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「わたし、みんなの笑顔が見たいから、うちらも笑顔になりたいからライブをやってるんやな」。熊野はる(燃えこれ学園)が生誕祭で語った言葉の意味と想いとは … 。
燃えこれ学園が毎月、有観客で行なっている「ライブ配信」。10月3日(火)、新宿KeyStudioで「熊野はる生誕祭」が行われた。この日のセットリストを決めたのが、主役の熊野はる。冒頭へ、ここからみんなと一緒に夢へ向かって進み続けようと歌う『Re-START』を持ってきたところに、「燃えこれ学園は、いつだって夢に向かって走り続ける」という強い意志を胸に、みずから10年間活動を続けてきた熊野はるらしさが見えてきた。とても元気で力強い歌声だ。10人の思いが一つになった歌声が、触れた人たちの心にも勇気を注ぎ込む。この日は、冒頭3曲に 新入生候補生の青山明日香も参加していたところも嬉しい見どころになっていた。
「まだまだ盛り上がっていくよ」と声を上げた高未悠加の声を合図に、『恋の魔法』へ。熊耳のカチューシャをつけた稲森のあ(他に、蒼音舞も付けていた)の歌声から始まった楽曲は、メンバーたちの歌声が重なるたびに、見ている人たちに”夢中になる”魔法をかけてゆく。そう、「好き」という魔法を。たとえ38歳のアイドル熊野はるだろうと、「好き」という気持ちに年齢は関係ない。だからこそ『すき!すき!好き!!』に乗せ、メンバーらと一緒に、この日の主役へ向けて勇気を出して「好き」と叫んでいたかった。
MCでは、高未悠加や稲森のあが、自己紹介をしているメンバーの後ろでコミカルな仕種を見せていた。新入生候補生の青山明日香が、生誕祭へ向けて頑張って『Re-START』の振りを覚えてくれたことに熊野はる自身が感謝の言葉を述べたところ、青山明日香が熊野はるへ向けて「(覚えるのは)ちょっと大変だったんですけど、はるさんの笑顔が見たくて頑張りました」と返答。その言葉を聞いて、熊野はるが涙込み上がる感動を覚えていた。
次のブロックは、『0(zero)』からスタート。凛々しい声で「もう一回 もう一回 夢に描いた世界まで」歌うメンバーたちの姿から、何度挫けようとも、けっしてあきらめることなく夢に向かって突き進む強い意志が見えてきた。その気持ちこそ、”燃えこれ学園イズム”であり、”熊野はるイズム”。この日のセットリストを通して熊野はるは、自身の、そして燃えこれ学園として未来へ進み続けるうえでの意志を、いろんな曲たちを通して示していた。それは、『Lost in Time』にも描かれている感情だ。燃えこれ学園が描く未来の地図。それが今は、2024年3月13日に控えたZepp Diver City公演の成功であり、大きな目標にしている武道館のステージに立つことだ。今の燃えこれ学園は、目の前に見える具体的な目標に向かって走り続けている。そこへ広報委員(ファン)と一緒に向かうという面でも、この日のライブに、良い意味で決起集会的な思いも感じていた。
メンバーらの美しい声を重ねながら歌ったのが、『星の記憶が降る夜に。』。歌詞に込めたメッセージを凛々しく伝えるのも燃えこれ学園らしい姿だが、美しいメロディーに澄み渡る歌声を折り重ね、心揺さぶる歌声の絵を描き出す様も、燃えこれ学園を語るうえで欠かせない魅力。それでも、パワフルな歌声を響かせる楽曲にも触れたくなる。『again』を耳にするたびに、中でも、気持ちを奮い立てるように歌う熊野はるの声へ刺激を得るたびに、胸が熱くなる。
1曲ごとに、次々と表情を変えてゆくこのブロック。ここでは思いきり青春の風をみずからの身に感じながら、タオルを手に『風と君と虹と僕』と歌っていた。サビを歌いながらメンバーらが手にしたタオルをくるくると振り回すたび、フロア中の人たちも手にしたタオルを一緒に振り回し、この空間に熱い風を巻き起こしていた。
MCでは、熊野はるのことをもっと深く知ろうと「はる先生クイズ」を実施。「はる先生が高校生のときに、ニュージーランドのことを違う名前で回答をしました。それは何か?」の問に対して、答えが「ネバーランド」。「世界史が苦手なはる先生。残した名言は?」の問いについての答えが、「ブラジルはヨーロッパ」。とても意味のわからない回答だが、そこが熊野はるらしさ??
