Blog
ふえるあいどる。は、まだ始まったばかりのグループです。今、推してくれると間違いなく古参ヲタになれますよ。
様々なエンターテイメントメディアを支える人材を輩出し続けている専門学校「東京ビジュアルアーツ」。同校の中にあるマスコミ出版・芸能学科の芸能マネージャーコース、ファンクラブスタッフコース、企画制作コース(プロデューサー志望)の「マネジメント実習」という授業から生まれたのが、「ふえるあいどる。」というアイドルユニット。授業の一環としてアイドルの運営を学生が行う、とても珍しい活動形態を取っている。
メンバーは、同校の音楽総合学科の生徒であり、サウンドクリエーターコースで楽曲制作やプロデュースを学んでいる”犬丸(いぬまる)うゆ”。以前にご当地アイドルとしての活動経験もある、大学生の”狐谷(こたに)つむぎ”の2人。
ふえるあいどる。は、この2人によって本格的に新始動する。3月10日には、J-SQUARE SHINAGAWAを舞台に東京ビジュアルアーツ マスコミ出版・芸能学科が仕掛けたイベント「推し推せ祭2023 ~Z世代が頑張っちゃうよん~」へ出演。ゲストにはアンダービースティー/エラバレシ/蓋然性オルトイズム/Sistersあにま/TEARS-ティアーズ-/七星七愛/にとくり。/bubble flowers/ルミキスexも参加することが決まっている。
ふえるあいどる。とはどんな魅力を持ったグループなのか、2人に伺った。
ふえるあいどる。誕生のきっかけ。メンバーのつむぎが、加入を決めるうえで安心した運営とは…。
――まずは、ふえるあいどる。が誕生するまでの経緯から教えてください。
犬丸うゆ わたしは今も東京ビジュアルアーツ専門学校の生徒として、音楽総合学科のサウンドクリエーターコースで学んでいます。きっかけは、同校内で「アイドル活動を始めませんか」と募集を始めたこと。それは、マスコミ出版・芸能学科の芸能マネージャーコース、ファンクラブスタッフコース、企画制作コースが合同で行う「マネジメント実習」の一環としてでした。その募集を見て、わたしと同じ学科に通う鉄(くろがね)もあちゃんが興味を示し、2人でエントリー。結果、2人が選ばれ、ふえるあいどる。として活動を始めました。
――サウンドクリエーターコースということは、作詞/作曲/編曲などを学んでいるわけですよね。歌やダンスは…。
犬丸うゆ 学校では異なるコースに所属していますが、わたし自身は、高校時代にコース活動としてミュージカルなどをやっていたため、アイドルと形は違え、歌やダンスの経験はありましたし、「もう一度舞台に立って、表現をしたい」気持ちをずっと持っていました。でも、サウンドクリエーターになりたい気持ちもあったことから、それを学ぶために今の専門学校や学科を選んだ経緯がありました。
――今もそうですが、ふえるあいどる。は”授業の一貫”として学校が全面的にバックアップしていますよね。
犬丸うゆ そこが、ふえるあいどる。の大きな強みであり、魅力です。このグループは、「どんどんメンバーが増えていくよ」というコンセプトを持ってチームのみなさんがグループ名を名付け、活動を担っています。デビューライブは、昨年11月27日でしたが、鉄もあちゃんの表立った活動が難しくなったことから、卒業。今年2月、新たに、大学生のつむぎちゃんを広く一般からスカウト。3月10日のライブより、また本格的にライブ活動を始めます。
――つむぎさん自身、アイドル経験者だと聞きました。
狐谷つむぎ 2年前に、地域密着型のアイドルグループのメンバーに参加。コロナ禍ということで両親は私がアイドル活動することを心配していて、でも私自身がアイドル活動に夢を求めていたことから参加していたんですが、コロナの波が広がるにつれ、家族の心配も大きくなり、悩んだ末、志半ばのまま活動半年でグループを卒業しました。
卒業後も、グループの先輩方とは仲良くさせていただいていたことから、辞めたとはいえメンバーとは交流を続けていました。そんな最中、先輩たちの卒業が決まり、卒業ライブにも足を運びました。そのときに観たライブを通して、改めて「アイドル活動をやりたい」気持ちが強くなり、そこからSNSを通して参加したいグループを探し始めました。
――ふえるあいどる。に決めた理由が気になります。
狐谷つむぎ うゆちゃんのアイドルとしての可愛らしさに惹かれたのと、運営の母体が専門学校だから、両親にも安心してもらえるなというのも大きな決め手になりました。
お互いの印象を語りあったところ…キーワードは“ふわふわっ?!”
