Blog
タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.5】×會田洋平(えるえふる/ core of bells)[後編]「自分が100%やりたいこと、好きなことで生きていく」と誓った人生
タイラ:えるえふるがすごく良い社交場や出会いの場になってるって事ですね。これもすごく失礼な質問なんですけど、おつまみも飲み物もめちゃくちゃ安いじゃないですか。「店がマジ潰れるかも!」みたいなことはなかったんですか?「今月やばいぞ!」みたいな。
會田:まぁ「今月、人来てないな…」みたいなことはもちろんあるんですけど、これお店としてどうなのかわかんないですけど、結局平均するとずーっと横ばいっていうか(笑)。本当に大げさでも卑下でもなく、ずっとそうなんです。別にすげぇ儲けてるわけでもないし、マジでやばくて「人来てくれー!」みたいな状態でもないし、みたいな感じですね(笑)。
タイラ:それはもう一番いい状況ですよね。心穏やかに楽しくやれるっていう。でもそれにしてもえるえふるはすごい安いっすよね。俺も行ったときに何杯か飲んで、アテも何個か頼んで、結構いい感じで酔っぱらったけど、千円台くらいだったような気がする(笑)。「こんな安いの?」みたいな。それもやっぱりこだわりがあるんですか?
會田:えるえふるに関しては完全に“自分基準”ですね。僕自身、立ち飲み屋は散々周って来たんで、値段設定も料理も「僕だったら行くかどうか」で考えると、えるえふるの今の状態になる(笑)。
タイラ:なるほど。もう100円ずつ高かったら行かない?
會田:行かないですね!
タイラ:えー!(笑)
會田:50円高くても行かないでしょうね(笑)。で、正直言っちゃうと…実はもっともっと安い店を知ってるんです。だから、まぁそうですね…すごい安いって言ってもらえるのは嬉しいですけど、まだあるぞって思ってるんですよ、僕自身。だからあれが僕の中の基準ですね。
タイラ:なるほど。でもそこはプライドというか。
會田:まぁそうですね。その基準はどうしても譲れない。でもこれ以上安くしちゃうと流石にちょっと厳しいかなっていう、本当にギリギリの線を攻めてるつもりです(笑)。
FEATURED
- 【Interview】夢と現実の狭間で心葛藤している人にこそ刺さるアルバム。それがHalf time Oldの最新作『真夜中の失踪に聡明と音楽』だ!!
- タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.10】× OSAWA17(I HATE SMOKE RECORDS / THE SENSATIONS)(後編)『シーンへの危機感から掴み取った「生活」と「音楽」を続けて行く意味』
- タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.2】×武田信幸(LITE) バンドを続けるために「お金」と「時間」を生み出すための「起業」(後編)
- 現在はデジタルアーティストとして活動する元音楽プロデューサーの月光恵亮氏が無観客配信トークライブ
-
タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.2】×武田信幸(LITE)
バンドマンとして、バンドを続ける「不安」と「喜び」に向き合う(前編)