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蓋然性オルトイズム、1周年ワンマン公演で、夏にメジャーより1stシングル発売を発表!!
蓋然性オルトイズムが産声を上げたのが、2021年2月1日、新宿ReNYを舞台にデビューワンマン公演を行い、華やかに物語を描き始めた。あれから1年、蓋然性オルトイズムは2月7日(月)、Spotify O-WESTを舞台に「蓋然性オルトイズム 1周年記念単独公演」を行った。メンバーは、牧瀬裕美、辻海帆、河島有寿、水上咲、枢木まほ、北こなつ、神崎せりな、藍川まな、二葉 唯、星奈実沙希の10名。当日の公演の模様を、ここにお伝えしたい。
熱い手拍子が響き渡る場内。記念すべき一周年公演は、蓋然性オルトイズムの魅力を満載した超アッパーでダンサブル/切なく胸打つ歌メロが魅力的なダンスチューンの「空想Believe」からスタート。10人が舞台の上に並ぶ姿が、とても華やかだ。彼女たちは、「壊せ壊せ もう立ち止まらない」と力強く歌いだした。胸を熱く騒がせ、気持ちを高みへ導く楽曲に心が熱くくすぐられる。華やかさと高陽、2つの心揺さぶる魅力を描きながら、蓋然性オルトイズムは見ている人たちのハートをときめかせてゆく。
楽曲は、止まることなく「LAST LOVE」へ。彼女たちは胸をキュッと潤す歌を、きらびやかなトランス系のダンスビートに乗せ、届けてきた。気持ちを泣き濡らす切なくも美しい歌、その感情を熱く焚きつけ疾走するキラキラとしたダンスビート。身体は熱に浮かされながら、気持ちは「キミ以上に 好きになれるわけない キミ以外考えられるわけないよ ねえお願い 抱きしめて欲しい」と歌う切ない乙女心に触れ、泣き濡れていた。その恋心を美しくも可憐な声の絵筆で綴る彼女たちもまた、愛らしい。
さらに輝きと華やかさを増すように、楽曲は「ナミダの両思い」へ。蓋然性オルトイズムには、心をキュッと締めつける切な苦しい歌が似合う。心泣き塗れる気持ちを、彼女たちは感情をアゲるアッパーなEDM SOUNDに乗せて届ける。身体は熱く騒ぎながらも、気持ちはずっと「涙の両思い 別々の未来」「ねえ 忘れたくない 愛してる」と歌う10人の歌声や歌詞を追いかけていた。曲が進むごとに、熱とBPMをアゲながら走り続ける彼女たち。華やかなダンスパフォーマンスも魅力的だ。
パイプオルガンを軸に据えた壮麗でシンフォニックな音色が、悲しみを連れ出すように響きだす。願いを、祈りを捧げるようにメンバーらが歌いだしたのが「永遠Memories」。悲嘆に暮れる乙女の恋心へ寄り添いながら。いや、一人一人が悲劇のヒロインとなり、込み上げる思いを、泣きメロと高陽したアップチューンに乗せてきた。歌が進むごとに哀しみと華やかさが増してゆく。身体は疼きながらも、その歌に、心泣き濡れる気持ちを覚えずにいれない。
彼女たちは「ねえ ギュッとギュッと抱きしめてkiss して 欲しがりなボクでも許して」と、華やぐ恋心にときめく姿で「欲しがりなボクにKissをして」を歌っていた。恋にときめく乙女心で、10人は「Kiss kiss kiss I love you kiss kiss kiss I want you」とせまる。愛らしい恋のアプローチを受け、胸のドキドキが大きく脹らみだす。彼女たちに「ねえ ギュッとギュッと抱きしめて キミだけ」と甘い恋の告白を受け、心が華やぐだけではなく、気持ちがメロメロにとろけてゆく。「欲しがりなボクにKissをして」に触れている間中、ずっと恋に溺れ続けていたい幸せに心が包まれていた。
華やかさを増すように。10人は胸をときめかせながら「恋はクレッシェンド」を歌っていた。舞台の上を可憐に、華麗に舞い踊り歌う彼女たちの姿が、とても眩しい。恋した思いを大胆に、積極的に、彼女たちは歌いかける。10人の気持ちを一つにした告白を受け、心騒がないわけがない。その甘く華やかなアプローチは嬉しい罪だ。このまま彼女たちと一緒に素敵な青春の中で溶けあいたい。
