タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.2】×武田信幸(LITE)
バンドマンとして、バンドを続ける「不安」と「喜び」に向き合う(前編)

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タイラダイスケ×武田信幸

タイラ:まさかとは思うけど、中学生とかからLITEみたいな音楽をやっていたわけじゃないよね?(笑)

武田:じゃないじゃない(笑)。中学の時はコピーバンドでしたね。

タイラ:良かった(笑)。その当時はどんなバンドのコピーしてたの?

武田:イエモンとかブルーハーツとか(笑)。で、高校1くらいからオリジナルを作り始めて。

タイラ:それはどんな音楽性?やっぱり歌もの?

武田:歌もの。全然ギターロックみたいな。J-popに毛が生えたくらいの感じのやつで。

タイラ:で、LITEを組むのが21とかの頃でしょ?大学生になって。

武田:そう。上京して、音楽でどんどん活動していこうみたいな。

<LITE / human gift>

タイラ:インストバンドをやろうと思ったのは、聴く音楽が変わってきたっていう理由があるのかな?

武田:まぁそれもあるんだけど、環境もあって。元々ボーカルがいたんだけど抜けちゃったのね。で、どうしようってなった時に、ボーカルがいないならインストだけでやっちゃおうみたいな、そういう選択肢だったっていう。

タイラ:じゃあ、必要に迫られてっていう部分もあったんだね。LITEは初期の頃から活動は結構順風満帆にいってたんですか?

武田:いや、全然。そもそもインストバンドってものが一般的にあまり認知されてなかったから、お客さんがつかない状態でライブはやってたね。ただ音楽好きな人たちからはちょいちょい「いいバンドだね」みたいなことを言われることもあったから、なんとなくやっていけるだろうなっていう根拠のない自信はやっぱりあったんだよね。

タイラ:じゃあその「なんとなく好きな人には届いてるな」っていう実感があったから続けられた部分はあるんだね。

武田:そう、そういう実感があったから自信を持ってやってこれたのかな。活動を続ける中で下北沢ERA(※3)で色々なバンドと出会ったり、新宿MARZで今もマネージャーをやってくれている山崎さん(※4)に出会ったり。山崎さんに初めて会った時にすごい気に入ってくれて、「LITEをどこかのレーベルに売り込んでみようか」っていう話をしてくれて、タワレコのNMNLっていうレーベルからリリースが出来て。その辺りからちょっとずつ状況が変わってきたなという気はしてたかな。徐々に「あぁ、これが軌道に乗ってくるってやつなのかな」って。それが23歳ぐらい。

※3 下北沢のライブハウス。LITE活動初期によく出演をしていたライブハウスで、当時彼らと同年代の音楽性豊かなバンドが多数出演していることから、「ERA系」という言葉が生まれるほど東京のライブハウスシーンの中心に位置していたライブハウス。
※4 山崎和人。新宿のライブハウスMARZの当時のブッキングマネージャーであり、当時から現在までLITEのマネージャーを務める。

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