Blog
6月18日のEX THEATER ROPPONGIワンマン公演「約束の三年目〜今ここから描き出す物語〜」へ向けて…。SAY-LAパーソナルインタビュー、咲山しほ編。
3年前の6月、SAY-LAはワンマン公演の舞台上で、「3年後に日本武道館に立つことをみんなと約束します」と宣言。その言葉を現実にしようと精力的に活動を続けてきた。だが、3年間の日々の中、幾度と続いたメンバーの卒業や加入に伴う体制の変化。さらに、昨年以降に起きたコロナ禍による様々な制限により、当初の予定は大きく変更せざるを得なくなった。
あれから3年後となる6月18日(金)に、SAY-LAはEX THEATER ROPPONGIを舞台にワンマン公演「約束の三年目〜今ここから描き出す物語〜」を開催する。当初の予定とは異なるとはいえ、今もいろんな制約の多い活動環境の中、SAY-LAにとって一番大きな箱での単独公演への挑戦となるように、そこへ今のSAY-LAの勢いが示されている。
同公演に向け、メンバー7人が今の気持ちを語ってくれた。ここでは、咲山しほの言葉をお届けしたい。
「SAY-LAとして日本武道館に立ちたい」「SAY-LAとして成功したい」という気持ちが改めて強くなった三年間だったなと、わたしは思っています。
――SAY-LAが「三年後に日本武道館に立つことを約束します」と宣言をしたのが、2018年6月に渋谷クラブクアトロで行なった単独公演のときでした。しほさんは、その後にメンバーに加入しています。この宣言のことは知ってました?
咲山 もちろんです。わたしはSAY-LAへ加入する前にもアイドル活動を行なっていました。前グループを卒業したあとは、これからもアイドル活動を続けるのか、それともアイドル活動はこれで終わりにしようかと迷う気持ちがあったことから、その判断をする意味も含めて、いろんな事務所の方にお会いをしてお話を聞いていました。
じつは、SAY-LAが「日本武道館を目指す」と宣言をしたライブの日、わたしがお話を聞こうとお会いしていたのが、I-GETの代表でした。そのときに、「今日、SAY-LAのワンマン公演があるから、もし時間があるなら観ていけば」ということでライブを観たんですけど。そのときに「わたしも、SAY-LAのメンバーになって一緒に日本武道館を目指したい!!」と思い、それが決め手となり、今の事務所に入りました。
――SAY-LAなら、日本武道館という場に立つことも夢じゃないと。
咲山 前に活動していたグループのときも日本武道館公演を目指していたように、日本武道館という場所に立つのはけっして簡単なことじゃないのはわかっていました。ただ、初めてSAY-LAのライブを観ながら、その中にわたしがいる姿を想像したとき、「もしかしたら立てるかも」と思いました。今振り返ると、あの自信がどっから沸いてきたのかわからないんですけど(笑)。あのとき、そう思ったのは覚えています。
――昨年以降は、コロナ禍によりいろんな予定が変更になったという理由もありますが、現状、3年後に日本武道館に立つという目標には辿り着けていません。目標に辿り着けない現状に対するもどかしさを覚えることもあるのでしょうか?
咲山 コロナによって思うように活動できてない状況は今もありますけど、それを言い訳にはしたくないです。あの宣言をしてからの3年間の中でも、SAY-LAは、その時々の環境の中でやれることを精一杯やってきました。その結果として、約束した3年後に日本武道館という場所に立てていないことは正直悔しいですけど。3年間の過程の中で積み重ねてきたことに対しての後悔は、まったくないです。
――SAY-LAの持ち歌の中には、日本武道館公演を目指す気持ちを歌にした「三年後の約束」という楽曲がありますよね。
咲山 「三年後の約束」を聞くたびに改めて当時宣言した目標を思い出せるように、わたしは大好きな曲です。「三年後の約束」の中に「三年経って 約束の日に 笑顔で涙流せるように」という歌詞があるんですけど、わたし、そこの部分がとくに好きなんです。歌うたびに、その気持ちを胸に刻んできたように、いつかその夢を現実にしたい想いは、今もしっかりと持っています。
――日本武道館を目指すという大きな目標を持ち続けることは、SAY-LAを。しほさん自身を前へ突き動かす原動力にもなっているのでしょうか?