白いウェディングドレス姿で舞台に登場。熊野はるの生誕コーナーは、「ここでKISSして」と歌いかける、バラードナンバーの『Give me a kiss』からスタート。一人の恋する乙女になった熊野はるが、言葉のひと言ひと言へ胸の内に抱いた思いを深く深く込めながら浪々と歌いあげた。
一転、『High jump!!』では、晴れた歌声を魅力に「空にHigh jump!! もっとHigh jump!!」と歌いながら広報委員たちの背中を力強く押せば、その場で高く飛び跳ねさせていた。いつもなら熊野はる自身も高く飛び跳ねるところだが、さすがにこのドレス姿でのジャンプは難しかったようで、気持ちの中でジャンプをしていた。落ちサビでは、メンバーらが舞台へ駆け出し、熊野はるにケチャしてゆく場面も登場。パーティークラッカーも発射するなど、みんなで熊野はるのパフォーマンスを盛り上げていた。
かぶっていたベールを取った熊野はるは、ここで手紙を読み出した。内容は、以下へ要約した形で伝えよう。
「8月から燃えこれ学園は新体制になりました。少しずつ今の環境に慣れてきたときに、メンバーそれぞれの気持ちがバラバラになってしまった 。そんな風にわたしは感じました。「頑張りたい」気持ちはみんな同じなのに、同じ方向が見れてない。わたし自身もどうしたらいいんだろうと、メンバーみんなと話をしてきたんですけど。メンバーみんなが考えていることは、本当にすごく素敵で、でも、ちょっとまわりが見えてなくて、みんな一人で頑張っているという感じでした。今思うと、一番一人で進んでいたのわたしだったと思います。
10年間、燃えこれ学園のメンバーとして進んできて、当たり前だったものが当たり前ではなくなって、誰にも頼ることをしなくなって、全部一人で「何とかしよう」と思っていました。そして、動けなくなってしまいました。そんなときに助けてくれたのは、やっぱりメンバーでした。隣にいてくれて、手を握ってくれて、「わたしに出来ることないですか?」って、メンバーみんながわたしを支えてくれました。
わたしはソロ曲の『High jump!!』で「背中を押すから」と歌いましたが、今のわたしは、メンバーから背中を押されて頑張ることが出来ています。大好きなメンバーと、広報委員のみんなと進んでいる燃えこれ学園は、やっぱり最高です。だからこそ、これからわたしは、後ろから燃えこれ学園を支えていくだけではなく、メンバーと横並びで、肩組んで。そして、全員を背中で引っ張っていけるような自分になれるように、さらに頑張っていきます」
次に披露したのが、12年前に生まれた『Ready go!』。燃えこれ学園が誕生する前に歌っていた楽曲を披露してくれたのも嬉しいこと。『Ready go!』は、熊野はるの魅力を生かした疾走するパワフルな楽曲。彼女自身が、気持ちをぶつけるように歌っていた。みずから先頭に立って場内中に熱気や熱狂を作りあけげる。その様こそ、熊野はるらしい姿だ。
その勢いを胸に、後半は、パワフルヴォイスを魅力にしている熊野はるの歌声の持ち味を存分に楽しめる『BRAVE』と『夢幻華』を、燃えこれ学園の仲間たちと気持ちを一つに歌唱。 ドレス姿ということで動きにくかったと思うのだが、そんなことも忘れてしまうくらい、舞台の上を動きまわり、ヘドバンをする熊野はるの姿がそこにはあった。
一メンバーたちが『ミラクる☆妄想がーる』を、思いきりかわいらしさを振りまきながら歌っていた。彼女たちには、女の子の恋する心模様を記した歌がとても似合う。『ミラクる☆妄想がーる』も、いくつになっても乙女な熊野はるにも似合う歌のユニフォームだ。