ノンストップで続く蓋然性オルトイズムのライブ。飛びだしたのが、最高に胸をときめかす美メロな高陽チューンの「storia」。この歌へ触れるたび、一緒にその先に輝やいている素敵な未来を見たくなる。彼女たちとともに「Dearest あなたに届くように~今は止めないで」と口ずさみながら、熱狂と夢抱く思いへ一緒に溺れてしまいたい。彼女たちの強い意思と、その意思を強くぶつける歌声に触れ、心は嬉しく騒ぎ続けていた。
「胸につのる君への熱い思いは止めることなど出来ないよ」。彼女たちは胸の中に渦巻く恋の情熱を解き放つように、力強く高らかに「シエレトワーレ」を歌っていた。「さぁ光をめざそう」と歌う彼女たちの誘いを受け、気持ちが熱く高ぶる。舞台上のメンバーたちは、身体中から沸き立つパッションをぶつけるように歌い躍っていた。躍動する華やかなパフォーマンスに触れ、心が嬉しく騒ぎだす。ミュージカルの一場面を描くように歌い躍る彼女たちの姿も、眩しく瞼に焼きついた。
楽曲はさらに熱情とパワーを増幅しながら「禁断Lover」へ。止まることなく、休むことなく気持ちを上げ続けるこのライブ自体が、すでに禁断の熱狂を生み出している。10人はずっと見ている人たちに愛や夢、熱狂や浪漫を伝えるのは、もちろん。切なさや悲しみさえも、かならずポジティブな姿に昇華して提示してゆく。だから、気持ちが嬉しく沸き立ち続ける。
蓋然性オルトイズムは最後に、「今咲き誇れ」と「花言葉〜君を忘れない〜」を歌っていた。舞台の上で花咲いた恋に恋する10個の乙女の花は、ずっと可憐に、綺麗に咲き続けていた。夢や恋を描いた輝きを放つ物語に、蓋然性オルトイズムは見ている人たちをずっと夢中にさせていった。本当にアッという間の、魔法にかかったような夢のひとときだった。
それまでの熱狂的な物語の続きへ、さらにキラキラとした音の色を塗り重ねるように、蓋然性オルトイズムはアンコールの最初に「ホシゾラ」を歌唱。切なさと哀愁を覚える歌だ。でも、楽曲が力強く躍動し続けるからこそ、騒ぐ感情を抑えられなくなる。舞台の上で花咲くように華麗に舞い躍る姿が、瞼に眩しく映っていた。切ない歌なのに、感情がどんどんアガッてゆく。この感覚がたまらない。
次に披露したのが、メンバーの河島有寿が作詞を担当。夏にエイベックスエンタテイメントよりシングルリリースが決定した新曲の「emperor」。サビ歌始まりのキャッチーさも魅力だが、蓋然性オルトイズムの中でもひと際BPMの速い楽曲なのも嬉しい。心も身体も感情も、一瞬にして感情のギアをトップまでぶち込むように、熱狂ライブチューンとして成長していくに違いない。派手で華やか、可憐で乙女心満載、そんな浪漫を備えた熱狂ラヴァーズソングの誕生だ。
熱狂をさらに輝かせるように、最後に蓋然性オルトイズムは「TO BE ALIVE!!〜夢物語〜」を届け、これからも一緒に夢を求め続ける約束を、眩しい歌の光に包まれた空間の中で交わしあっていた。彼女たちが歌を通して誓った「夢のような夢」を見続ける思いと意志。蓋然性オルトイズムは「運命さえ 変えてみせる 同じ夢を掲げよう」と歌っていた。ならばその夢の先の景色を、これからも彼女たちを追いかけながら一緒に見続けようか!!
PHOTO:KURO
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
1stシングル 夏リリース!!
エイベックスエンタテイメントより第一弾メジャーリリース
『emperor』
C/W
『恋はクレッシェンド』
『TO BE ALIVE!!〜夢物語〜』
SNS
セットリスト
「空想Believe」
「LAST LOVE」
「ナミダの両思い」
「永遠Memories」
「欲しがりな僕にkissして」
「恋はクレッシェンド」
「storia」
「シエレトワーレ」
「禁断Lover」
「花言葉〜君を忘れない〜」
-ENCORE-
「ホシゾラ」
「emperor」
「TO BE ALIVE‼︎〜夢物語〜」
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