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産休中の宇沙木ゆきも特別出演。これからも絶対に手を離さずに歩み続けようと約束を交わした、Venus Parfaitの3周年公演をレポート。

新メンバーとして元AKB48(3期生)の仲谷明香が加入し、ライブ活動を始めたのが2月のこと。現在、Venus Parfaitは、河合風花と宇沙木ゆきが”産休”に入っている。そこで体制強化も兼ねてVenus Parfaitは新たに日向百華・三辻花音・青宮灯里を迎え入れ、5月より新体制として活動を始めた。現在は、辺見レナ・初原千絵・仲谷明香・日向百華・三辻花音・青宮灯里の6人体制で活動している(河合風花と宇沙木ゆきは、出産後の状況を見据えて復帰)。
新体制となってから約1カ月半。現体制では初となる、結成3周年を祝うVenus Parfaitの2ndワンマンライブ「新たな魅力を教えてあ・げ・る♡」を、7月4日に池袋 WHITE BASEで行った。チケットは、完売。当日の公演の模様をお伝えしよう。
ライブの幕開けを飾ったのが、「君ともう一度夢の続きを見よう」と歌った『Dream Again』だ。一度は引退しながら、ふたたびアイドルとして歩み始めた彼女たちの心の声を歌にした楽曲の登場に、場内から熱い声が飛び交った。歌詞に綴られた言葉のように、メンバーも、ここに集まったファンたちも、大好きな仲間たちと一緒に夢の続きを描きたくて、Venus Parfaitの下に集まっている。夢の続きを描くことは、大きな会場を目指すことだけではない。自分や推しが輝ける場所を守り続けること。この日も、お互いにとって”活力の場”であるライブという空間で一緒に輝きたくて、メンバーも観客たちも心を解き放ち、思いを交わしながら熱くなっていた。
ママも多いメンバーから成るVenus Parfait。『変身!ママレンジャー』を歌ったのが、辺見レナ・初原千絵のママと独身の仲谷明香・三辻花音の4人。忙しいママの日常を描いたとてもハートフルな楽曲を、ときにあくびしながら背伸びをするなど日頃の姿もパフォーマンスに組み入れながら、ママであってもそうでなくても、毎日頑張っている人たちに向け、彼女たちはママレンジャーという身近な人のために戦う戦士になり、この場に集まった人たちに元気というパワーを降り注いでいった。眩しい笑顔で歌う彼女たちを見ていると、自然に笑顔がチャージされていく。
先と同じメンバーで歌ったのが、タオル曲の『アラフォーHAPPY WEDDING』。BPMの速いダンスビートに乗せ、4人は身体を揺らしながら歌い踊っていた。メンバーと観客たちによるシンガロングや、「おめでとう」と声をかけあう場面、サビで一緒に「最高」と声を重ね合うなど、互いに声をかけあう場面がこの曲には多いのも特徴だ。体力消耗度の高い楽曲だが、30代の4人は、気持ちも体力も20代に戻ったようにはしゃいでいた。

次に用意したアコースティックコーナーでは、プロデューサーでありACMAのメンバーの石谷光と、同じくACMAのKENJIがアコギを演奏。さらに、現在妊娠8カ月で産休中の宇沙木ゆきが、「アコースティックでなら歌えるから」と、ゲストとして参加した。
新メンバーの日向百華・三辻花音・青宮灯里と、宇沙木ゆきの編成で届けたのが、3人がVenus Parfaitのオーディション時、最初に覚えた『罪ですか?(アコースティックVer.)』。4人は秘めた情熱を零すようなアコギの音色に乗せて、危険な恋心に溺れてゆく様を、生々しい歌声で伝えてきた。なんて儚くて物悲しい、痛い罪な恋心に染まった切ない歌だろう。その声は、まるで後悔に身を滅ぼすようにも聴こえていた。
次は、辺見レナ・初原千絵・仲谷明香・宇沙木ゆきの4人で『変身!ママレンジャー(アコースティックVer.)』を届けてくれた。先ほどとは違い、守りたい大切な人を慈しむように、4人は温かい歌声や美しいハーモニーを響かせていた。バラードスタイルにアレンジして届けたことで、歌に母性を強く感じさせれば、その声で、この場にいる人たちを優しく抱きしめていった。

