Blog
17歳の時から20歳くらいまで付き合っていた人がわたしのはじめてきちんと付き合った人だった。
ひとつ年上で優しくて話し方と肩の骨がものすごく好みだった。
とりたての免許で初心者マークをつけて迎えにきてくれたりして、私ははじめての事ばかりで浮かれきっていた。
しばらくして私が一人暮らしをはじめ、一緒にいる時間が増えてからというもの喧嘩が増えた。
だいたい私がいけないのだけども、よく遊びに行った場所で喧嘩してはお互い別々に帰る。というような事をしていた。
ある冬の日、横浜あたりに遊びに行った時、例の如く喧嘩をしてお互いその場で別れ、別々に帰ることになった。
時間が経ち冷静になった私は仲直りがしたかったので、
“家で待っているから。”
と伝えようと電話をしたが、出なかった。
少しして、慌ててリダイヤルがあった。
彼はザワザワした中で重い口を開き、少し落ち着きたいから。と言って3時間ほど経った頃帰ってきた。
帰って来た彼にひとりの間何してたの?と尋ねると、
「もう別れてしまうんじゃないかと思って公園でぼーっとしてたよ。ごめん。」
と言った。
FEATURED
-
タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.6】×西槇太一 [前編] 音楽に関わり続け、バンドマンからマネージャー、そしてまさかのカメラマンに
-
今年のフジロック出演も決定している俳優Finn Wolfhard(フィン・ヴォルフハルト)率いるCalpurnia(カルプルニア)が新曲をリリース!
-
NYの日系女性シンガー・ソングライターMitskiが11月にバンド編成での来日ツアーを開催!
-
タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.7】×藤澤慎介(THISTIME RECORDS)[前編] 無敵感と憧れから生まれたインディーレーベル
-
Nozomi Nobody【Origin Vol.5】× 韓国インディーを撮る写真家・工藤ちひろ [後編]「全部が無意識なままここまで来た」点と点が繋がっていくとき






