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「ウォーターラン2021」11月13日 第ニ部公演の模様をレポート!!
「ウォーターラン2021コレクション」の開催に、観客たちのハートを熱くさせたlolとFAKYのライブなども登場。 「ウォーターラン2021」11月13日 第ニ部公演の模様をレポート!!
「10万個の水風船が飛び交う水風船バトル」や「ウォーターガンで撃ち合う水鉄砲バトル」など、観客参加型の野外イベントとして開催してきた「ウォーターランフェスティバル」。今年は竹芝の埠頭側にあるNEW PIER HALLを舞台に”屋内イベント”として11月13日と14日に開催しました。
水を用いた演出に変わり、今年は「夢を持つキッズ、エンターテイメント業界を盛り上げるイベント」をテーマに、エンターテイメント色をさらに濃く打ち出したファッション・ライブイベントとして1日二部制、2日間に渡り、計4公演行いました。
ここには、11月13日第ニ部公演の模様をお伝えします。
KIDS DANCE
イベントの開演に先駆け、第一部と同じように第二部もKIDS DANCERたちのダンスパフォーマンスからプレ・オープニングとしてスタート。華やかなレーザーの光が飛び交う場内。舞台上では、5人のKIDS DANCERたちがしなやかな動きと少し大人びたセクシーな動きも見せながら、観客たちへ嬉しい刺激を与えていった。
TRY&ERA LIVE
オープニング映像を受け、第二部もTRY&ERAのライブからイベントはスタート。4人は優しい笑みを浮かべ、大切な「きみ」へ向けての思いを、思わず言葉にして漏らしてしまったように照れた仕種で歌っていた。彼らの温かく、ときに華やぐ歌声を耳にしていると、心が嬉しくはしゃきだす。本来「ウォーターランフェスティバル」は夏に開催の予定だった。だからこそTRY&ERAは、夏の始まりを舞台にした歌を通し、この会場に夏を連れ戻してきた。
曲を重ねるごと、TRY&ERAは季節歌を通し、見ている人たちの心を四季折々の景色の中へ連れだしてゆく。彩る季節の中で、忘れられない思い出を一緒に作ろうと、4人は曲を通して誘いかけてきた。その誘いが嬉しかった。
最後にTRY&ERAは、力強く元気に「強引マイウェイ」を歌い、会場中にキラキラした輝きを降り注いでいった。終盤、ランウェイも使ってはゃいでいた無邪気な少年のような4人の姿も眩しく見えていた。
オープニング
イベントのMCを担うmasatoが登場。「ウォーターランフェスティバル」の趣旨を説明。その上で、第二部前半部一番の見どころになる「ウォーターラン2021コレクション」へ繫いでいった。
「ウォーターラン2021コレクション」
この日のファッションショーへは、キッズブランドも展開しているEmma muah/スタジオシエル/Hinanonが参加。Cuugal誌上でも活躍する子たちも含め、多くの人気キッズモデルたちが次々ランウェイに登場。普段の遊び着にピッタリのお洒落だけどカジュアルな服装から、お洒落に決めたドレッシーな姿、さらには、キッズドレス姿まで、いろんな服をモデルたちが次々紹介。みんな大人びた表情や仕種を見せながら。でも、ふっとした笑顔や仕種からは、まだあどけなさも垣間見れたように、そこも見ながら惹かれていた面だった。
Snugs LIVE
明るい笑顔を浮かべ元気いっぱい舞台に登場したのが、男性グループのSnugs。メンバー自身が、眩しい太陽のような元気キャラクターの持ち主たち。4人は手にしたタオルを振り回しながら、フロアにいる人たちを次々とSnugsが作りだす”HAPPY”な空間へ巻き込んでゆく。冒頭からテンション高い彼らの気持ちと気合に刺激を受け、いつの間にか立ち上がり、彼らと一緒にはしゃぐ人たちの姿もフロアのあちこちに見受けられた。
Snugsの楽曲も、メンバーの性格や歌唱パフォーマンスも、つねにハイテンション。4人に笑顔で誘われたら、一緒に手を振り上げ、はしゃがずにいれない。気持ちが沈んだとき、Snugsの歌やライブがあったら、すぐHAPPYになれそうだ。いや、なれること間違いない。
この日は、「空に咲く花」のような、傷ついた心に優しく寄り添い、気持ちを励ます歌も披露。Snugsはいろんな曲の表情を見せながら、歌やライブへ触れた人たちに励ましや元気になれよとエールを送ってゆく。最後に歌った「あなたの幸せはわたしの幸せ」まで、心を日向に連れだしてゆくSnugsの歌に触れている間中、ずっと心がポカホカしていた。
DJ☆noa -DJ TIME-
