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-シンガー・ソングライターとしての自信が持てたのかもしれませんね。
大和田:大学生の頃、キャロル・キングの来日公演を見て号泣したんですが、あの時から私はシンガー・ソングライターでやっていくと決めていました。中学の頃から当たり前のように聞いていた彼女のナマの歌声を聞いて目覚め、それが今も自分の柱になっています。そして、私の曲を聞いてくれた人の背中をそっと押してあげられたら本当に幸せですね。例えば、真っ正面から応援されるのはちょっと疲れちゃうなという人に、こういう音楽があったんだって気付いてもらえたら凄く嬉しい。
-大和田さんは様々なタイプの曲を書いているので、これから生み出される作品も楽しみです。
大和田:確かに、ブラックっぽい曲もあればフォーキーなナンバーもありますので、今回のニュー・シングルを聞いて、中には戸惑う人がいるかもしれません。でも、自分としてはどの曲も私の音楽であり、私自身なんですよ。曲を作り、自分の居場所を作り続けている。それが誰かの居場所になればいいなと常に思っています。
-では、最後に現在の夢を教えてください。
大和田:映画音楽に携ること、世界中のミュージシャンと共演し、大好きな音楽を長く続けていくことです。それから「音楽」だけでなく、歌詞(言葉)を書かせてもらったり、そういった「作品つくり」が出来ることに幸せを感じます。 とにかく、音楽が好きで好きでたまらないんですよ!
【前編を見逃した方はこちらへ】
<interview> 菅野 聖
RELEASE INFO
大和田慧『まどろみ』
2018 .7.4(Wed) on sale
PRICE:¥926 +tax
FORMAT:CD
PRODUCT NUMBER:SMU-1001
LABEL:Sam’s Up
1. まどろみ
2. Everything~どれでもない、そのすべて~
3. I’ll be there
ARTIST
大和田慧(おおわだ けい)
東京出身シンガーソングライター。瞬時に空気を捉える声はやさしく、時に力強く言葉を響かせる。Carole Kingやソウルミュージックに影響を受けた音楽性、深いまなざしをもつ歌詞で、静かにその世界へ惹き込んでいく。定期的に渡米し、NY、LAでライブやレコーディングを行うほか、NYアポロシアター・アマチュアナイトに自作曲で出演、準決勝まで進出。これまでに「5 pieces+1」「A Part Of Me EP」「touching souls」の3作品を発表。
また、様々なアーティストの作品やライブへの参加、詞曲提供、アートとのコラボレーションも積極的に行っている。
2017年にMONDO GROSSOの14年ぶりのアルバムにボーカル参加、FUJI ROCK’17にも出演。
2018年、ロサンゼルスにてJon Brionとのレコーディングが実現。6月〜7月、書き下ろしによるNHKみんなのうた「まどろみ」が放送される。
<Official Website> https://keiowada.com/
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