『セカイべフェス Vol.3 ~モテ肌チェンジで "トキメキ"! ~ supported by MAZARAN』第一部レポート

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 アイドル専門メディア「セカイべ」が展開する『セカイべプロモーション』。その第一弾のイベントとして、大手化粧品メーカーの銀座ステファニーが新商品として販売開始する『MAZARAN』を来場者全員に配布する対バンライブイベント『セカイべフェス Vol.3 ~モテ肌チェンジで “トキメキ”!~ supported by MAZARAN』を、6月11日(土)に、渋谷DAIAを舞台に1部/2部公演として行った。
第一部に参加したのが、リトルネコ・水花・AMOUR・れんてつ・めにぱら・大宮I☆DOLL。第二部には、わんもあ・SUMMER ROCKET・♮リアスクライブ・wqwq・Caress Van End・天使突抜ニ読ミが出演。参加グループの中から1グループが、MAZARANの期間アンバサダーに後日任命され、アンバサダー限定のトークショー開催なども予定しているので、こちらの発表も楽しみにしていただきたい。
ここでは、第一部のイベントの模様をお伝えしよう。

     
リトルネコ 

1曲ごとに心彩る物語を描きながら、観ている人たちの心を揺らし続けたリトルネコのライブ。

 イベントのトップを担ったのが、「物語から飛び出したアイドルユニットとして活動中のリトルネコ。愛らしい3人組のライブは、物語の第一話を成す『オリジナルneko!!』から。スタート。シャキシャキッとした2ビートなダンスナンバーがフロア中に流れだしたとたん、気持ちがわちゃわちゃはしゃぎだした。リトルネコは、楽曲を歌い始めた瞬間から、観ている人を、自分たちの描くポップでキュートなファンタジックワールドへグイグイ誘い込んでゆく。軽快に弾む楽曲に身も心も預けた3人は、物語を彩るキャストたちとなり、無邪気な笑顔を振りまき、観ている人たちを物語の中へグイクイ引き込んでいった。「歌え!!」と彼女たちが歌を上げるたび、一緒に騒ぎたくて心がうずうずしだす。その気持ちが、堪らない!!!

MCでは、さりげなくALL IN ONE GELLのMAZARANの良さを伝えるメンバーたち。その言葉を受け、第二話『タクティクス』がスタート。クールなデジタルサウンドの上に3人がエモーショナルな歌声を重ねることで、心地好いダンサブルな楽曲へ塗り上げてゆく。スタイリッシュながらもダウナーなエレクトロワールドなのに、3人が熱を抱いた歌声を重ねることで、その楽曲に熱い血流が巡るような感覚も覚えていた。観客たちと触れ合いを求めるように大きく手を伸ばし歌う3人の姿も、とても眩しく見えていた。

 物語の最終章として、リトルネコが歌ったのが『満開愛情』。「この物語の主人公は私たちだ!!」と彼女たちは声を上げながら、未来や希望を伝える言葉たちを観客たちへ投げかけ、求め合っていた。たとえ声を出せない環境だろうと、3人が自分たちの熱い生き方や胸の内側から込みあがる想いをエモーショナルな声色で。しかも、シンフォニックな要素も抱いたスケール大きな楽曲に乗せて歌ったことで、観客たちも3人の言霊をしっかりと全身で受け止めていた。

イベントということもあって短い時間だった。でも、どんな環境や状況であろうと、3人は1曲ごとに心彩る物語を描きながら、観ている人たちの気持ちや身体を揺らし続けていた。

水花

ライブハウスという空間を大きな劇台劇の場に見せてゆく水花のライブ。とても強烈な存在感とインパクトを与えてゆくガールズユニットだ。

 『多面的個性の集結』を名乗り活動中のガールズユニット、水花。SEの時点から、とても幻想的な音が会場中を包み込む。
ライブは、和要素を抱くとても躍動した、でもクールでスケールあふれた胸熱のエレクトロダンスチューン『世界はまだ私たちに適応してくれない』から幕開けた。楽曲も、挑発するような勇ましさにあふれていれば、みずからの存在を高らかに示すように凛々しく歌い躍る3人の姿も、強烈な存在感を放っていた。この世界を変えてしまおうとする強い意志を、彼女たちは力強い歌声を通して突きつける。とても雄々しく、勇ましい姿だ。ライブハウスという小さな箱が大きなホールに思えるくらいの存在感を水花は見せてゆく。3人の勇壮な姿へ向け、フロアのあちこちから彩り豊かなペンライトの光が降り注いでいた。

