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3月21日(水)に発売となる古川麦のニュー・アルバム『シースケープ』のアート・ワークが公開された。
本アート・ワークは、1964年から1992年まで約30年間、晶文社のすべての本の装丁を手がけてきた日本を代表するグラフィック・デザイナー・平野甲賀のタイポグラフィを使用した作品となっている。
さらに、元ピチカート・ファイヴのメンバーで現在は作詞・作曲家、アレンジャー、プロデューサー、DJなど多方面で活躍する小西康陽からコメントも公開された。
COMMENT(小西康陽)
古川麦さん。その名前をはじめて見たとき、きっとハンサムでかっこいい人なんだろうな、と想像した。けれども、はじめてお目にかかってほんのすこしお話しした古川さんは気さくで控え目で、とはいえやはり名前の通り何かがかっこいい人だった。
そんな彼の新作アルバムは、予想をはるかに超えてかっこいい音楽ばかりだった。かつて、かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう、と言う人がいたけれど、古川麦さんの音楽はその価値観を突き破ってしまった。
歌詞もメロディも、ギターも演奏も、何もかも曇りのない音楽なのに、聴いていて心に浮かぶ風景は、これから雨が降りそうな海辺の叙景だ。背筋を伸ばして、明るいグレイの空の向こうを見ている人。ポップ・ミュージックの未来はたぶん、彼と共にある。
RELEASE INFO
古川麦『シースケープ』
2018.03.21 (Wed) on sale
PRICE:¥2,500 +tax
FORMAT:CD
PRODUCT NUMBER:PCD-25250
TRACK LIST:
1. シースケープ
2. コメット
3. Coming of the Light
4. Summer Song
5. Here Lies the Sun (feat. MEEBEE a.k.a KAZUHIRO ABO)
6. Halo
7. Coo Coo (feat. 優河)
8. Frutas
9. Love現在地
PROFILE
古川麦(ふるかわ ばく)
1984年8月27日カリフォルニア生まれ。日本、オーストラリアで育つ。
シンガー、ギタリストとしてソロで活躍する他、ceroではトランペットとコーラスを担当し、多数のライブ・録音に参加。
表現(Hyogen)、Doppelzimmer、あだち麗三郎クワルテッットのメンバー。
日本国内にとどまらず、台湾など、海外でのライブも多数。
どのジャンルの枠にも収まらない唯一無二の凝った楽曲センス、確かな演奏技術、温かみのある歌声で、多くの人を魅了している。
2014年10月、初のソロアルバム“far/close”発売。2016年9月に7inch“Seven Colors”をカクバリズムよりリリース。
<Official Website> http://www.geocities.jp/bakufurukawa/index.html
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