Blog
東京インディー・シーンのアウトサイダー“South Penguin”の1st Album『Y』より、新進気鋭の映像作家Keifruscianteによる最新MV「aztec」が公開!クマガイタイキ(Helsinki Lambda Club / Group2)、近藤大彗(No Buses)、清水祐也(Monchicon!)、松㟢翔平、本秀康による推薦コメントも到着!
憧れのコナン・モカシンから「マック・デマルコとスピードの遅いバスで追いかけっこしているみたいだ」と評された東京インディー・シーンのアウトサイダー“South Penguin”。「美しさ」をテーマにした全9編、待望の1stアルバム『Y』のリリースが決定した。
静かなるサイケデリック・エキゾチカ。秘かにグルーヴするアーバン・ファンクネス。それはシティー・ポップの幻か?
サポート・メンバーには、過去にYogee New Wavesのサポートも務めたニカホヨシオ、折坂悠太(合奏)のメンバーでもある宮坂遼太郎らなど、シーンの重要人物たちが参加。
過去作EPに収録されていた楽曲「ame」「alaska」は、新録の音源を収録。アルバムに先駆けて先行シングルとして配信された楽曲「alpaca」は、FLAKE RECORDSの店長DAWAがおすすめする今聴くべき楽曲として紹介され、Gotch(後藤正文)によるSpotifyプレイリスト「2019 Favorite Songs」にも選出。アルバムにはリマスタリングされた音源として収録される。
楽曲「air」には、ゲスト・アーティストとして2019年春にリリースしたアルバム『Dos City』でジャパニーズ・ヒップホップ・シーンの話題をさらったDos Monosから荘子itがfeat.され、意外性と組み合わせの妙を実現。
ペンギンとアルパカが印象的で牧歌的なジャケット・イラストは、マチダヒロチカによるもの。プロデュース・REC・MIXエンジニアには1stEPからサウス・ペンギンの全作品を手掛けている盟友、岡田拓郎(ex.森は生きている)、マスタリングをPadokが担当した。
また、Keifrusciante監督、Pennacky撮影による最新MV「aztec」が公開された。
<South Penguin – aztec>
そしてtofubeatsに引き続き、クマガイタイキ(Helsinki Lambda Club / Group2)、近藤大彗(No Buses)、清水祐也(Monchicon!)、松㟢翔平、本秀康によるMV「aztec」の推薦コメントも到着。
<コメント>
■ クマガイタイキ(Helsinki Lambda Club / Group2)
ボーカルのアカツカとはたまにお酒を飲んだり、サウナに行ったりする仲。一緒にいると無限にボケ続けるか吉岡里帆さんの話をするか、しかしないので、ついついかっこいいバンドをやっていることを忘れてしまうんですが、今作めちゃくちゃ良くて、見直しました。(偉そうですいませんがとても褒めています)今のSouth Penguinの熱量がしっかりパッケージされた、素敵なアルバムだと思います。全編通してヒリヒリするアレンジに、サウナと水風呂を感じました。聴いていて非常に気持ち良かったです。特にaztecがぼくの琴線に触れまくって、愛おしい。名曲〜。雰囲気だけの音楽に嫌気がさしている人、ぜひ聴いてみてください、超かっこいいので。
リリースおめでとう!
■ 近藤大彗(No Buses)
普段の面白い感じからこんな音楽放つギャップにやられます…。 吉岡里帆さんに会えるといいですね! そんなユーモアも節々に感じられて、全曲本当文句なしにカッコいいです! 素敵な作品ですので是非!
■ 清水祐也(ライター/ Monchicon!)