咲山 それは間違いなくあります。その気持ちをいつだってメンバー全員で共有しているからこそ、みんな同じ気持ちで前へ進めているように、そこが嬉しいことであり、大切だなと思っています。この3年間の中でも、メンバーの入れ代わりは何度もありましたけど。でも、日本武道館を目指すという気持ちは、どの時期のメンバーの中にも一貫してあったように、同じ気持ちを共有し続けていられることがSAY-LAの力にもなっているなと感じています。
――メンバーが卒業し、新たに加入するたび体制を組み直す必要性が出てくることから、どうしても前へ進む速度は鈍ってしまうじゃないですか。そのたびに焦る気持ちもありました?
咲山 たとえそれが前向きな想いを持っての卒業だとしても、メンバーが卒業すること自体、グループにとってマイナスなイメージを持たれてしまうじゃないですか。実際にメンバーの卒業に合わせ、SAY-LAから離れてしまうファンの人たちだっていれば、体制が変わるたびに「自分の知っているSAY-LAじゃない」と言われることは、今もあります。メンバーである私たちも、体制が変わることで落ち込む気持ちも正直生まれます。それでも、一緒に同じ夢を見てくれるメンバーが毎回加わってくれているし、今いるメンバーたちはみんな同じ気持ちを胸に頑張っているように、これまでのいろんな編成のSAY-LAもそのときのベストだと思ってやってきてたし、今のメンバーのSAY-LAもベストメンバーだと思ってわたしは活動をしています。
――SAY-LAが日本武道館を目指す宣言をしてから、3年の時が過ぎました。今、どんな気持ちでいるのかも教えてください。
咲山 SAY-LAのメンバーとして加入してから、ズッとライブ活動をしながら走り続けてきたわけですけど。昨年に起きたコロナ禍以降、改めていろんなことを考える時間が増えました。その中で、「自分の存在って、意味があるのかな?」と後ろ向きな考えへ陥ったこともあったけど。むしろ、「SAY-LAとして日本武道館に立ちたい」「SAY-LAとして成功したい」という気持ちが改めて強くなった3年間だったなと、わたしは思っています。今もまだ、ベストな状態でライブを行なえない環境ですけど。でも、コロナ禍という経験の中、YouTube配信やLINE LIVEなどの配信関係も含め、よりSAY-LAのことを発信できる手段を増やせたことも、わたしは前向きに受け止めています。
――SAY-LAは6月18日にEX THEATER ROPPONGIの舞台にワンマン公演という形で立つわけですが、この公演が決まったとき、どんな気持ちでした?
咲山 「EX THEATER ROPPONGIでワンマン公演をやるよ」と言われたときは、素直に嬉しかったです。わたしがSAY-LAのメンバーとしてお披露目になったのが、TSUTAYA O-EASTでのワンマン公演でした。今年1月にもTSUTAYA O-EASTでワンマン公演を行なったとはいえ、加入以降からのSAY-LAのワンマン公演は、どんどん会場のキャパを落とした形で行なうことばかりでした。だからこそ今回、SAY-LA史上一番大きい会場でワンマン公演を行なえるのが本当に嬉しいんです。ただ、会場の下見に行ったとき、「こんなに広い会場を、自分たちだけで埋められるのだろうか」と不安にかられ、一週間くらい情緒不安定にもなっていたんですけど。今は「絶対に埋める」という気持ちしかないし、今のSAY-LAのメンバーだったら、「ここを埋められるんじゃないか」と思っています。もし埋めきったときには自信を持ってより大きなステップを踏めるなと思ったら、すごくワクワクもしてきます。
――その先へ進むうえでも、EX THEATER ROPPONGIでしっかり結果を残したいと。
咲山 たとえ満員にはならなかったとしても、相応に結果を出せれば次の挑戦に進めるとは思いますけど。ちゃんと自信を持って進むためにも、今回のEX THEATER ROPPONGI公演は絶対に成功させたいです。ただ立つだけではなく、しっかり結果を出したいし、これからも出し続けたいと思っています。
――EX THEATER ROPPONGI公演の見どころも教えてください。
咲山 EX THEATER ROPPONGIは、SAY-LAらしい世界観を描くのに似合う広さを持った会場になります。この間も、メンバーとスタッフチームみんなで打ち合わせをしながら、ステージセットのことから、SAY-LAとして初の試みとなる挑戦をしていくことなど、いろいろと話をしました。具体的な内容は当日のお楽しみにはなりますが、前々からやりたかったことでありつつ、SAY-LA初の試みのため、今は毎日レッスンを重ねています。他にも、ワンマン公演だからこその演出も含め、より成長したSAY-LAの姿を見せられるワンマン公演になるはずだから、ぜひ注目してほしいです。
――LIVE DVD BOX「Stage Libraries」が発売になりました。こちらには、2019年から2021年1月に行われた5本のワンマンライブの模様を収録しています。こちらの見どころについてもひと言お願いします。
咲山 SAY-LAに加入してから初めてになるDVDが発売されるので、とっても嬉しいです!わたしは一足先に見せていただいたのですが、本当に素敵な作品になっていました。DVDBOXなので、その時代のSAY-LAを知れると思うし、その時代のSAY-LAの良さや、今までのSAY-LAの道のりを感じることができると思うし、一つ一つのワンマンライブに賭ける想いも感じられると思います。会場に来てくださった方はもちろん、来れなかったみなさんにもぜひ見てほしいです!
