「さぁ、俺らのシーンを作りにいこうぜ」。ゼゼが魅せた”答え”。━【最狂】の遊び場が生まれた瞬間 ━

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3月11日に渋谷clubasiaで行われた”ゼゼ始動主催 clubasia 30th Anniversary 【0 × 1「ゼロワン」】”
公演の場を通して、ゼゼが活動の狼煙を上げた。
この門出を祝うため、【愛探眼影】【ACT ONE AGE】【トラケミスト】【MANATY】が本企画へ出演。さらにDJとして【志喜屋廉】【佐久間貴生】【志村(clubasia)】が参加した。

イベントのトリに相応しい、「赤い戦闘服」を身につけ登場するゼゼのメンバー。

clubasiaの巨大なスクリーンには、本番を前にしたメンバーたちの姿が映し出されていた。
映像越しに観客たちを煽る4人。気合を入れたメンバーは、颯爽とステージに向かう。
そして…

ついに始まるゼゼのライブ。
冒頭からこの場を熱狂の坩堝にしようと、”切っ先鋭いソリッドでスリリングな音”が会場に轟く。

幕開けはデジタル&ラウドナンバーの『Talking Chainsaw』。
ツーステから勢いよく始まり、ラウドなキメに合わせ跳躍するメンバーたち。
間奏では打ち込みの四つ打ちキックに合わせ、メンバー全員のヘドバンからクラップという煽りも。
その姿を真似て、フロアで早くも同じ動きが生まれだしていた。
目と耳から感じ取り、力強く手を打ち鳴らす観客たち。
楽曲が気持ちを揺さぶる攻撃的な音を吐き出すたびに、感情のBPMもどんどん上がっていく。
Tomoが「Hey!」と心臓を抉るような声で煽るたびに、フロア中の人たちもいつしか大きく跳ね続けてるようになっていた。

怒涛の勢いは止まらない。

1曲目から息つく暇もなく、2曲目では直近でMVもリリースされた『ERIS』をぶち噛ました。
Hiyoshiの先鋭的なギターのリフが唸るたびに、感情が奮い立つ。
フロアへ向けて身体を大きく傾けながら煽るTomo。
彼の誘いを受け、フロアの前方へ次々と人が押し寄せる。
大勢の人たちが魂を揺さぶる豪快な音の衝撃を全身に浴びながら、演奏に合わせて身体を大きく揺らしていた。
この攻撃的な音に煽られれば暴れずにはいられない。
煽りを受け、フロア中から熱情した無数の声も上がっていた。
間奏では狂気的な音で叫ぶようなHiyoshiギターの演奏へ向け、大勢の人たちが拳を振り上げ、沸き立つ思いをぶつけていた。
歌声や演奏、叫ぶ声に乗せ、互いに感情を剥き出しに戦いながら熱を孕ませていく。
これこそがゼゼのライブだ。

ゼゼにとってこの日が、正真正銘始まりの場。
ベースの志喜屋 廉が口にした「目指す場所に進んでいけるのが嬉しい」
その言葉が、胸に熱く響いてきた。
続けるように彼は、「大人だけど、心だけは子供でいよう」というバンドのコンセプトである「アダルトチャイルド」に込めた思いや、音楽が、バンドが大好きだからこそ、その純粋な思いに突き動かされ、4人ともふたたび夢を追いかけだしたことを語ってくれた。
MCの中、さりげなくTomoが”アダルトな男の色気”をアピールしていたことも伝えておきたい。

「このフロアを、ガキの頃に戻れるワクワクな空間にしていく」「ゼゼの歴史の幕開けだ」
この言葉を合図に、4人は3つ目のナンバー『Screaming On The Inside』を叩きつける。

金切り声のようなHiyoshiのギターリフに合わせ、煽り、観客たちの身体を突き動かすTomoと志喜屋 廉。
煽るメンバーたちに刺激を受け、フロア中から拳が次々と突き上がる。
エスニックでエキゾチックな印象も受ける、ヘヴィな音を豪快に叩きつける楽器陣。
その上でTomoが高らかに歌いあげる。
土手っ腹を激しく揺さぶる音に煽られ、身体と感情が荒々しく奮い立つ。
「疑うな声を 解き放て さぁ衝動」
「歌い出せ前へ 嘘はないって証明」
自らを鼓舞し、現状のゼゼを表すかのように歌い・叫ぶTomoの声に触れるたび、同じように気持ちが奮い立っていた。

「今日、この日から、未来は俺らが作る」と志喜屋 廉が煽りだした。
このタイミングで、まさかのベースを置いてマイクを手にした志喜屋 廉。
Tomoとの2MCになり、始まったのは『my ERA』。
荒々しいラップを次々と噛ましながら観客たちを煽りだす。
Tomoと志喜屋 廉の2人は”Co2”をフロア中に振りまきながら、強烈な言葉の弾丸を次々と打ち放っていた。
高ぶる気持ちを、攻撃的な言葉にしてがなるように叩きつける志喜屋 廉のラップの存在感が強烈だ。
その声もエナジーにしながら、オラオラと煽るように歌い、言葉を噛ますTomo。
この曲ではフロアに大きなサークルモッシュまで誕生し、その輪の中へ志喜屋 廉がCo2を持って飛び込み、場内中を真っ白に染め上げていたことも伝えておきたい。

