愛沢絢夏、地元福島県は郡山に描いた、これぞライブ!という風景!!

Share on facebook
Share on twitter
Share on google
Share on email
Share on facebook
Share
Share on twitter
Tweet
Share on google
Share
Share on email
Email

愛沢絢夏が行ない続けている「愛沢絢夏 入場無料60minワンマンツアー『OVER LIMIT 2021 東北招致』」。7月4日(日)、愛沢絢夏の生まれ故郷の福島県にあるライブハウス郡山PEAK ACTIONを舞台に、同ツアーのセミファイナル公演が行なわれた。地元でのライブという理由に関係なく、いつも通りに気合の籠もったライブを愛沢絢夏は見せてくれた。この日の模様を、ここに紹介したい。

   この日のために、地元福島県内はもちろん、東北各地や関東圏から、愛沢絢夏の地元でのライブ姿を瞼に焼き付けようと多くの人たちが会場に足を運んでいた。

   SEが流れるのに合わせ、フロア中から起きた熱い手拍子。演奏が激しく唸りを上げるのと同時に、ライブは、熱狂したい仲間たちを熱く迎え入れるように「HELLO」から幕を開けた。愛沢絢夏は、気持ちのアクセルペダルを最初から思いきり踏み込み、観客たちへ挑みかかる。馴れ合いのライブなど彼女は求めちゃいない。愛沢絢夏は拳を振り上げ、「HELLO HELLO HELLO」と凛々しい表情で歌いながら、観客たちを熱狂という宴の中へ巻き込んでゆく。その想いへ、満員の観客たちも拳を振り上げ、身体を大きく揺らしながら応えていた。
  早くもフロア中に熱が生まれだしている。その熱と勢いをもっともっと高ぶらせるように、愛沢絢夏は「go for it」を突きつけた。ときに優しい声も響かせながら、彼女は熱く声を張り上げ歌っていた。でも、ここに仲間たちと集った楽しさを隠すことが出来なかったのだろう。挑む表情の中にも笑みが零れていた。フロアでも、沸き立つ気持ちを高く掲げた拳に変え、大勢の人たちが舞台上に想いをぶつけてゆく。誰もが心の中で「Oi!」「Oi!」と叫びながら、愛沢絢夏と同じようにみずからの心を輝かせるために拳の翼を羽ばたかせ、熱狂という大空へ飛び立とうとしていた。

   「OVER LIMMIT TOURもセミファイナルになりました。このツアーは、みんなに「支えてくれてありがとう」という気持ちを込め、無料でみんなに楽しんでもらいたいな、無料をきっかけに愛沢絢夏を知ってほしいと思って始めました。今日もしっかり、ステージとフロアの絆が深まっていると思います」

  「福島、思いきり本気を見せてくれ!」。愛沢絢夏の叫び声を受けて飛び出したのが、最新シングル「REAL」に収録した「Stay alive」だ。身体をつんざく荒々しいギターの音が響き渡るのを合図に、楽曲が唸りを上げて駆けだした。愛沢絢夏はマイクスタンドに設置したマイクをギュッと強く握りしめ、「叫べ!」「壊せ!」と声を荒らげていた。「解き放て!」「壊せ!」と叫ぶ声が胸を熱く掻きむしる。その想いに触発され、フロア中の人たちも拳を高く突き上げ、心の中で荒ぶる声を上げ続けていた。
  愛沢絢夏が舞台上で駆けだすのに合わせ、フロア中の人たちも「Be Crazy」の演奏に乗せ、その場で大きく駆け足をし始めた。愛沢絢夏のライブでつねに興奮した熱狂を作り上げる「Be Crazy」だ。モニターの上に乗り、愛沢絢夏は今にもフロアへ落ちそうな姿で、沸き立つ気持ちのままに「Crazy For Crazy」と高らかに歌い叫び続けていた。誰もが理性という言葉を消し去り、大きく手を振り上げ、その場で思いきり跳ね続けてゆく。そう、今はCrazyになってしまえばいい。むしろ、この場にいて冷静になどいれるわけがない。終盤には、お馴染み、みんなでスクワットしてゆく場面も登場。その激しい楽しさこそが、愛沢絢夏のライブだ。