――最後に、改めてワンマン公演「約束の三年目〜今ここから描き出す物語〜」へ向けてのメッセージをお願いします。
咲山 6月18日のEX THEATER ROPPONGIでのワンマン公演は、SAY-LA史上最大規模でのライブ会場での公演になります。集客はもちろんですが、まずは内容でしっかり成功させたいと思っています。そのために今、新しい挑戦や演出ための準備をしているわけですからね。ぜひ、その姿を観てください。
――この日、会場に足を運ぶと、どんな嬉しいことが待っているのでしょうか?
咲山 SAY-LAのライブに来ると幸せになれるし、SAY-LAのメンバーに大好きになってもらえます。
――大勢の中の一人でも、なれます?
咲山 なれますよ!!ファンの方々にも言われれば、わたしのお友達もワンマン公演をよく観に来てくれるんですけど。来るたびに「SAY-LAのライブって世界観が素敵だし、幸せになれる」と毎回言ってくれます。だからまだ未体験の人は、それをぜひ感じに来てください。
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
レコチョク presents SAY-LA
EX THEATER ROPPONGI ワンマン 「約束の三年目 〜今ここから描き出す物語〜」
Supported by WIZY
【出演】 SAY-LA
【公演日】 2021年6月18日(金)
【会場名】 EX THEATER ROPPONGI
【時間】 開場 18:00/開演 19:00
【料金】 前売り SS席 全自由 \30,000-(税込/整理番号付/ドリンク代別/特典付)
S席 全自由 \10,000-(税込/整理番号付/ドリンク代別/特典付)
A席 全自由 \2,000-(税込/整理番号付/ドリンク代別)
C席(カメラ使用OK) 全自由 \15,000-
(税込 / 整理番号付 / ドリンク代別) C席は一般発売のみ
当日 未定
【主催】 NEXTROAD
【企画・制作】 I-GET
【協賛】レコチョク
【一般お問い合わせ先】 ネクストロード 03-5114-7444 (平日14:00~18:00)
【チケット】
https://eplus.jp/sayla/
【入場順】
イープラス(整理番号順)→当日券
詳細は、以下へ。
https://ameblo.jp/saylanews/entry-12669130422.html
SAY-LA LIVE DVD BOX 「Stage Libraries」
2021年6月12日発売
DVD 5枚収録
20,000円(税込)
IGETV-7
I-GET MUSIC
初回限定特別仕様
disc1 2021/1/4 渋谷O-EAST
disc2 2020/10/29 渋谷WWW
disc3 2020/1/2 渋谷O-EAST (Bonus Disc)
disc4 2019/8/10 渋谷STREAM HALL
disc5 2019/4/3 渋谷WWWX
「3000年に一度の正統派アイドル」SAY-LA、2019年から2021年年始に行われたワンマンライブ全5本の模様を収録した豪華版!
購入は、I-GET ONLINE SHOPにて。
https://iget.official.ec/
https://iget.official.ec/items/43192976
SAY-LA Web
http://www.say-la.jp/
SAY-LA twitter
https://twitter.com/SAY_LA_info
SAY-LA NEWS BLOG
https://ameblo.jp/saylanews
SAY-LA 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCuj7LzynR7CWTLG6KPSUEeg
咲山しほ twitter
https://twitter.com/sayama_shiho
FEATURED
- 現在はデジタルアーティストとして活動する元音楽プロデューサーの月光恵亮氏が無観客配信トークライブ
- 山崎まさよし、小沢健二などで知られるベーシスト・中村きたろー、プロアマ問わず楽曲のベース演奏を依頼出来る「WEB BASS FACTORY」をスタート
- 衝撃的!!アイドル初体験のメンバーばかりのLOVE IZ DOLL、お披露目ライブで、4ヶ月後にZepp Tokyoでワンマン公演を発表!!マジで?!
- タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.7】×藤澤慎介(THISTIME RECORDS)[前編] 無敵感と憧れから生まれたインディーレーベル
- 【Interview】糸奇はなが描く、負の感情へ温かく寄り添う12篇の物語。