にはなるが、6人のd-girlsとしてのライブも披露してくれる。

最後に、Spotify O-EAST公演に向けたメンバーたちの言葉を記そうか。

百瀬めい　
今回のSpotify O-EASTで私たちが掲げているのが、「目標動員300人」。その300人を越えれば、プロデューサーがZepp Hallを押さえるために動くと明言してくれたのもあって、メンバー全員が明確に「Zepp Hallに立ちたいし、その挑戦をしたい」気持ちになりました。嬉しいのが、ファンの方々も「Zepp Hallに単独公演で立つd-girlsの姿を観たいから、まずは絶対にSpotify O-EAST公演を成功させる」気持ちを胸に、いろいろと動員をかけるために動いてくれていることなんです。その気持ちを感じたら、ますます頑張らなきゃとなるじゃないですか。

ただ、過去には、単独公演を行えば600人以上は集めていた時期があったのに、300人が目標動員という今の数字は正直悔しいです。その数字を達成できないとなれば、今後のことにも影響を及ぼしそうだし…。もちろん、結果がどうであろうと、一度掲げた目標を覆すことはないけど。

瀬戸千花　
目標動員300人って、今の私たちにとっては悔しい数字。その動員を達成できなかったら、本当にこの先が見えなくなってしまう。たとえ目標とする数字は低くとも、今のd-girlsは絶対にZepp Hallを目指せる自信があるからこそ、あえてその数字から挑もうと決めたわけだし、「いまここがスタートライン」の言葉が示すように、ここからもう一度仕切り直して、d-girlsを改めてステップアップさせたい。結果がどうであろうと、その挑戦を止めることはないです。とにかく「無理」とか言ってる場合じゃない。絶対に進まなきゃいけないんです、今のd-girlsは。

今回のワンマン公演のサブタイトルへ、個人的に「やれんのか、瀬戸千花!!」と名付けました。理由は、足の怪我によって長く踊れない状態が続いていることから。これまでのd-girlsとしての活動経験の中、ここまでわたし自身が逆境に追い込まれたのは初めてのこと。でもその先には、誰よりも力強く歌い踊り「やっぱ瀬戸千花はすごいな」とみんなに再認識してもらえる。そんな日のための物語を、今描いている最中です。今は、日々の生活に支障をきたすというどん底を抜け出し、足の回復に合わせ、少しずつ上がりだしています。とにかく早く怪我を直し、完全復帰したい。Spotify O-EAST公演も、どういう形かはわかりませんが、舞台に立って歌いますから、その姿を観に来てください。

崎山サラ 　
わたしの場合、これまでのワンマン公演ってダンスを完璧に身体へ刷り込むなど、覚えることがたくさんあり、それが優先になっていましたけど。ようやく今回のワンマン公演では、最初から他のメンバーみんなと同じラインに立って新しいことへ挑戦できます。わたし自身、正規メンバーとしては初めてになるワンマン公演。なので、絶対にSpotify O-EAST公演を成功させ、Zepp Hallへの道を切り開きたいと思っています。Spotify O-EAST公演はめちゃめちゃ楽しみだからこそ頑張ります。

杉本よしみ 　
今のd-girlsの5人は、何もかもわかりあえている、本当にストレスフリーでいれる関係です。余計な不安なく、純粋に公演へ向かっている。だからこそ、わたし自身この公演をとにかく楽しもうと思ってる。もちろん、300人動員達成を目指すことでの不安がないといったら嘘になりますけど。この5人でZepp Hallに立ちたい思いがとても強くあるからこそ、絶対に目標を達成させたい気持ちは強いです。新規の方は、もちろん。中には、久しぶりにd-girlsの単独公演に足を運ぼうと思っている方だっていると思います。久しぶりにd-girlsのライブを観る方にも「今のd-girlsのライブが一番だな」と思ってもらえるパフォーマンスを、この日はしっかりと見せますから。

斉東由奈 　
d-girlsとしては3回目のO-EAST。また戻ってこれたのが心から嬉しいです。もう昨今の状況的にこのステージに立てないかもなーって思っていたので。今回のステージは、今までのd-girlsと少し趣の違うところが見れると思います。早く皆さんに見せたいー！今ここからがスタートライン。まだまだこの先を夢見て私たちは頑張っていきたいです。この度、300人動員達成すると、次回Zeppに挑戦させていただくことが出来ます。夢のままで終わらせたくない、皆さんと一緒にZeppに行きたいと思っています。動員チャレンジもあるけど、何より今回はアルバム企画を通してのシングル発売も同時にあるので、応援してくれてる方たちには純粋に、アルバム企画の集大成を見てほしい！まとめると、絶対楽しいので来てください！よろしくお願いします。