 メンバーたちのポエトリーなセリフから楽曲は幕開けた。まるで、躍動したダンスミュージックに乗せた舞台劇のような楽曲だ。水花は『最果ての雨』を力強く歌い踊りながら、歌詞に込めた心模様へ強烈な彩りを与えてゆく。メンバー一人一人がこの楽曲に、この物語に欠かせないキャストとなり、スケールあふれる長大なドラマを数分にギュッと濃縮しながら、パワフルなパフォーマンスを通して突きつけてきた。その歌声を耳から離したくない。その姿を、ずっと追いかけていたい。とても存在感あふれる、壮大かつ臨場感に満ちた、終始クライマックスの興奮を覚え続けるライブだ。

 この日のライブ前にも、スキンケアとしてMAZARANの化粧品を使えば、その良さに触れ、購入したこともメンバーらが語る場面もあった。

後半は、スリリングでハードボイルドな香りを携えた、ジャジーでダンサブルな『SuperAlien』からスタート。気持ちを熱く掻き立てる演奏に触れ、感情が奮い立つ。メンバーたちは、疾走するダンサブルでジャジーな音に乗せ、雄々しく歌声を響かせてゆく。が、突然楽曲は激しさを増す。水花は、メドレー形式という形を取りながら、そのまま『サヴァイヴ』を熱唱。激しくパワフルな楽曲を背に、3人は沸き立つ熱いエナジーをフロア中へ降り注ぐように歌い躍っていた。熱情した姿を示すのは、もちろん。舞台上の3人は、この世界へ凛々しく君臨する3人の女王たちのような様で沸き立つ感情をぶつけていた。その熱に刺激を受け、拳を振り上げ、想いをぶつけ返す人たちの姿もフロアのあちこちに見受けられた。
ライブハウスという空間を大きな劇台劇の場に見せてゆく水花のライブ。とても強烈な存在感とインパクトを与えてゆくガールズユニットだ。

AMOUR

一瞬で、観ている人たちを青春の一場面の中へと連れだし、物語を彩るキャストにしてゆくAMOURのライブって素敵じゃない。

 名古屋の王道アイドルとして、地元はもちろん、着実に全国区へ名を広めているAMOUR。彼女たちが舞台へ姿を現すと同時に、会場が一気に華やいだ。
 AMOURのライブは、この空間に晴れた青空のような景色を描くように、『五月晴ファーストキス』からスタート。彼女たちは、観ている人たちを青春の一場面の中へ連れだし、物語を彩るキャストにしてゆく。何時しか僕らは、メンバーらの描き出す青春物語へ夢中になって飛びこんでいた。心にときめきを覚えながら歌い躍る3人の姿に触れ、一緒に眩しい輝きに染まっていたかった。

ひと足早くこの会場へ夏を呼び込むように、AMOURは『サマースカッシュ』を歌唱。彼女たちが爽やかな夏の風を運びだしたとたん、胸がキュンキュンときめきだした。AMOUR、1曲ごとに、物語の場面を塗り替えながら。でも観ている人たちを、青春物語を彩る大切なキャストの一人一人としてライブパフォーマンスの中へ巻き込んでゆく。なんて無邪気な爽やかさだ。カラッと弾ける姿に触れていると、3人にどんどん夢中になり、LOVEな気持ちへ落ちていきそうになる。いや、ときめく青春の一場面一場面をともに作り続けていたくなっていた。

MAZARANの化粧品を使ってお肌がツルツルになったメンバーたち。後半も、彼女たちが持つ爽やかな魅力を、甘い歌声を加えながら観客たちに伝えてきた。『しあわせダイアリー』を通してAMOURは、みんなの憧れや理想の存在に相応しい愛らしいアイドルとして、胸に抱いた本心もちら見せながら歌いかけてゆく。好きな人と、もっともっと近づきたいけど、でも近づけないもどかしい想いを、3人は少しの照れもみせながら。でも元気いっぱいに届けていた。

 最後にAMOURは、気持ちをわちゃわちゃ騒がせる『ウサギツキ』を、込み上げる気持ちを想いきりぶつけるように歌い躍っていた。和要素も組み込んだ、華やかな彩り放つ楽曲だ。これまで以上に激しく躍動したパフォーマンスと熱の入った声で、「あなただけを愛してる」「わたしだけの君だから」など、恋に恋した女の子のあふれだす恋心を、メンバーたちが熱情した歌声でぶつけてゆく。その姿、眩しすぎて目を細めてしまうよ!!

