【ライブレポート】阪本奨悟、東名阪ツアー終幕。 「みなさんにいただいたものを次に繋げます!」

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阪本奨悟が、9月29日(土)に東京・ラフォーレミュージアム原宿で「阪本奨悟 ワンマンツアー2018 SPROUT~綿毛の宴~」の追加公演を開催した。この日のチケットはソールドアウト。会場に集まったオーディエンスと、生中継が行われたM-ON! LIVEの視聴者がツアーの締め括りを見届けた。

7月25日に1stフルアルバム『FLUFFY HOPE』をリリースした阪本。この日は最新アルバムの収録曲はもちろんのこと、デビュー前の自主活動時代から彼が大切にしてきた最初期の楽曲も披露した。

ステージ後方に設置されたプロジェクターにオープニングムービーが映し出されたあと、アルバムの1曲目 を飾る「夏のビーナス」でライブがスタート。サポートバンドとともに鳴らす躍動的なサウンドが会場に響きわたった。続く「しょっぱい涙」を終えると、手拍子やジャンプをしながら盛り上がるオーディエンスの様子を見て「凄まじい景色じゃないですか、ありがとうございます!」と笑顔で一言。ライブ当日があいにくの雨だったこともあり「みなさんが帰る頃には晴れていることを願って」と爽やかな旋律を届けた「I Never Worry ~虹の向こうへ~」、シリアスでエッジーなギターのフレーズが印象的な「オセロ」、真っ赤な照明のなか激しくギターを掻き鳴らしエモーショナルに歌い上げる「カラカラな心」といったふうに次々と楽曲を披露していった。

音楽活動だけでなく、ミュージカルの出演など多彩な活動を行っている阪本。そんな彼だからこその表現力豊かでダイナミックなパフォーマンスに、序盤から会場は大盛り上がり。一回りも二回りも成長した彼が見せる新しい表情の数々に、新鮮な驚きを感じた人も多かったのではないだろうか。一方、MCでは丁寧ながらも飾り気のない語り口に。途中「話が変わりますけど、みなさん恋はしてますか?」と唐突に投げかけると、会場からちらほら手が挙がったのを受け、「次の曲はラブソングで、だからここにいる大多数には届かないかもしれないんですけど(笑)。」とオーディエンスを笑わせた。

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