「全員、両手を上に上げろ」。
Tomoの「クラップ」の言葉を合図に飛びだした『La viva arriba』というフレーズ。
5曲目のナンバー『La viva』のイントロに合わせて、観客たちがクラップを始めた。
楽器隊が加わり演奏が激しく暴れだした途端、フロア中の人たちもそれに呼応するよう暴れだす。
歪み・荒々しく唸り出す音。
その演奏に乗せ、高く手を振り上げて煽るように歌うTomo。
彼の動きに合わせて、場内中の人たちも祭り上がるように拳を高く突き上げ、その場で上へ上へと跳ね続けていた。
ギターソロではTomoがフロアにダイブし、観客たちがTomoを抱え上げてフロアをサーフしていく。
この曲では、力強く打ち鳴らされるビートと熱狂を求める鼓動をシンクロしながら暴れる観客たちの姿も印象的だった。
躍動するジャングルビートに乗せて、「La viva la la arriba」とがなる志喜屋 廉と観客たちが声をかけあう。

とはいえ、観客たちは初めて楽曲に触れる。
フレーズを真似、それぞれが少し違っていても沸き立つ感情のままに声を張り上げていた姿も印象的だった。
マイクのバトンはTomoに。彼も観客たちと熱いコール&レスポンスを繰り広げ、暴れたがりの観客の理性をどんどん消し去っていった。
これからきっと「La viva la la arriba」の掛けあいが、フロアに一体化した大きな祭りの景色を作りあげていきそうだ。
気持ちか高ぶったなら、拳を突き上げて「La viva la la arriba」と叫べばいい。それだけで、己の心が解き放たれていく。

曲終わりの静寂。
その後始まったのは”手と足”を使ったパーカッション。
冒頭からメンバーと観客たちが、足を踏み鳴らし、高く掲げた両手を鳴らし、「オーオーオー」とシンガロングしていく。
いよいよ終盤戦という雰囲気を醸し出し始まったのは6曲目の『HOWLS』。
この楽曲も、メンバーと観客たちが一緒になって声を上げて熱くなれる力強くて荒々しいナンバーだ。
一打一打の、一音一音の衝撃に触れるたび、「オーオーオー」と声を張り上げずにいられない。
一言で表すならばロッケストラなナンバー。
気持ちの昂りに嘘はいらない。
この曲も彼らと一緒に「オーオーオー」と声を張り上げ、高く掲げた手を鳴らせばいい。
荒れ狂う音の唸りの中に見を任せ、魂が震えるままに叫べばいい。それが答えだ。

最後にゼゼは背景にMVを投影しながら、今のゼゼの顔でありキラーチューンとも言える『ERIS』をふたたび叩きつけた。
再びHiyoshiのギターの音が、切っ先鋭いリフで身体を突き刺す。
しなるように。でも強烈なドラムの音を一打一打叩きつけるDewey。
重低音を唸らせて攻める志喜屋 廉のベース。
荒れ狂う演奏の上で、Tomoが沸き立つ感情のままに煽り、声を張り上げ、エモーショナルに歌う。
『ERIS』が、観客たちを”本能”のままに暴れ騒ぐ獣に変えていった。
この瞬間こそが、このライブの「完成」を表す終着点だろう。
台の上からヒリヒリとしたギターソロをぶち噛ますHiyoshi。
その音に向けて、フロア中から無数の拳と声が張り上がる。
ともに声を上げて騒ぎたい。この衝動に溺れてこそゼゼのライブ。
始動ライブという始まりの景色の時点で彼らは、ライブハウスを大人たちが”無邪気な子供”に戻って暴れはしゃぐ場に染め上げていった。

熱狂という最高の呪いと希望を、ゼゼはこの場に示していった。
「さぁ、俺らのシーンを作りにいこうぜ」。Tomoの言葉が胸に熱く、力強く刺さり残っている。

次は赤羽ReNY alphaを舞台にしたゼゼ始動主催 【0 × 2「ゼロツー」】だ。
ゼゼはどんな衝撃を叩きつけてくるのか、再び会うその瞬間が待ち遠しく楽しみだ。

PHOTO:三浦真琴(maco)
TEXT:長澤智典

【LIVE INFO】
3ヶ月連続始動ライブ
4/14(火)赤羽ReNY alpha【0×2(ゼロツー)】
5/10(日)下北沢MOSAiC×下北沢ReG【ZE ROCK FES(ゼロフェス)】

_その他情報はこちら
https://lit.link/ze_ze_official

ゼゼ 1st single 「ERIS」Official Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=Ggu2jmfGSvg

セットリスト
映像
『Talking Chainsaw』
『ERIS』
MC
『Screaming On The Inside』
『my ERA』
『La viva』
『HOWLS』
『ERIS』(MV映像付き)

SNS
https://x.com/ze_ze_official

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