Blog
もう元には戻らない。だったら、今の時代に合わせた進化を示すのも、俺らバンドマンの使命ですからね。The Benjaminの最新シングル「Bark in the Garden」は、あなたが心に抱えている叶えたい想い!!!
「えっ,The Benjaminどうしちゃったの??」。3月1日に発売する最新シングル「Bark in the Garden」を耳にしたとき、最初に思った素直な感想だ。The Benjaminと言えば、胸くすぐる美メロな歌と心地好く弾むビートロックをMIX UP。90年代ヴィジュアル系バンドらが魅力にしていた要素と共通する「歌心を持ちながらも、ビート感の強い」バンドだ。でも、彼らが最新作で打ち出したのは、「激しく攻める過激な姿」。まさか、歪みを上げたギターの音が炸裂する、シャウト声も混ぜたアグレッシブなパンクナンバーで攻めてくるとは…。
メンバー自身の歩みを振り返れば、過去に経験してきたスタイルだ。でも十数年の時を経て、それをThe Benjaminを通して復活させたことに、正直、驚きを隠せない。ミネムラ“Miney”アキノリは、ここへ至るまでの経緯をこう語ってくれた。
「コロナ禍が続く中、自分たちが過去に組んでいたバンド時代の楽曲も配信ライブや配信音源という形で届けてゆく中、改めて気持ちが一周したと言いますか。「自分らが十数年前に好んでやっていた音楽スタイルを、今だったらもっと格好よく形にしていける」とひらめいた。それが最初のきっかけ。「Bark in the Garden」や「ベンガルタイガー」のような曲調は、自分らがヴィジュアル系の音楽を好きになった頃から身体に染みついていたスタイル。メンバーみんな、この2曲をライブで演奏をしたときに、新しいバンドを始めたような気持ちも覚えていた。それが、今回の作品や、今後の行動へ繋がる布石になりました。
もう一つの理由が、昨年12月に東名阪を舞台にしたワンマンツアーを行った経験。そのときは、コロナ禍以降に作り上げた楽曲ばかりを並べたセットリストで演奏。歌を味わう曲たちが主軸だった理由もあり、騒ぐよりは楽曲を楽しむライブを構築していました。もちろん、それも良いライブの形として成立していましたけど。この2年弱の中、配信でライブを届けることが主だった理由や、ライブをやっても人数制限があれば、フロアで暴れられない環境があったことから(今も続いている)、騒ぐモードではない曲たちを多く作り続けていたことを改めて実感。その反動もあって、「Bark in the Garden」や「ベンガルタイガー」のような、ライブで活きる激しい楽曲を作りたい衝動が生まれたのも理由でした」(ミネムラ“Miney”アキノリ)
「Bark in the Garden」「ベンガルタイガー」共に、縛られた環境をぶち壊し、ここから新しい流れを生み出してやる強い意志が込められている。でも、いくら吠えようと、いまだに世の中は状況次第で個々人の叫び声を無理やり封じ込めてしまう。そこに鬱憤や憤りを覚えるが故のジレンマにも似た遠吠えを、The Benjaminはこの2曲に詰め込んだ。「Bark in the Garden」について、ミネムラ“Miney”アキノリはこうも語ってくれた。
「今も制限された環境があるように、感情を解き放ちたいけど解き放てないジレンマは正直ある。だからと言って、あきらめているわけではない。しっかりと未来を見据えたうえで、ここからどうやって踏みだすか…。それは自分たちだけではなく、オーディエンスたちも。引いては、今を生きている人たちみんなにも言えること。まだまだ雁字搦めになり続けるのか。たとえ足枷があろうとも、踏みだそうとする気持ちを持っているのか…。俺たちが何よりも伝えかったのは、「どんな縛られた環境であろうと、希望を失わない意志を持ち続けることが大事」という気持ち。
