映像演出家・スミスの人生相談【きょうもスミスがかんがえた Vol.26】スミス、「演出」についてかんがえた

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こんにちは。映像演出家スミスです。

また今日も新しい映像を演出している。映像演出家を志してから、眠れなかったり、思い通りにいかなかったことはたくさんあったが、辞めたいと思ったことは一度もない。それどころかもっともっと、映像をやっていきたいと思っている。
まず企画が楽しい。今までにやってないことをやって良いということが、とても自由に感じる。真面目に考えるとなかなかうまくいかないのだが、脳裏をかすめるどうでも良い面白かったことを、さっと捕まえて考えだすとワクワクする。小さな思考を時間をかけて企画にしていく。するとまったく関係なかった他のことまでもそこに巻き込まれていって、ついニヤニヤしてしまう。
準備も楽しい。一流の技術スタッフがどんどんアイデアを出してくれたり、思いもよらないロケ地からアイデアが広がったり、自由が一番感じられる瞬間だ。そして作品全体の輪郭も徐々に見えてくる。

そして最も楽しいのは、撮影だ。行ったこともないところに行ける、新しい出会いもある、思いもよらないことが起きる、そして撮った映像は、想像を超えてくる。頭のなかで想像していたことがどんどんと現実に置き換えられていく感覚は、何にもかえがたい興奮がある。
素材を組み上げていく編集作業でもまた思いもよらぬ感動がある。映像を並べていくだけで、物語はどんどんと変化していく。意識していなかった企画の全貌がはっきりと決まっていき、演者やカメラマンが撮影にこめた感覚に感謝する。

そんな演出家の人生にも辛いことが、ひとつあった。それは、仕事が来ないこと。特に仕事の少ない演出家になりたての頃は、本当に辛かった。このまま誰からも声がかからなければ、もう演出家の道は閉ざされてしまう。自身の才能を世の中から否定されている気がして、映像を観ることすら苦しかった。何とか仕事がもらえないかと、自分の作風を変えていく実験もした。自分の演出が間違っているのではないか、もっと流行に乗っていくべきではないか。

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