れんてつ

フロア中から鳴り響く手拍子の音が、列車の車輪がまわる速度と重なりながら、れんてつや、この場にいる人たちの夢を乗せて未来へ向かって走りだしていた。

 「鉄道知識を教えてもらいたいアイドルれんてつです。架空の鉄道会社、連結鉄道株式会社の新入社員たち。広報部(アイドル)」として活動中の、れんてつ。
 「一番線にれんてつがまいります」「出発進行、れんてつ」のSEも強烈なインパクトだ。ライブは、夢をいっぱい詰め込んだ列車へ、会場に足を運んだ人たちみんなを乗せ、未来へ向かって駆けだすように『LINER LINER』から始まった。歌が進むごと、追い風に乗って力強く。爽快な風を切って走るような感覚を、彼女たちのライブを見ながら覚えていた。れんてつの歌は、いろんな想いを乗せて明日へ向かって走る最高にドリーミングなトレイン。それを、最初から示してくれたのが嬉しい。

MCでは、いただいたMAZARANの化粧品を全部使い切ったほどお気に入りになっていたことを語っていた。

続く『テツマス』からは、最後まで特急並みの速度で、れんてつは攻めだした。熱を抱いた歌声を凛々しく高らかに響かせた『テツマス』では、力強く勇ましい姿を彼女たちは見せていた。ひと言ひと言に滾る感情を詰め込み歌う姿が、とてもパワフルでエネルギッシュだ。笑顔を浮かべながらも、マイクに声を乗せたとたん、その歌声は気持ちを熱く揺さぶり続けていた。

 少し哀愁を抱きながら。でも、胸に抱いた強い意志や、愛しい人を真っ直ぐに見つめたい熱い想いを、れんてつは『あしたのうた』に乗せて歌っていた。メンバーたちが身体を揺らし、手を振り上げ歌うたびに、フロアでも同じ動きを真似ながら、彼女たちの想いを受け止める人たちの姿があちこちに生まれていたのも印象的だった。「ちゃんと君に伝えられるように」と、無垢な恋心を、真っ直ぐな気持ちのままに歌う4人。そこに嘘のない気持ちがあるからこそ、愛しい恋心が、胸を揺さぶる想いとして響いていたのだろう。

最後にれんてつは、『しゅっぽっぽ』を通し、フロア中の人たちを楽しいパーティーの輪の中へ巻き込んでゆく。アイリッシュな香りも覚える、胸をキュンと騒がす最高のダンスポップチューンだ。どこかお遊戯歌のような親しみやすさも持っているからだろう。世代を超え、いろんな層の人たちの心を無邪気な童心に戻す楽曲だ。だからこそ、触れていると夢抱く素直で無邪気な気持ちになれる。きっとメンバーらの上げる「しゅっぽっぽー」の歌声に合わせ、一緒に心の中で叫んでいた人たちもいただろう。ずーっとフロア中から鳴り響く手拍子の音が、列車の車輪がまわる速度と重なりながら、メンバーの、この場にいる人たちの夢を乗せて未来へ向かって走り続けていた。「本日もご乗車ありがとうございました」の挨拶も、素敵だ。

めにぱら

めにぱらは魅了的なライブパフォーマンスを通し、会場中にいる人たちの心を恋しい色に浸食していった。 

 セルフプロデュース・アイドルユニットとして活動中の、めにぱら。彼女たちのライブは、フロア中の人たちを最初から熱情したパーティー空間へ巻き込むように、刺激満載のクラブ系ダンスチューン『Peco peco』からスタート。メンバーらが「ペコペコー!!」と叫ぶたびに、気持ちがその熱を求めたくなる。「みんな躍れー!!」と煽るメンバーたち。アイドルのライブにしては珍しい、超アゲアゲのパーティー空間を作りあげる様が、最高だ。「I’M HUNGRY!!」の最後のシメの言葉も、最高に胸キュンさせた。

MCでは、MAZARANの化粧品の香りがめちゃくちゃいいと語っていたが、彼女たち自身が、舞台の上からその香りを放っていたのも印象的だった。

先のクラブノリから一気に表情を塗り替えるように、めにぱらは超ラブリーで胸キュンな要素を満載した『ふわふわLOVE』を歌いだした。曲中、猫に成りきってニャンニャンしたポーズを見せるなど、アイドルだからこその愛らしさをたっぷり振りまきながら歌う姿が、とてもフレッシュだ。甘えた素振りで彼女たちに歌いかけられるたび、胸がキュンキュン騒ぎ出す。ポップでチャーミングな。でもちょっぴりマジカルな要素も組み込んだ楽曲に触れている間、僕らは間違いなく、めにぱらの作り出したアイドルワールドに心地好く身を落してメロメロになっていた。