自分らを取り巻く身近な環境を見渡しても、「現状を乗り越え、なんとか前に進まなきゃ」と試行錯誤し続けている仲間たちが相応にいる。The Benjaminもその中の一つ。ただ、延命治療じゃないけど、「今を何とか生き長らえましょう」を繰り返す姿勢はバンドマンとしてちょっと恰好悪いなと思ってる。どうせなら、もっと前のめりにまわりを引っ張ってゆく姿を示したい。そういう気持ちを「Bark in the Garden」や「ベンガルタイガー」の歌詞に記せば、今年のThe Benjaminの活動が、それを示してゆく形になります」(ミネムラ“Miney”アキノリ)
The Benjaminは、みずから運営するレーベルBadeggBox主催による全国イベントツアー『BATTLE FEVER TOUR2022』を、シングル「Bark in the Garden」の発売日と同じ3月1日より始める。同ツアーの開催も、コロナ禍以降ずっと止めざるを得なかったことから約2年ぶりの開催になる。今回のツアーは、これまでとは異なる意味を持った内容にもなりそうだ。
「今も世の中は厳しい状況に置かれていれば、先のことは誰もが不透明という環境が続いています。ただ、バンド側も、受け入れてくれるライブハウス側も、その状況下での対策という経験をこの2年弱の中で重ね続けてきた。だからこそ改めて力強く踏みださなきゃと、毎年春に行っていた『BATTLE FEVER TOUR2022』を2年ぶりに組みました。
ただし、元に戻すだけでは駄目なんですよ。今の状況や情勢を踏まえ、その時代に合わせた形で進化しなきゃいけない。そのうえで、どうしても伝えたい想いを「Bark in the Garden」というCD作品にすれば、これから始まるライブツアーを通して届けようとも思ってる。もう元には戻らない。だったら、今の時代に合わせた進化を示すのも、俺らバンドマンの使命ですからね」(ミネムラ“Miney”アキノリ)
The Benjaminが、同ツアーに参加するバンドたちが、ライブを通してどのような意志やメッセージを示すのか、そこは楽しみにしていよう。さらに、同ツアー後の5月7日(土)には、こちらも2年ぶりに観客を入れて行う7周年ワンマン公演「The Benjamin 7th ANNIVERSARY ONEMAN SHOW「Bark in the New Garden」を原宿RENONで開催する。
「The Benjaminとしては5月7日の7周年公演に納得のいく成果を作り上げたい。今の俺たちは、生まれ変わった気持ちで新たにThe Benjaminを見せる意識でいますけど。The Benjaminは、昨日今日始めたばかりの新人バンドではない。結果がどうであれ、「そこへ向かって努力しました」「頑張りました」で納得したり、同情をひくバンドでもない。自分たちが伝えたいこと、届けたい想いをしっかり響かせ、それを評価という形で示すべき立場。もちろん、努力はするけど。それは、自分たちだけがわかればいいことで、それを世間にアピールするものではない。だからこそ、みんなも納得する形で成果を見せなきゃいけないんですよ」 (ミネムラ“Miney”アキノリ)
その想いに少しでも心が動いたなら,今度はあなたがアクションを起こす番だ。嘆いたり文句を言っても、世の中も、自分も変わらない。ならば、我々も変わる火種を見つけるためにも動かないと…。ワンマン公演の当日券の価格が…0円。自分を変えるチャンスを無駄にするな。
TEXT:長澤智典
【The Benjamin ニューシングルリリース&7周年記念ワンマン決定!】
The Benjaminが3月1日に4thシングル「Bark in the Garden」をリリース!
2ndアルバム「Because」から2年ぶりのCD音源リリース。4th Singleとなる今作はコロナ禍で制限されつつも積極的に様々な形で音楽に取り組んできたThe Benjaminが見つけた新たな答えの一つがここにある。
そして結成7周年を記念したワンマンも決定!集大成、そして新しい始まりとなるとなるこのワンマンはThe Benjaminに触れたことのない方のために「ビギナーズチケット」をワンコインで用意、当日券はなんと無料!