「全力を出し切れー!!」の言葉を合図に、メンバーたちは晴れた明るい歌声で美しいハーモニーを描きながら『BATTERY CHARGE』を歌いだした。軽やかに弾むダンスナンバーに乗せ、メンバーたちが熱狂をチャージしながらどんどんパワーアップしていく。その姿に向けて観客たちが大きく手を振り、ときに歌声をかけあい、彼女たちから愛情と熱狂というエナジーをチャージしては、その熱を身体中から解き放っていた。「Hey!!」「Hey!!」と拳を振り上げ、声をかけあうたびに、気持ちが熱く燃え立つ。そこへ…。
大人の色気をたっぷりとチャージした6人が次に届けたのが、『Private Lesson~おしえてあげる~』。ファンキーに跳ねた楽曲に乗せて、メンバーが腰を大胆に振りながら妖しく迫りだす。妖艶な彼女たちに「気持ちいいことを相手にもしてあげなさい」とせまられて、気持ちが高ぶり続ける。妖しく大胆に「Baby 教えてあげる」と迫られるたびに、心臓がバクバクしていた。
まさにこれは嬉しい罪だ。メロメロになった観客たちをさらに妖しく挑発するように、6人は『罪ですか?』に乗せて大胆に迫ってきた。いけない、危険な恋に身を落とす心情を、酸いも甘いも知り尽くした??大人の女性たちが「好きになっちゃいけない人を好きになったことは罪なんですか?」と、みずからを戒めるように。でも、欲望に嘘はつけないからと、積極的に攻めるように歌いパフォーマンスをしていた。こんなに熱狂できるのなら、どんな背徳の恋だろうと身を落としてしまいたい。
次に届けたのが、この日が初披露になる新曲の『ミルフィーユ』。彼女たちは「ここへ至るまでの大切な時間を1枚1枚重ねて今があること」を自分たちでも確かめるように、宇沙木ゆきも加えた7人編成でこの曲を歌ってくれた。美しく温かなバラードに乗せ、一人ひとりが、ここに至るまでの道のりを記した歌詞を、歌声をリレーし、ときに美しいハーモニーを描きながら、一つひとつの言葉に深い思いを込め、その思いを紡ぐように歌っていた。互いの表情も見つめながら、心の色を塗り重ねるようにバラードを歌う、その声と姿をずっと見つめていたかった。

Venus Parfaitが最後に歌ったのが、アッパーなダンスビートと燃え立つ気持ちをシンクロした『TABOO TABOO』だ。彼女たちに向けて、フロアから飛び交うメンバーコール。明るい表情で、でも、セクシーかつ大胆に迫るメンバーたちに攻められ、場内の人たちも興奮した声を張り上げて、熱狂の宴をここに作りあげていった。メンバーと満員の観客たちのかけあう声の圧が凄まじい。でも、禁断を超えたその一体化したやりとりこそが、Venus Parfaitのライブの楽しさだ。

タブーを破り、新たな魅力を教えられた観客たちが、プライベートなレッスンをもっともっと受けたい。そう思うのは罪ですか?と問いかけるように、心にエナジーをチャージして場内で騒ぎだした。

アンコールの曲を披露する前にメンバーがこの日の思いを語りだした。ここには、結成時からのメンバーである辺見レナの言葉を代表で記したい。
「本日はVenus Parfaitの3周年、2回目のワンマンライブにお越しいただき本当にありがとうございました。わたしは一期生として約3年活動をしてきたんですけど。楽しかったこともたくさんありましたし、悲しいこともちょっとだけありました。どんなときもVenus Parfaitのファンの方、パルファンが応援してくれたからこそ、そして、メンバーが切磋琢磨して一緒に頑張ってきたから、ここまでこれたと思っています。わたしにとってVenus Parfaitは最後のアイドル人生だと思って活動をしています。なので、みなさん絶対に手を離さずに、これからも支えてください。みんなー、手ぇ離すなよ!!」

ここから4年目へ向けてふたたびスタートダッシュをしようと、最後にVenus Parfaitは、始まりの歌『Dream Again』をふたたび歌ってくれた。「君ともう一度この場所で輝きたくて~夢の続きを見よう」と歌う声が、ひと際まばゆく輝いていた。ここにいる誰もが、この熱狂の続きをいつまでも味わいたくてこの場に集まっている。今はまだ完全体ではないVenus Parfaitだからこそ、8人編成となったVenus Parfaitの姿をライブで楽しむことを目標に、これからも彼女たちと一緒に、自分たちだからこそ描ける景色を作り上げて、輝かせていきたい。

PHOTO:本間裕介
TEXT:長澤智典
セットリスト
SE
『Dream Again』
MC
『変身!ママレンジャー』(辺見レナ・初原千絵・仲谷明香・三辻花音)
『アラフォーHAPPY WEDDING』(辺見レナ・初原千絵・仲谷明香・三辻花音)
MC
『罪ですか?』(アコースティックVer.)(宇沙木ゆき・日向百華・三辻花音・青宮灯里)
MC
『変身!ママレンジャー』(アコースティックVer.)(辺見レナ・初原千絵・仲谷明香・宇沙木ゆき
MC
『BATTERY CHARGE』
『Private Lesson~おしえてあげる~』
『罪ですか?』
MC
『ミルフィーユ『(新曲)(辺見レナ・初原千絵・仲谷明香・日向百華・三辻花音・青宮灯里・宇沙木ゆき)
『TABOO TABOO』
-ENCORE-
『Dream Again』

SNS
https://x.com/venus_parfait







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