 ドキドキと胸弾む気持ちに『H-E-L-L-O』が染めあげる。気になる人へ夢中になり始めたときに覚える、好きな人の色に気持ちが塗り替えられてゆく感覚。それと同じような愛しいときめきを、無邪気な笑顔を浮かべ明るく声を張り上げ歌う彼女たちの姿に触れながら感じていた。心が、めにぱら色にどんどん染まってゆく。魅力的なライブパフォーマンスを通し、彼女たちは、会場中にいる人たちの心を恋しいめにぱら色に染め上げていった。

 最後にめにぱらは、この会場に、どこよりも早く夏の風を吹きつけるように『常夏☆Summer』を熱唱。夏の始まりのような爽やかさも一部覚えるが、それ以上、常夏という言葉に相応しいアッパーでアツアツの夏気分を、彼女たちはどんどん降り注いでいった。彼女たち自身が夏を彩る無邪気な乙女と化し、この会場をサマーパーティーの空間に塗り上げてゆく、巧みにアドリブのセリフも混ぜながら、「やっぱり夏が好き」という気持ちに染めあげるライブを、めにぱらは見せてくれた。

大宮I☆DOLL

熱気や熱狂という言葉が相応しい景色を、大宮I☆DOLLは場内へ描きだしていった。
 
  第一部のトリを飾ったのが、「エモーショナルな、媚びないカッコよさ”見ている人の心を動かすLIVE」を信条にしている大宮I☆DOLL。メンバーらは登場SEの時点から声を上げ、フロアに活気を与えてゆく。
大宮I☆DOLLのライブは、エネルギッシュでトランシーな魅力で、観ている人たちの感情をバーニングさせた『偶像Moments』からスタート。メンバーたちの凛々しくも、熱情した歌声やパフォーマンスに刺激を受けたフロアの人たちが、舞台へ向かって熱い手拍子をぶつけていた。彼女たちも「もっともっとアゲていこう」と歌いながら、熱と熱をぶつけあう熱量の高いライブパフォーマンスを見せてゆく。その迫力に刺激を受け、気持ちが熱く騒ぎ出すのも当然だ。メンバー人一人が、この瞬間瞬間の自分を輝かせるように力強く歌い踊り続っていた。その姿へ胸熱にならずにいれない。

ライブは止まることなくどころか、さらに熱を上げて疾走するように『永遠Dreamer』へ。メンバーたちが「走れ 叫べ」「今こそ限界を突き抜け」と煽る歌声に触発され、彼女たちと一緒に叫ばずにいれない。メンバーらと一緒にもっともっと感情の熱を上げながら、限界さえも突き抜ける自分になりたい気持ちへ心が染まっていた。

「みなさん一緒に拳上げていきましょう」の声に合わせ、5人が高く拳を突きあげる。その姿へ導かれるように、フロア中から高く伸ばした腕が突きあがっていた。大宮I☆DOLLは、強く握った拳を天高く突き上げながら、沸き立つ感情をぶつけるように『無限大アンビシャス』を凛々しく歌っていた。とても力強い姿だ。存在感強いオーラを放つその姿に触発され、彼女たちと同じように熱く沸き立つ感情を解き放たずにいれない。

ライブは、止まることなく突き進む。フロア中から熱いクラップが飛び交った『ガチ恋ジレンマ』でも、メンバーと観客たちが、抑えられない気持ち互いにぶつけ、それを求めあいながら、熱狂一体化した景色を場内に作りあげていた。立て続けに、しかも、感情をどんどんアッパーにしてゆく高陽曲を5人は次々と降り注ぐ。騒がずにいれない、気持ち沸かずにいるなんて不可能だ。

 最後に大宮I☆DOLLは、『REVIVER』をプレゼント。ノンストップどころか、曲の色を塗り替えるごとに、熱狂という感情のギアをどんどんアゲてゆく彼女たち。最後の曲でも、メンバーらとフロア中の人たちが掲げた拳をくるくる振りまわし、一緒に熱を分かち合っていた。ともに熱情せずにいれない。5人が熱狂という奇跡を巻き起こそうと煽る誘いへ一緒に飛び込み、ずっとずっと心を熱く騒がせ続けていたい。イベントの最後を飾るに相応しい、熱気や熱狂という言葉の似合う景色を、大宮I☆DOLLは場内へ描きだしていった。

PHOTO: 水島 勇
TEXT:長澤智典

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