■リリース情報
タイトル:「Bark in the Garden」
アーティスト:The Benjamin
発売日:2022.3.1
形態:シングル
品番: BDBX-0082
価格: 1,500円(税込) 1364円(税別)
収録曲:
1.Bark in the Garden
作詞/作曲:Minemura Akinori
2.ベンガルタイガー
作詞/作曲:Minemura Akinori
発売元/販売元:BadeggBox
■ワンマン情報
The Benjamin 7th ANNIVERSARY ONEMAN SHOW
「Bark in the New Garden」
公演日:2022年5月7日(土)
会場:原宿RENON
東京都渋谷区神宮前1-15-2 神宮前115ビルB1
開場 17:30/開演 18:00
※開演開場時間の変更に関するチケットの払い戻しはございませんので予めご了承ください。
チケット/料金
●先行チケット(BadeggBox Club先行)
料金:5,000円
チケット番号:S001〜
※入場順最優先
※スペシャルピクチャーチケット
※「打ち上げイベント」(5/8(日) 中野SpaceQ開催)に参加できます。
[受付期間]〜3月6日(日) 23:59
[抽選期間]3/7〜3/8
[当落発表、入金期間]3/9(水)12:00〜3/14(月)23:59
スマートフォンサイト「BadeggBox Club」
https://badeggbox-members.jp/
専用ページより申し込み。
※会員登録が必要です。
※クレジット決済可能。
※郵便書留での発送。
※2022年4月上旬に発送予定。
※1申し込みにつき発送手数料が別途¥600かかります。
●一般チケットAビギナーズチケット
料金:500円
一般発売日:2022年3月21日(月)
チケットNo.A001-
※スペシャルピクチャーチケット
●一般チケットB[ビギナーズチケット](TICKET PAY)
料金:500円
一般発売日:2021年3月19日(土)
入場券:TICKET PAY
チケットNo.B001-
購入URL:
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=37387
●当日券
料金:0円
入場順:番号順:S→AB並列→当日券
主催/企画/制作:BadeggBox
問い合わせ:会場
■ライブスケジュール
3/01(火) 池袋EDGE
3/12(土) 新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
3/13(日) 長野LIVEHOUSE J
3/21(月祝) 横浜Music Lab.濱書房
3/22(火) 恵比寿club aim
4/07(木) 福岡INSA
4/09(土) 大阪Varon
4/10(日) HOLIDAY NEXT NAGOYA
4/22(金) 宇都宮HELLO DOLLY
4/23(土) 仙台spaceZero
5/01(日) 渋谷 Spotify O-WEST
5/07(土) 原宿RENON★ワンマン★
■インストアイベントスケジュール
3/12(土) 新潟6studio 14:00-
4/07(木) 福岡ミュージックプラザインドウ 12:00-
4/09(土) ライカエジソン大阪店 14:00-
4/23(土) little HEARTS.仙台店 12:00-
4/30(土) little HEARTS.新宿店 13:00-
4/30(土) 新宿自主盤倶楽部 15:00-
4/30(土) ライカエジソン東京店 17:00-
■オフィシャルwebサイト
http://thebenjamin.jp
FEATURED
- 山崎まさよし、小沢健二などで知られるベーシスト・中村きたろー、プロアマ問わず楽曲のベース演奏を依頼出来る「WEB BASS FACTORY」をスタート
- 現在はデジタルアーティストとして活動する元音楽プロデューサーの月光恵亮氏が無観客配信トークライブ
- タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.12】×キイチビール(キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)(前編) 「俺は働けないだろうな」から動き出したキイチビールの「生活」と「音楽」
- タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.6】×西槇太一 [前編] 音楽に関わり続け、バンドマンからマネージャー、そしてまさかのカメラマンに
- 映像演出家・スミスの人生相談【きょうもスミスがかんがえた Vol.1】 はじめまして映像演出家スミスです