――2人が顔を合わせたのが…。
狐谷つむぎ 2月頭頃でした。
犬丸うゆ 出会って、まだ2週間くらいしか経ってないです。なんなら、会うのも(取材時点では)今日で2回目です(笑)。
――お互いの印象も教えてください。
狐谷つむぎ わたしがうゆちゃんに強く惹かれた理由の一つが、twitter上にシナモンの写真をいろいろアップしていることでした。女の子の場合、どのキャラクターが好きかによって、その子の人間性も見えてきます。わたし、シナモン好きな子に悪い人はいないと思っていたし、見た目がまさにふわふわっとしたアイドルじゃないですか。しかも、絵文字の使い方のセンスも素敵なんですね。実際にお会いしたときも、想像していた通りの「優しくて,、可愛くて、ふわふわっとした子」。しかも、お話をしたら、めちゃめちゃ面白い。そこの印象は、今も変わってないです。
犬丸うゆ わたしも、つむぎちゃんが新メンバーとして入ることが決まってすぐ、早く話したくてつむぎちゃん自身のTwitterアカウントにDMしたんです(笑)。つむぎちゃんから返信をもらったときからすごく優しくて、見た目からしてもザ・アイドルという印象を持っていました。実際にお会いしたときにも印象通りの優しい人と感じれば、つむぎちゃんもふわふわっとした印象のアイドルらしい子。そこに、わたしはあこがれも感じています。
――ふえるあいどる。の強みは、うゆさんが作詞・作曲も行えること。そこは、サウンドクリエーター科で学んでいる強みですよね。
犬丸うゆ そこは活かしていきたいですね。オリジナル曲の『青空は僕らのスケッチブック』では、みずから作詞をしています。作曲も、同じ学校の生徒が作ったように、学校内で創作面のすべてを担えるのも、ふえるあいどる。の強みです。
狐谷つむぎ 『青空は僕らのスケッチブック』は、ホントいい曲で、今のふえるあいどる。のヴィジュアル面にも、すごくマッチしているなとわたしは感じました。
ふえるあいどる。は、みんなに”推されるアイドル”として成長していきたいです。
――新体制になった”ふえるあいどる。”ですが3月10日から再びライブ活動を始動します。
狐谷つむぎ 10日にビジュアルアーツ主催のイベント「推し推せ祭2023」に出演。その後12日、18日、26日にもライブが控えています。
犬丸うゆ 改めての始動を皮切りに、ライブは積極的にやっていきます。まずは、オリジナル曲『青空は僕らのスケッチブック』を軸に、そこへカバー曲を加えながらのパフォーマンスになりますけど。徐々にオリジナル曲を増やせば、もしかしたらメンバーも徐々に増えていくかも知れません。
――お2人は、ふえるあいどる。をどんなグループにしていきたいですか。
犬丸うゆ わたし、いろんなジャンル好きな人から愛されるグループを理想としています。見た目はふわふわ系ですけど(笑)、かっこいい曲だって歌いたい。楽曲面では、ジャンルにこだわることなく表現していくつもりです。
狐谷つむぎ いろんなジャンル好きの人たちから愛されるって、いいですね。わたしも、特定の層だけではなく、いろんな層のアイドルファンに慕われるグループになりたいなと思っています。わたし自身、アイドルが大好きだから、推し活の魅力もわかっていますけど。自分がアイドル側にまわったことで、推されることの魅力も感じました。だからふえるあいどる。は、みんなに”推されるアイドル”として成長していきたいです。
犬丸うゆ わたし自身が、応援してくださるみなさんからの声から、いつも元気をもらっています。だからわたしも、ふえるあいどる。の活動を通して、応援してくださる一人一人に元気を与えられたらという気持ちでいます。
――3月10日には、J-SQUARE SHINAGAWAを舞台に、東京ビジュアルアーツ マスコミ出版・芸能学科が仕掛けたイベント「推し推せ祭2023」に出演。ゲストに、アンダービースティー/エラバレシ/蓋然性オルトイズム/Sistersあにま/TEARS-ティアーズ-/七星七愛/にとくり。/bubble flowers/ルミキスexと豪華な面々が登場します。
狐谷つむぎ ゲストの方々を知ったときは、「めちゃめちゃ頑張らなきゃ」という気持ちになりました。
犬丸うゆ 同時に、めちゃめちゃ緊張もしそうです。でも、とても豪華なラインナップだからこそ、めちゃめちゃ楽しみにもしています。ふえるあいどる。の場合、こういう形で学校やプロデュースチームの方々もサポートしてくれる。そこは、これからもふえるあいどる。の強みにしていきたいです。
狐谷つむぎ 学校がバックボーンのアイドルグループとか、なかなか無いからこそね。
犬丸うゆ まずは対バンイベントからのスタートになりますけど。1年後には、ワンマン公演が出来るくらいに成長したいなというお話も2人でしています。
狐谷つむぎ 前のグループのとき、毎月、グループ単体で定期公演をやっていました。グループのことが大好きな人たちだけが集まって行うライブに、わたしはすごく楽しさを感じていました。それを、ふえるあいどる。でも早くやれたらなとも思っています。
3月はライブ本数も多いから、古参になれるチャンスもたくさんあります。ぜひ、一緒にふえるあいどる。を作っていきましょう!!
