Nozomi Nobody対談連載【Origin Vol.3】×写真家・Fujii Yui「なぜ惹かれるのかー?」女子の思う孤独の魅力

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人を好きじゃないと良い写真は撮れない

Nozomi:写真の勉強ってしたの?独学?

Yui:大学が写真のコースだったから、暗室でフィルムの現像とかやったり、写真コースやからみんなでこう自分の作品に意見言い合って、合評してもらったり、そういうのはしてた。めっちゃ嫌だったけど(笑)。だって自分の写真にさ、あぁだこうだ言われたらめっちゃ嫌じゃない?(笑)

Nozomi:うん、嫌だ(笑)。

Yui:だからたまにサボったりしてた(笑)。藤井さんいないみたいな(笑)。

Nozomi:大学楽しかった?

Yui:大学は…楽しかったね。みんな自由っていうか、やっぱり成人もして、ある程度自分の好きなように何でも出来たから楽しかった。変な人多かったし。

Nozomi:写真ばっかり撮ってた?何してた?

Yui:何してたかな。でも写真撮ってたね。写真撮って、大文字山登って…

Nozomi:あはは

©Fujii Yui
©Fujii Yui


Yui
:すっごい登ってたからね私、友達と。

Nozomi:あ、しょっちゅうってこと?

Yui:週一回とか。自転車で銀閣寺まで行って、山登って夕日見て、真っ暗な中携帯のライトかざして帰るみたいな(笑)。

Nozomi:それは夕日を見に?

Yui:うん、夕日を見たかった。京都の何が良かったって自然があるのが本当に良かった。自然と歴史。遊びに行くって言っても東京じゃないし、街に行くっていうより寺とかで。東京だとコネクションが作れて若いうちから仕事もらえたりとか、そういうのはいいなと思うけど、それでもやっぱり京都にいて良かったなって思う。あの自然の中にいれたのはめっちゃ良かった。

Nozomi:いいね。京都は素敵なところだよね。

[LARME magazine]

Yui:あと “NO MUSIC NO LIFE”の平間至さんが先生でずっと来てくれてたの、月1とかで。平間さんに教えてもらったことはめっちゃ多かった。やっぱこう、ミラー効果っていうか、「被写体は自分」ていう、自分が笑ってたら相手も笑ってくれるし、「写真を撮るときに人を好きじゃないと良い写真は撮れない」とか、「苦手な人にも絶対いいところはあるから(笑)、それを見つけるのがカメラマンの才能だ」っていうことを教えてもらって、それはそうやなって。だから今でもすごい思い出すし、どんな人でも好きでいたいし、好きじゃないと撮れへんなって。

Nozomi:うーん、すごい。

Yui:平間さんに教えてもらったことはいっぱいある。

Nozomi:でも絶対そうだよね。やっぱり撮る人に対して愛情がなかったら…それはすごくわかる気がする。

Yui:モノづくりは“基本愛情”みたいなところはあるのかもしれない。

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