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邦楽インディーズアーティスト紹介ブログ I FOUND OUT Vol.15 ばってん少女隊
おいさおいさって曲、
有線でかかり過ぎwww
ばってん少女隊『OiSa』 -Music Video-
最近どこへ行っても有線から“おいさおいさ”って曲が聴こえてきて
あまりにも気になるので検索をかけてみたところ
曲名もそのまま「OiSa」という上記の楽曲にたどり着きました
これ、ばってん少女隊というスタダ所属の九州のアイドルの曲なのですが
アイドル以外のロック好きやあらゆる音楽好きな層にまで刺さってしまうタイプの曲なので
具体的にどこがどう凄いのか、いくつかポイントで説明させて頂ければと思い
今回のブログを始めていきたいと思います
ポイント1
MVの世界観
まず最初に間違いなく引き込まれてしまうのが
この曲、「OiSa」のMV。
やたらに顔面偏差値の高い女の子たちが登場しているのに
なんか不穏で怖い“和”な世界観。まるで神隠しにでもあってしまいそうな仄暗い映像に
抑揚なく反復される♪おいさおいさ♪という可愛いけれども無機質なフレーズ。
しかし、怖いもの見たさで何度も見てしまうとてつもなく中毒性の高い映像と楽曲。
これはヤバ過ぎる…。
ポイント2
作詞・作曲:渡辺 忍
強い、強すぎる。
楽曲が渡邊 忍さん作詞・作曲と知って完全に納得。
古い話をするなら2006年にテレビから流れてきたモード学園のCMで
「ふぁっ⁉なんだこのカッコイイ曲は⁉」となった時のあの衝撃。
木村カエラの「TREE CLIMBERS」という曲だったのだけれども
とにかく曲自体がカッコ良過ぎて見事にハマってしまい、
その後で木村カエラという人が歌っていて、
ASPARAGUSの渡邊 忍さんが作詞・作曲をされている事を知るという流れ。
ばってん少女隊の「OiSa」は「TREE CLIMBERS」とは全く異なり、
無機質なループがクセになる曲なのだけれど
今回も心にブッ刺さりました。渡邊 忍さん流石というか、凄すぎ。
ポイント3
歌詞
中毒性の高い曲につき何度か繰り返し聴いているうちにフッと
「この曲…、歌詞もヤバい」と気づく。
ほらね真っ当に生きてしまうから
満身創痍だ満身創痍だ
ほらね雑踏に消えてしまうから
半信半疑だ半信半疑だ
マジでこの部分、深すぎる…。そして好きすぎる…。
色んなシチュエーションで生きている人達に唐突にグサリとくる一節。
こんなフレーズをしれっと忍ばせているあたり、
もうホント天才としか言いようがない。
ポイント4
ばってん少女隊の他の曲
「OiSa」から抜け出せなくなって、程なくして気づく。
ばってん少女隊って他の曲のクオリティもスゲェ…。
例えばコレ
“Just mean it!” feat. BILLY from BILLY’S BOOTCAMP M/V[ばってん少女隊 / BATTEN GIRLS]
冷たい感触のエレクトロポップとか、なんだこの音楽性、カッコ良過ぎか!
で、なんでMVでビリー隊長(ビリーズブートキャンプ)なんだよw最高か!
てゆーかメンバー可愛すぎか!…ってなります。
この2曲「OiSa」「Just mean it!」も収録されたアルバム『ふぁん』の完成度が
とにかくビックリするぐらい高い。
キチンとしたMVは存在しないものの、
・超ファンクなのにホームラン級のサビメロを持つ「スウィンギタイ」
・ホーンを入れたパンキッシュな曲なのに幼い女の子感に全部持っていかれる「OTOMEdeshite」
・SMAPかよ!と思うほど煌びやかで洗練されたポップなダンスナンバー「ジャン!ジャン!ジャン!」
など、個人的に好きな曲を挙げてみたけれども、アルバム丸ごと全曲完成度が異常に高い。
遡ってばってん少女隊の初期の頃から色々と観たり聴いたりしてみたけれども
初期も素晴らしいが洗練された感じになったのはわりと最近というか、
とにかく最新アルバム『ふぁん』の破壊力が凄まじいのがよくわかった。
(作家陣も久下真音さんとかAKIRASTARさんとか凄いんです)
自分のように「OiSa」から入ってアルバム『ふぁん』に辿り着き、
最終的にばってん少女隊そのもののファンになってしまう人が
これから急増していくのは想像に難くない
PROFILE
DAILY HOWL
ただのジョン・レノン好き
<Twitter> https://twitter.com/DAILYHOWL2
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