Blog
目標は、スシローとのコラボレート!! あっ、わたし、このあとスシローに行くんですけど、予約取ってもいいですか?
お寿司が、中でもスシローのお寿司が大好きということから、「スシソロアイドル」と名乗り活動中の小粒。現在はライブ活動を中心に、17LIVEでも精力的に配信中だ。そんな小粒の魅力を、インタビューという形でお届けしたい。
「どんなことをしたら、みんな楽しんでくれるかな」と日々考えながらやっていたら、いろんな成果がついてきた形。その姿勢は、今も変わらないです。
――小粒さんがアイドル活動を始めたきっかけから教えてください。
小粒 小さい頃の夢は「アイドル」でした。だけど、あくまでも子供の頃の夢であって、憧れとしてはあったけど、「絶対にアイドルになる」という強い憧れを持つことなく過ごしてきました。
きっかけは、コロナ禍の世になり、最初に緊急事態宣言が発令し、世の中のみんながリモートワークを始めた時期があったじゃないですか。今でこそ、いろんなことをやっているので時間のやり繰りが大変ですけど。あの当時は時間に余裕もあったことから、「ライブ配信をやってみようかな」と思って17Liveを始めたことが、アイドルになるきっかけでした。
ただし、アイドルになるために17Liveで配信を始めたのではなく、好きでライブ配信を続けていたら、今のプロデューサーさんと知り合い、「アイドル活動をやってみない?」と声をかけてもらったことから、そこで初めて「やってみようかな」と思って、今年の4月26日からアイドルとしてライブ活動も始めました。
――まだ最近のことじゃない!!
小粒 そうなんです(笑)
――ライブ配信を長く続けているのも、そこに楽しさを感じているからだ。
小粒 そうです。ただただ好きなことをしゃべっていたら、ライバー事務所の方からお声がかかり、一時期所属していたこともありました。所属して間もなく、ライバー初心者向けのイベントに参加。その中でも楽しんで配信をしていたら、みんなのおかげで結果を出せたことから、ますますライブ配信へ夢中になりました。今はもうライバー事務所に所属していませんし、いろんな活動のやり繰りもあって、以前のように毎日はやっていませんけど。でも、ライブ配信は好きなので時間を見つけては今もやり続けています。
――とくに印象に残っているライブ配信があったら、ぜひ教えてください。
小粒 やってて楽しくて、リアクションも多かったのが、料理配信や足ツボ配信。ただし、イベントのために狙ってじゃなく、配信するときはいつも楽しんでやっていただけ。「配信を頑張ろう」じゃなく、「どんなことをしたら、みんな楽しんでくれるかな」と日々考えながらやっていたら、いろんな成果がついてきた形。その姿勢は、今も変わらないです。
アイドル活動を始めたから…というよりは、その時期に学んだことが自分を変えてゆく経験になりました。
――今は,アイドル活動とライブ配信、両方を楽しんでいます。とはいえ、二つの活動のバランスを取っていくのは大変じゃない?