すべてはYのために。
本作はポップ・グループの皮を被った狼たちからの最初の警告であり、
サウス・ペンギンは東京という冷凍都市で暗躍する
最後のUR(アンダーグラウンド・レジスタンス)なのであーる。
■ tofubeats
South Penguinのみなさまと初めて対バンしたのはなぜか台湾のライブハウスで、日本のバンドがいると思っていざ話してみるといきなり「今日で今のメンバー自分以外全員脱退するんですよ」と言われてあっけにとられた。そしてそんな明るい語り口とは裏腹に妙にセクシーでサイケデリックなライヴは台湾の湿度の高い天気と共にとても奇妙な印象に残っていて、このアルバムを聴くとその日の汗ばむ天気を思い出すようだ。スマートでありながら全曲チャーミングなところがとても魅力の1枚だと思います。どうせ今年も日本は死ぬほど暑い夏になっていることでしょう、そんな時期にぜひ。
■ 松㟢翔平
僕はサウス・ペンギンをインスタグラムで知りました。一人で飲んでいるときにインスタグラムを観ていたら、台北の友だちのストーリーにそのまま転載された『idol』のMVが流れてきたのです。彼女はその上に「日本のグッドバンド!たぶんスターになっちゃうヨ!」と日本語のコメントを付けていました。
MVでは、どこかで拾ってきたような(拾ってきたのかな)宇宙飛行士のCG映像、大砲が弾を発射する記録映像、Windowsみたいなブルースクリーン、謎のバンド、撮り下ろしの可愛い女の子の映像などがコラージュされ、しまいにはその可愛い女の子が物販の宣伝を始めたので思わず笑いました。
そういった所在なさげな映像とVo.アカツカ君の声が心地よかった。インターネットや幽霊のように冷えた音楽がヒュードロロンと日本の夏の夜を涼しくしてくれそうだな、と思いました。
■ 本秀康
アーバン!ファンク!アンニュイ!トロピカル!サイケ!売れそうエッセンスが全部入ってる!よく入ったな!
<South Penguin – idol>
LIVE INFO
ARAM presents 『リスニング・ルーム』
8/31(土)@渋谷7th FLOOR
w/ ARAM / 安楽 / South Penguin
open:18:00 start:18:30
adv:¥2,200 door:¥2,500 (各+1drink)
RELEASE INFO
South Penguin
『Y』
2019.08.02(Fri)on sale
PRICE:¥2,300
FORMAT:CD
PRODUCT NUMBER:PCD-83015
1. air feat.荘子it (from Dos Monos)
2. head
3. alaska
4. ame
5. idol
6. alpaca
7. spk
8. aztec
9. happy
<参加ミュージシャン>
荘子it (from Dos Monos)
hikaru yamada
PROFILE
South Penguin
・アカツカ(guitar/vocal)
Support member
・額賀涼太(bass)
・ニカホヨシオ(keyboard)
・宮田泰輔(guitar)
・礒部拓見(drums)
・宮坂遼太郎(percussion)
2014年7月に東京で結成。
2016年7月20日、デビューep『alaska』をリリース。それに伴いライヴ活動を開始し、同月FUJI ROCK FESTIVAL’16「ROOKIE A GO-GO」に出演。
2017年6月17日、初の海外公演である台湾でのライヴをもってアカツカ以外のメンバーが脱退し、その後はサポート・メンバーを迎え活動。
同年7月5日、2nd ep『house』をリリース。
2018年春、中国を代表する野外フェス「Taihu Midi Festival」を含む全4箇所を巡る中国ツアーを敢行。
2019年1月30日に1st digital single『idol』、2月27日に2nd digital single『alpaca』を2ヶ月連続リリース。
同年7月、台湾最大級の野外フェス「覺醒音樂祭 WAKE UP FESTIVAL 2019」を含む台湾ツアーを敢行。
やりたいことに忠実に活動中。
<Spotify, Apple Music, iTunes, etc>
https://linktr.ee/south_penguin_band
FEATURED
- 現在はデジタルアーティストとして活動する元音楽プロデューサーの月光恵亮氏が無観客配信トークライブ
-
タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.1】× 安孫子真哉(KiliKiliVilla)
「家族との生活」と「音楽の場所に戻る覚悟」(前編) - タイラダイスケ (FREE THROW)【生活と音楽 Vol.9】× モリタナオヒコ (TENDOUJI) (前編)「何にもなかった生活に寄り添い続けた音楽」
- Rei、日本人ミュージシャン初となるTED NYCでのパフォーマンス映像公開「my mama」「BLACK BANANA」を披露
- 今年のフジロック出演も決定している俳優Finn Wolfhard(フィン・ヴォルフハルト)率いるCalpurnia(カルプルニア)が新曲をリリース!