音楽プロデューサー・RAM RIDERの【朝までに送ります Vol.7】スマートスピーカーから占う音楽制作の未来とは?

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日本でも各社からスマートスピーカーが発売になりました。声で呼びかけるだけで好きな音楽を再生してくれたり、天気を教えてくれたり、タイマーの設定や料理の提案なんかも。しかもAI内蔵でどんどん賢くなり、できることも日々増えていく。要はiPhoneに搭載されているSiriと似たようなものですが、家の中で常時スタンバイしている単体のスピーカーということでその意義は大きく変わってきます。AmazonやGoogle、LINEなどメーカーによって力を入れている機能は違いますが、基本は「手を使わず声だけで」というところが大きな共通点。もうお使いの方はいらっしゃいますか?

先日AmazonのEcho dotという小型タイプのモデルをスタッフが一足早く手に入れた、ということでみんなで試してみてみました。僕が趣味でやっているラジオの生放送で実際にあれこれ呼びかけ、何ができるかテストしたのです。

Echo dotは「ALEXA(アレクサ)」と名前を呼びかけてあげることで起動します。「Hey siri」や「OK,Google」に比べると日本人にとってはいくらか自然で呼び出しやすい印象を受けました。

まずは天気。

「アレクサ、明日の天気を教えて。」

、、、、ピコン

「明日の XXXの天気は 晴れ です。」

おお。

「アレクサ、Earth Wind & FireのSEPTEMBERをかけて。」

、、、、ピコン

「ああす うぃんどあんどふぁいやの せぷてんばー ですね」

おそらくプライム会員限定のライブラリの中にあったのでしょう、特に課金を促されることもなくあのご機嫌なイントロが流れ出しました。

その後もAmazonでの書籍の注文やなぞなぞ(!)などひと盛り上がり。受け答えの愛らしさやちょっと反応が遅いなどといった部分に愛嬌があり、宴会的な盛り上がりがありました。使ってみた最初の印象は「まあ手でやったほうが早いな」という感じ。

しかし、これが不思議なもので実際には小一時間ほど使ってみただけなのに、もうキーボードやマウスをつかってパソコンを操作している自分に若干の違和感を感じているのです。

そして放送後、番組スタッフがEcho Dotを持ち帰ってしまうとなんともさみしい気分に。僕はすぐにAmazonを開き、招待メールの申請をしました(現在Echoシリーズは購入自体が招待された人しかできないシステムなのです)。反応速度の問題やAIの精度などまだまだ課題は多いですが、これらの解決は時間の問題でしょう。AIやスマートスピーカーの可能性を感じた夜でした。

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