小粒 両方とも好きでやっていることだから楽しいし、それぞれでやりたいこともいろいろあるけど。ただ、やりたくても時間が足りないもどかしさは正直ありますね。
――小粒さんの場合、ライバーとして活動をしてきた経験が、アイドル活動にも上手く活かされていますよね。
小粒 両方やり始めたことで、より意識の持ち方は変わったなと思います。ライブ配信を始めたとき、とくに努力をすることもなく、いきなりバーンと成果が出てしまったんですね。それもあって、深く物事を考えることなく、たたただ楽しくライブ配信をしてきました。正直、最初の頃は応援してくださっている人たちの重みや大切さもよくわかっていなかったです。でも、一時期ライブ配信を中断している期間があれば、「イベントをやります」と言いながらもうやむやになってしまった経験もあったことから、そこで離れてしまった人たちもいました。その経験をきっかけに、改めて「応援してくださる人がいる以上、その人たちのためにも頑張らなきゃ」という気持ちにもなりました。だから、アイドル活動を始めたから…というよりは、その時期に学んだことが自分を変えてゆく経験になりました。
――これは全体的に言えることですが、ライバーとして高い支持を得ているからと言っても、その人たちがリアルでも会いに来てくれるとは限らないですよね。
小粒 その通りです。ライブ配信は無料だし、好きなときに見れちゃう気軽さで楽しんでくれている人たちも多いなと思います。もちろん、ライブ配信を通して好きになった人たちでもアイドル小粒のライブ活動を観に来てくれる人たちはいます。でも、アイドル小粒としてのライブに来てくれるのは、やっぱし、わたしのライブ姿を見てファンになってくれた方々が中心です。
そもそも、ライブ配信はアイドル活動の一環して始めたものではないから、ライバーの小粒と、アイドルの小粒では、それぞれに小粒に求めているものが違うんですね。もちろん、アイドルの小粒を好きになった方が、ライブ配信を見てくれることもありますけど。でも、アイドルの現場で知り合ったファンの方々でライブ配信も見てくださる人は少ないように、そこはぜんぜんフィールドが違うんだなというのは、実際に経験をして感じたことでした。
――小粒さんは、スシローが大好きな「スシソロアイドル」として活動をしています。「スシロー好き」は、ライバーの頃から使っていたんですよね。
小粒 17Liveでライブ配信を始めるときに考えたキャッチコピーを、アイドル活動でも使っています。今でも、スシローのお寿司は大好きです。
――そんなスシローも、最近はよく炎上していますが…。
小粒 いちスシローファンとしては、炎上なんかに負けずに頑張ってほしいです。ネット上では「他のチェーン店に乗り換える」と書いている人たちがいますけど。わたしは「スシロー推し」ですし、本気でスシローさんには頑張ってほしいなと思っています。
――小粒さんって、スシロー愛が本当に強い方なんですね。
小粒 もちろんです。
「寿司ネタ」シリーズは、ネタが尽きるまで続けるから、まだまだいろんな「寿司ネタ曲」が生まれる予定です。
――アイドル活動をしていくうえでのこだわりもあれば、ぜひ教えてください。
小粒 楽曲は、「歌詞ネタがお寿司のネタだったらいい」くらいで、あとはお任せしています。第一弾曲として『エビ海老Everyday!』を持ってきたのも、フロデューサーさんがおっきいえびまる(えびのぬぐるみ)を見つけてきてくださったことから、それで海老ネタになりました。今はまだ『エビ海老Everyday!』と『進め!マグロちゃん』のふたネタですけど。「寿司ネタ」シリーズはネタが尽きるまで続けるから、まだまだいろんな「寿司ネタ曲」が生まれる予定。そこは、楽しみにしていてほしいです。
――アイドル活動を始めて、まだ3カ月程度。かなり楽しんでいますよね。
小粒 楽しいけど、今も上手くいかずに悔しい想いをすることは多いです。アイドル活動は本当にゼロからのスタートだから、伸びしろしかない。そこは、今後に期待していてください。
――人前で歌うのにも慣れてきました?
小粒 人前で歌う以上、そこはマイクの持ち方一つ、目線の配り方など、いろいろ心がけなきゃいけないことが多いし、グループと違って、わたし一人にすべての責任が伸しかかるから、人前で歌う以上は…という責任感は持っています。ライブ活動も、始めたばかりの頃こそ、月数本程度でしたが、今は月10本前後まで本数も増えてきたから、そこは充実していますけど。ただ、ライブ配信や、他の作業も含め時間のやり繰りが大変で、なかなかの忙しい日々になっています。でも、個人的にはアイドル道をもっともっと極めたい気持ちが強いから、いろんなこととのバランスを考えながら、アイドル活動は積極的にやっていきたいです。
――小粒さんは、『SPARK 2022 in YAMANAKAKO 出演権争奪戦』を2位で勝ち抜き、『SPARK 2022 in YAMANAKAKO』へ出演も果たしました。あのときは、ライバーとしての強みも活かされましたね。
小粒 そこは、本当に応援してくださるみなさんのおかげでした。アイドル活動を始めてから応援してくださるようになった新規ファンの方から、昔からずっとライバーとしての小粒を応援してくれている人たちまで、みんなの支持があっての成果だったからすごく嬉しかったし、本当に感謝しかないです。
――アイドル活動の面では、本当にいいスタートダッシュを示していますよね。
小粒 めっちゃいいスタートを切れてるから、落ちないように頑張ります(笑)。
――小粒さんは、どんなアイドル像を求めているのでしょうか?