次に登場したのが、KIDS DJのDJ☆noa。「盛り上がっていきましょう!!」の声をきっかけに、DJ☆noaのDJ PLAYがスタート。それまでの会場中を包んでいた暖かな空気へ熱い音楽の風を吹きつけるように、DJ☆noaはアッパーな楽曲を次々とプレイ。冒頭から、グングン感情を高ぶらせ、上がった気持ちのまま、ずっとテンション高い楽曲を繋ぎ、見ている人たちを熱く騒がせていった。DJ☆noaのDJブースを挟む形で4人のダンサーも登場。ノリノリで踊りながら、フロアの人たちをパーティーの中へ巻き込んでゆく姿も印象深く見えていた。
DJ☆noaは、終始気持ちをハイに導く曲たちばかりをPLAY。ダンサーたちもタオルを振り回し、自分たちの気持ちも カンガンにアゲながら騒いでゆく姿も印象的だった。DJ☆noaのPALY中、この会場は終始笑顔に包まれていた。
FAKY LIVE
ここからは、プロとして第一線で輝きを放ち活動している2グループが登場。先にライブを行ったのがFAKY。ライブは、会場にスリリングな刺激を注ぐように、攻めた楽曲からスタート。低音域の効いた激しい曲調へ艶めいた表情を塗り重ねるように、メンバーたちは妖しくも抑揚した歌声を響かせていた。メンバー一人一人のパワフルだけど高陽した歌声が、胸にジンワリ染み込んできた。
HIP HOP/SOUL色の強い楽曲を魅力に、大人の女性としての色気も巧みに重ねあわせ、5人は見ている人たちを熱く挑発してゆく。5人の強烈な存在感に刺激を受け、フロア中の人たちも彼女たちに熱い視線を注いでいた。この日のFAKY、前半部は、とにかく強気に攻めるパフォーマンスを見せていた。その過激な刺激に、ハートはがっつりつかまれていた。
後半は、5人全員が元彼について書いた歌の「Sayonara My Ex」から。それまで強気な女性としての姿をガシガシ見せていたぶん、後半でか弱い女性としての面を見せてきたことで、5人により親密さと親しみを覚えていた。
ふたたびフロア中に熱を上げようと、5人は舞台を力強くストンプ。強気に攻めた歌声で観客たちを煽れば、歌が進むごとに曲調もどんどん激しさを増してゆく。いつしかフロアのあちこちで、メンバーに合わせ大きく手を振る人たちの姿があった。終盤へ向け、身体を揺さぶる楽曲を重ねていくFAKY。手を振る人たちの姿も、どんどん増えてゆく。FAKYが作り上げた熱い歌と音楽に触発され、会場中に大きな熱が生まれていた。
最後に歌ったのが、FAKYにとっての新たなスタートラインとなった最新曲の「It’a a small world」。心に光を降り注ぐ煌めいた楽曲だ。華やかさとパワフルな魅力を。さらに、気持ちを前へ前へと突き動かす歌を通し、FAKYは会場中にアゲな雰囲気を作りあげていった。
lol LIVE
ライブパートのトリを飾ったのが、lol。気持ちを騒がせるスリリングなSEに乗せ、メンバーらが舞台へ。その姿を見るや、フロアのアチコチでカラフルなペンライトの光が揺れだした。
lolのライブは、クールに、でも確実に熱をアゲてゆくダンスビートに乗せ、クールな歌声を攻めるように突きさす形でスタート。とてもスリリングなのに、親しみを覚えるのは、メンバーらが人間性にあふれた姿を示してゆくからだ。lolも、前半部にはビートの効いた調の上で、勇壮に言葉や歌声をぶつける楽曲を並べ、見ている人たちを挑発していった。
次に披露したのは、冬が似合う「アイタイキモチ」。それまでの攻めた表情から心の色を塗り替えるように、lolは愛しい人への思いを、少しでも心へ届くようにと願いながら歌っていた。逢いたい切ない気持ちが、歌が進むにつれどんどん膨らんでゆく。その思いに触れていたら、身近な愛しい人や、今や会えなくなった思い出深い人の姿がいろいろと頭の中を巡っていた。そんな愛しい気持ちへ、「アイタイキモチ」を通してlolがすっかり染め上げてくれた。
後半は、盛り上がり曲を二連打。lolは、心のトリガーをグッと弾くように「trigger」をぶつけてきた。ときに言葉を激しくぶつけながら、歌声を高らかに響かせ、lolは観客たちのハートに燃えたぎる歌の銃弾を次々撃ち放ち、持ち騒がせる刺激を与えていった。
最後もlolは「fire!」を通し、燃えたぎる感情へさらに熱い刺激を注ぎ込み、観客たちの身体を揺らしていった。フロア中から熱い手拍子が響いていたのも、素敵な光景だった。
エンディング
最後は、MCのmasatoの声に呼ばれ、この日の出演者たちが舞台へ登場し、挨拶。イベントの幕を閉じていった。
最後に嬉しいお知らせを。2022年7月9 日、TOKYO DOME CITY HALLを舞台に「ウォーターランフェスティバル 2022」の開催が決定した。来年も、この楽しさを存分に味わっていただきたい。
TEXT:長澤智典
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