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D.A.N.、ライブ会場限定のnew single『Bend / Elephant』リリース決定!
シングル「Chance」からはじまったD.A.N.の2018年は、オリジナル・メンバー3人のみでは初めてとなるツアーを慣行、さらには2ndアルバム『Sonatine』をリリース、さらには日本国内はもちろんのこと、アジア・ツアーなど海外でのライブ、フェスに出演し、バンド活動の第2章を象徴するような、その活動の場を広げた年となった。そして約1年ぶりの届けられた新譜たち。
幽玄なピアノのフレーズがゆったりとループするダウンテンポで始まる「BEND」は、微細な電子音のサイケデリアをまといながら、楽曲の後半に進むほどに、激しさを増すドラムとともにエモーショナルに美しく高揚していく。5分の時間軸はその壮大な流れとヴィジョンで限りなく広がっていく。勢いだけでは表現できない、現在のD.A.N.の成熟した音楽性を示すサウンドと言えるだろう。
トロピカルなハウス・グルーヴを身に着けた「Elephant」は、「Tempest」や「Sundance」といった楽曲で彼らが行ってきたダンス・ミュージックの援用の延長線上にある。野太くシンプルな、ドラム&ベースが刻むグルーヴ。更に磨きをかけた音質というファクターも、そこには大きな要因としてこの楽曲をより魅力的なものとしている。さまざまな声や電子音がリズムの上で、カット&ペーストされ広がっていく、より研ぎ澄まされたプロダクションがあっての音像といえるだろう。
この楽曲をインストでもリリースするというのは、そこに彼らの音に対するスタンスも見ることもできる。
D.A.N.の第3章はここからはじまる。
Text by 河村祐介
RELEASE INFO
D.A.N.
『Bend / Elephant』
2019.06.20(Thu)on sale
PRICE:¥1,000
FORMAT:CD
PRODUCT NUMBER:SSWB-010
LABEL:SSWB / BAYON PRODUCTION
※ライブ会場限定販売
※初回プレス限定
1. Bend
2. Elephant
3. Elephant – Instrumental –
(Total time:16min)
PROFILE
D.A.N.
2014年、櫻木大悟(Gt,Vo,Syn)、市川仁也(Ba)、川上輝(Dr)の3人で活動開始。様々なアーティストの音楽に対する姿勢や洗練されたサウンドを吸収しようと邁進し、いつの時代でも聴ける、ジャパニーズ・ミニマル・メロウをクラブサウンドで追及したニュージェネレーション。2015年7月にデビューe.p『EP』をリリース。2016年4月に待望の1stアルバム『D.A.N.』をリリースし、CDショップ大賞2017の入賞作品に選出。7月には2年連続でFUJI ROCK FESTIVAL’ 16に出演。また同年のFUJI ROCKオフィシャルアフタームービーのBGMで「Zidane」が起用される。2017年2月にJames Blakeの来日公演でO.Aとして出演。4月にはミニアルバム『TEMPEST』をリリース。11月に初の海外公演をLONDONで行い、滞在中にはFloating Pointsのスタジオで制作活動を行う。現地のジャイルズ・ピーターソンのラジオ番組に出演しスタジオライブを敢行。2018年2月、UKのThe xx来日東京公演のO.Aを務める。5月にUK TOURを敢行し“THE GREAT ESCAPE’ 18”に出演。7月には2ndアルバム『Sonatine』をリリースし、FUJI ROCK FES’ 18へ出演。9月から12月にかけて、リリースツアーとして、アジア(中国4都市、台湾、バンコク、香港)と、国内9都市の全17公演を開催。不定期で行う自主企画ではこれまで、L.AからMndsgn、UKからJamie Isaacなど海外アーティストを招聘して開催している。
<Official Website> http://d-a-n-music.com/
D.A.N. were formed in the summer of 2014 in Tokyo. Their unique and thoroughly modern sound, sitting somewhere between the minimal alt-pop of The xx and the live dance music dynamic of Caribou has won them fans throughout their home country, and an offer to appear at the prestigious Fuji Rock Festival in 2016 & 2018 has been swiftly followed by the band opening for international artists including The xx and James Blake and Floating Points in Japan. The Band’s selforganized event, “Timeless”, has seen them invite and play alongside acts such as Mndsgn (L.A) and Jamie Isaac (UK) in Tokyo, whilst in late 2017 D.A.N. took off to London, where they spent some time recording with Floating Points at his personal studio, appeared on Giles Peterson’s Worldwide Radio and performed at the legendary Hackney hipster haunt The Snacklewell Arms. In May 2018, they appeared at The Great Escape in Brighton, UK, winning enthusiastic new fans from around the world. The band’s latest full length album “Sonatine” was released in July 2018, followed by an Asian tour through China, Taiwan, Bangkok and an appearance at Hong Kong “Clockenflap” festival. With influences randing from underground house and techno through to psychedelic and African music, the three piece are equally at home in the club as they are on a festival stage, and are being widely touted as the most exciting prospect to emerge from the Tokyo scene in many years.
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