  ふたたび愛沢絢夏は語りだした。「2021年のわたしにとって、「OVER LIMIT」がターニングポイントになるくらい大きな曲になりました。「OVER LIMIT」TOURを通して、みんなに「諦めないで」という想いをいっぱい伝えてきたと思います。コロナでいろんなことを諦めなければならなかった人。それを乗り越えてきた人、今も苦しんでいる人もいると思います。大人になると、嫌なことばかりを考えてしまいます。でも小さい頃は、何も考えずに、いろんな夢を純粋に持っていたはずなんだよね。小さいときは何にでもなれると思ってた。大人になった私たちは、なんでいつの間に夢を夢として区切りをつけるようになってしまったのか。身体は大人になっても、気持ちだけは子供のまま純粋でいてほしいなと思ってこの曲を作りました」

  その言葉に続いて愛沢絢夏が届けたが、最新ナンバーの「believe」。ヘヴィな演奏に乗せたミットメロウな楽曲の上で、一人一人に伝え、届けたい想いを、愛沢絢夏は言葉を噛みしめるように歌っていた。いや、彼女自身が、みずからの心に「お前はどうなんだ?」と問いかけながら、改めて「信じ続け振る強さを」と歌っていた。想いを、願いを込めながら歌う愛沢絢夏の姿を、誰もがその場にじっと立ち尽くし、熱い眼差しを向けながら見つめている。この場にいる人たちも、愛沢絢夏の「信じ続ける強さは」という言葉を噛みしめながら、心に灯った想いの灯火(ともしび)を少しずつ胸の内で脹らませていた。
  胸にジンワリ染み渡る「believe」で生まれた空気へふたたび熱を注ぎ込むよう、愛沢絢夏は心晴れやかに「HARUKAZE」を歌いだした。とても晴れた気持ちへ導く楽曲だ。フロア中の人たちも、手にしたタオルを大きく回し、爽快な、いや、豪快な歌の風を全身に浴びながらはしゃぎ続けていた。モニターに足を乗せた愛沢絢夏が、観客たちが、大きくタオルを回しながら、この空間にひと足早く夏の熱風を送り込んでいた。
  その勢いをさらにシフトアップするように愛沢絢夏が歌ったのが、「優しい人よ」。「この声が枯れるまで、この夜が明けるまで どうか今は 今だけは ただ君に届けたい」と、愛沢絢夏は、愛しい仲間たちへ全力で熱い想いを届けていた。いや、沸き立つ熱情をぶつけないことには、最高の仲間たちと一緒に作り上げたこのエナジーをハリケーンのように大きく脹らませないことには気持ちが治まらない。たとえこの声が枯れようと、この想いがしっかりと胸の奥まで届くようにと、愛沢絢夏は熱唱していた。拳を振り上げ続ける観客たち。互いにこの想いをぶつけずにいれない。その興奮が、自然と胸の奥から熱い嬉し涙を呼び起こしていた。これなんだよ、愛沢絢夏のライブに集いたい理由は。本気で自分を熱くし、本気で嬉し涙を流せる素直な一人の人間に、優しい人が僕らを変えてくれるんだもの。