――最後に、改めてグループの紹介をお願いしても良いですか。
狐谷つむぎ ふえるあいどる。は、まだ始まったばかりのグループです。今、推してくれると間違いなく古参ヲタになれます。私たちも、今なら絶対に顔と名前を覚えられます。楽曲にどんな振りやコールをつけていくかなどもこれからだから、そこも、ライブを通して一緒にファンの方々と作れたらなと思います。ふえるあいどる。は、応援してくださる方々と一緒に作り上げてゆくグループ。古参になりたい方は、この機会を逃さずに推してください。
オリジナル曲の『青空は僕らのスケッチブック』には、うゆちゃんが今感じている思いがいろいろ詰め込まれています。メンバーが手がけた曲を歌っていくのも、ふえるあいどる。の強みになってゆくこと。一緒に活動していくことで、共感部分もどんどん強くなっていくと思うからこそ、わたし自身、そこにもすごく期待しています。
犬丸うゆ いろんな層のアイドル好きな方に知ってもらいたいのは、もちろんですけど。わたしは、女性からも推されるグループになりたいです。ふえるあいどる。の楽曲は、これからも自分で作詞を手がければ、作曲もしていきたいと思っています。
わたし自身、頑張れば何でも叶うとか、すべての努力が報われるなんてことはないとも思っています。だからと言って否定的になるのではなく。それをわかったうえで努力を重ねたいし、その過程の一つ一つを大切な思い出にしていきたいと思っています。アイドル活動を行うというのは、思い出の積み重ねを、応援してくださるファンの人たちと一緒にしていけること。『青空は僕らのスケッチブック』には先に語った思いや、「私たちと一緒に頑張ろう」というメッセージを込めています。そういう曲たちや、ふえるあいどる。自体の活動を通して、みなさんの日々の頑張る力になれたらなと思っています。ふえるあいどる。は、「みんなが生きるうえでの心を支えるアイドルグループ」になっていきたいです。
狐谷つむぎ 3月はライブ本数も多いから、古参になれるチャンスもたくさんあります。ぜひ、一緒にふえるあいどる。を作っていきましょう!!
犬丸うゆ どんな時期からでも構いません。ふえるあいどる。のファンになって、一緒に、どんどん思い出もふやしていきましょう!!
Photo:須山杏
Styling:後藤夕乃、坂下舞香、山口真央、柳真咲
TEXT:長澤智典
「ふえるあいどる。」3月のライブスケジュール
推し推せ祭2023 ~Z世代が頑張るよん~
日時:2023年3月10日(金)17:00~22:00(予定)
会場:J-SQUARE SHINAGAWA
当日券のみ3000円+ワンドリンク
<出演>
アンダービースティー/エラバレシ/蓋然性オルトイズム/Sistersあにま/TEARS-ティアーズ-/七星七愛/にとくり。/bubble flowers/ふえるあいどる。/ルミキスex(五十音順)
44ガールズライブ
2023年3月12日(日) 開場16時00分 / 開演16時15分(前後する可能性あり)
会場:HEART-MEN STUDIO
椿しおん生誕祭2023
2023年3月18日(土) 開演 15:15 / 開演 15:30(予定)
会場:大塚Hearts+
44ガールズライブ
2023年3月26日(日) 開場16時00分 / 開演16時15分(前後する可能性あり)
会場:HEART-MEN STUDIO
※他、決定次第グループ、メンバーのTwitterアカウント等で告知
グループアカウント
https://twitter.com/fueruidol
犬丸うゆ アカウント
https://twitter.com/uyuuyu_milk_
狐谷つむぎ アカウント
https://twitter.com/_tsumu_cha
FEATURED
- 現在はデジタルアーティストとして活動する元音楽プロデューサーの月光恵亮氏が無観客配信トークライブ
- skaskaskaclub、自主企画『SKAPUNK SOUNDCLASH』をTSUTAYA O-WESTで開催
- 義眼のシンガー富田安紀子、配信楽曲「星は、なにいろ?」をリリース。
- デヴィ夫人、W 祝福!同居人、加藤万里奈の大学卒業&歌手デビュー報告‼
- タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.10】× OSAWA17(I HATE SMOKE RECORDS / THE SENSATIONS)(前編)『「名前をつければ大丈夫だ」から始まったI HATE SMOKE RECORDSのレーベル活動』