小粒 今のアイドルシーンって、クールや可愛いという印象の強いグループが主流だし、人気が高いと思うんですけど。わたしは、元気で個性の立っているアイドルさんが昔から好きだから、そこを目指したい気持ちがあります。
「可愛い」と言われるよりも、「面白い」と言われたほうが、自分的にはすごく嬉しいですし、みんなで一緒に楽しめるライブを小粒は目指しています。
――『エビ海老Everyday!』を筆頭に、曲も、はっちゃけたパフォーマンスも、かなりインパクトが強いですからね。
小粒 「可愛い」と言われるよりも、「面白い」と言われたほうが自分的にはすごく嬉しいですし、みんなで一緒に楽しめるライブを小粒は目指しています。そのぶん、1ステージを終えるとヘトヘトですけど(笑)。
――そんな小粒さんのライブの特色も、ぜひ教えてください。
小粒 ライブは毎回やっている内容が違うというか、いろんなことへ毎回挑戦もしています。たとえば「えび えび えび」と書いたフリップを振りながら歌ったり、Tik Tokでやっている「小粒チャレンジ」を曲の間奏のときにやろうと考えていたり。私服ライブをやったときには、早着替えもやりました。何時観ても楽しめれば、観るたびに元気になれるライブを心がけているから、ライブはぜひ観に来てほしいです。
個人的には、MVも作りたいなと思っています。できれば『エビ海老Everyday!』を、スシローさんを舞台に撮影をするなど、大好きなスシローさんとのコラボも狙いたいです。
――今後はソロ活動と同時に、ユニット活動も始めるんですよね。
小粒 RYMEBERRYのDJ OMOCHIとして活動していた早坂七星ちゃんと一緒にユニット活動を始めます。と言っても、まだ「一緒にやろう」と決まった程度で、中身はまったく白紙だから、これから詰めていきます。ただ、わたし、歌はそんなに得意ではないから、歌は七星ちゃんに任せて、わたしはパフォーマンスで盛り上げていけたらなと勝手に思っています(笑)。
――これから小粒さんが、どんな風に大粒な存在になっていくのか、そこを楽しみにしています。最後に、メッセージをお願いできますか。
小粒 とにかく、やりたいことを後悔しないようにやっていきたいし、楽しんでやっていきます。twitterは毎日更新しているから、そこをチェックしてくれたら嬉しいです。目標は、スシローさんとのコラボです。できれば、スシローのテーマ曲を作って歌いたいです。スシローの方と強烈なコネクションのある方は、ぜひ小粒のことを推してください。あっ、わたし、このあとスシローに行くんですけど、予約取ってもいいですか?
――こちらは構いませんけ…。すでにインタビュー中なのに予約を始めたので、インタビューはここまで(笑)。
TEXT:長澤智典
SNS
twitter https://twitter.com/KotubuKosian
LINE https://lin.ee/hDDt1Kq
FEATURED
- 現在はデジタルアーティストとして活動する元音楽プロデューサーの月光恵亮氏が無観客配信トークライブ
-
タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.1】× 安孫子真哉(KiliKiliVilla)
「家族との生活」と「音楽の場所に戻る覚悟」(前編) - タイラダイスケ (FREE THROW)【生活と音楽 Vol.9】× モリタナオヒコ (TENDOUJI) (前編)「何にもなかった生活に寄り添い続けた音楽」
- Rei、日本人ミュージシャン初となるTED NYCでのパフォーマンス映像公開「my mama」「BLACK BANANA」を披露
- 今年のフジロック出演も決定している俳優Finn Wolfhard(フィン・ヴォルフハルト)率いるCalpurnia(カルプルニア)が新曲をリリース!