青山明日香が、ふたたび参加。この日の主役をお祝いしようと歌ったのが『お誕生日おめでとう』。途中には,メンバーたちが熊野はるにいろんなエールの言葉を贈る場面も登場。メンバーらと腕を組みあい、舞台の上ではしゃぐ姿。熊野はるに向けてメンバーたちがケチャする様など、信頼のおけるリーダーへ向けて、思いきり愛情をたっぷり詰め込んだ歌を届けていた。
「わたし、笑顔になるためにライブしてるんやな、みんなの笑顔が見たいから、うちらも笑顔になりたいからライブをやってるんやな」と語った熊野はるの言葉を受け、最後にみんなで『校歌』を斉唱。歌い終わり、メンバー一人一人が熊野はるに抱きつく場面からも、先生と生徒たちの強い信頼関係と絆が見えていた。次回のライブは、10月24日(火)初台DOORS「つうしんぼユニットSP(8.9月度)&ユニフォーム登場の巻」公演。こちらもお楽しみに。
PHOTO:平島理
TEXT:長澤智典
【定期公演(配信ライブあり)スケジュール】
10月24日(火)「つうしんぼユニットSP(8.9月度)&ユニフォーム登場の巻」
https://tiget.net/events/275604
11月7日(火)
11月28日(火)「仲川つむぎ生誕祭」
12月5日(火)「成田麻穂生誕祭」
2024年3月13日にZepp DiverCity(TOKYO)公演が決定!
その他のライブについてはこちらをご覧下さい。
10月
https://ameblo.jp/moecoregakuen/entry-12818693866.html
11月
https://ameblo.jp/moecoregakuen/entry-12824501463.html
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CD情報
New single「Peeeace!!!」1000円
*限定全員サイン入り、限定個人ジャケットあり!
『オルゴール』 1000円
「オルゴール」MV
『Re-START』 1000円
*2000人の方へ「Re-START」CDお届け企画達成!
「Re-START」MV
New!ソロSingle 1000円
「Happy♡Merry-go-round」(成田麻穂)
「Starry Sign」(佐々木千咲子)
「みらくる☆まじかる☆わんだーらんど」(高未悠加)
各種CDは、購買部よりお買い求め下さい。
https://movingexpress.syncsell.jp
TV/RADIO情報
・毎週火曜日 25:00〜放送中!
『燃えこれ学園成田麻穂のなりラジ』
放送局:FM那覇(78.0Mhz)
パーソナリティ:成田麻穂
※ラジオはアプリListenRadio等で、全国でもお聴きいただけます!
・毎月第3日曜日 20:00〜放送中!
『きらすま☆plus』
放送局:敦賀FM(77.9Mhz)
*はるトーク
パーソナリティ:熊野
*ちっさ、つむつむの懐メロ思い出がいっぱい
パーソナリティ:佐々木、仲川
※ラジオはアプリListenRadio等で、全国でもお聴きいただけます!!
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セットリスト
SE
『Re-START』
『恋の魔法』
『すき!すき!好き!!』
MC
『0(zero)』
『Lost in Time』
『星の記憶が降る夜に。』
『again』
『風と君と虹と僕』
MC
『Give me a kiss』
『High jump!!』
MC
『Ready go!』
SE
『BRAVE』
『夢幻華』
『ミラクる☆妄想がーる』
『お誕生日おめでとう』
MC
『校歌』
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