  「まだまだいこうぜ!!」、フロア中から突き上がる無数の拳。観客たちを煽る愛沢絢夏の声のボルテージが一気に跳ね上がる。爆走した最高のパンキッシュなロックナンバーに乗せ、一緒にこう叫びたい、「もしも今日世界が終わるとしても やり残したことが一つもないように 胸を張って生きていけるように」と。「もしも今日世界が終わるとしても」の演奏を誰もが身体中に浴びながら、後悔など微塵も残すまいという勢いで右手を熱く突き上げ続けていた。愛沢絢夏と一緒に大きく手を振りながら、最高の笑顔を浮かべ、魂を、エナジーを思いきり燃焼していった。この場に集まった以上、本気で想いを解き放ち、燃焼しきってこそ胸を張ってライブを楽しんだと言える。全力で突き上がる拳と愛沢絢夏の絶叫した「Oi! Oi!」」の声が、それを物語っていた。
  歪みを上げた荒ぶるギターの音が身体を貫いた。今回のアクションを生み出す大きなきっかけになった。いや、愛沢絢夏がふたたび舞台に戻って、仲間たちと生きてくことを分かち合うために作った「OVER LIMIT」の登場だ。これからもいろんな苦難が道の上をふさぐ事もあるだろう。それでも一緒に前を向いていこうぜ、何時だって愛沢がお前らの側に寄り添ってやるからさ。その代わり、お前らも寄り添ってくれよと想いを投げ掛け、交わしあうように、愛沢絢夏は「OVER LIMIT」を歌っていた。舞台上やフロア中から突き上がる拳は、熱く想いを交わしあった約束の証。 誰もが興奮しきったまま、今にも気持ちが壊れんばかりの勢いでフロアに熱狂を巻き起こしていった。

   興奮が治まらない。それは,CRAZE(愛沢ファン)だけではなく、愛沢絢夏やTEAM AIZAWAの仲間たちも一緒。もっともっと魂を燃やし尽くそうと、互いに熱を喰らい尽くすように、アンコールのステージへ。
   「汗と汗が混じり合うような距離感のライブが、やっぱ愛沢は好きなんだよね」と語ったあとに、愛沢絢夏とAKARAがAKARAZAWAとして仙台と郡山で定期公演を行なうことを発表。福島出身の愛沢絢夏と、2016年から震災復興支援で毎月福島を訪れていたAKARAが、東北の音楽シーンを盛り上げていきたいと意気投合し2021年10月より開催が決まった。前に愛沢絢夏が一つの夢として語ってくれた「自分が成長して福島で大きなフェスを開催する」まだまだ、大きなフェスには届かないがこれは愛沢絢夏の夢への第一歩なのかもしれない。

  最後の最後に、ふたたび愛沢絢夏は「Be Crazy」を演奏。身体中から汗を振り絞ってこそライブ。愛沢絢夏が、TEAM AIZAWAのメンバーたちが、ここに集ったCRAZEが、サウナ以上に心地好い汗を振り絞るように騒いでいた。気持ちをすべて解き放ってこそ、ここへ集った意味がある。そう告げるように愛沢絢夏は「Be Crazy」を思いきり楽しんで歌っていた。誰もが高く拳を突きあげ、その場で大きく跳ねながら、このひとときを思いきり楽しんでいた。これがライブ。ライブハウスという互いの肌と心の熱を目の前で感じられる場に生まれる生きたライブ。それを愛沢絢夏が、この日もしっかりと示してくれた。あーほんとマジ無理。頭悪いから、心の声を堀り絞らずにいれないよ。

PHOTO: 村長(https://twitter.com/son_tkhs)
TEXT:長澤智典(https://twitter.com/nagasawatomonor

愛沢絢夏「OVER LIMIT」

愛沢絢夏twitter https://twitter.com/ayaka_aizawa
official twitter https://twitter.com/aa_official1
ホームページ https://a-ayaka.com

愛沢絢夏公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCZHM54-895Jw4sYQtgwNZ5A
愛沢絢夏 web store https://aizawa-ayaka.stores.jp/

セットリスト
「HELLO」
「go for it」
MC
「Stay alive」
「Be Crazy」
MC
「believe」
「HARUKAZE」
「優しい人よ」
「もしも今日世界が終わるとしても」
「OVER LIMIT」
-ENCORE-
「Be Crazy」

×

ワールドコア株式会社

〒150‐0001 東京都渋谷区神宮前 2-33-8

原宿ビューパレー #1001

TEL:03-6447-1567 / FAX:03-6721-1854

WEB:https://worldcore.jp

©WORLDCORE. All Rights Reserved.