タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.12】×キイチビール(キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)(前編) 「俺は働けないだろうな」から動き出したキイチビールの「生活」と「音楽」

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左からタイラダイスケ(FREE THROW)、キイチビール(キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)

タイラ:部活とかはやってたりした?

キイチ:高校で吹奏楽部に入ってました。中学3年で、Theピーズの影響でベースを始めて、高校入ったら軽音楽部入ろうと思ってたんですけど、軽音楽部がなかったんでどうしようかなと思ってたら、吹奏楽部の演奏でベース弾いてた人がいたんで、「あ、ベース弾けるんだ」と思って。でもまぁそこまで熱が入らなくて。

タイラ:なるほど。でもまぁ吹奏楽でやるような音楽と、本当に好きな音楽って言うのはベースっていう共通点があるだけで、全然違う物だもんね。

キイチ:そうなんですよ。まぁ女の子も多かったし、男は7~8人くらいはいたんですけど、1人として仲良くなれなかったです。

タイラ:結局高校時代は友達が全然出来なかった?

キイチ:そうっすね、まぁ居たっちゃ居たんですけど、俺が親友かなって思ってる人は他に親友がいる、みたいな(笑)。俺はあいつと一番仲良いと思ってるけど、そいつは俺のこと一番じゃない。

タイラ:それはやっぱり、キイチくんの中では、自分の好きな音楽を好きな人がいない、っていうところはやっぱ大きい所だったのかな。

キイチ:大きい所ですね、多分。

タイラ:音楽っていうのがやっぱ自分のアイデンティティーというか、人格とか人間性の真ん中にすでにあった、みたいなことかなぁ?

キイチ:ありました、完全に、そうですね。

タイラ:じゃあ本当の本当のところで「自分とか、自分の好きなモノとかをわかってくれる人はいないな」っていうか。

キイチ:そうですね。その…基本的に友達とは嫌いなものを笑いたいんすよ。悪口とかで盛り上がってたいんですけど。好きなもの一緒とかよりも、嫌いなものが一緒の方が…

タイラ:強い?

キイチ:仲良くなれる気がするんすよ(笑)。

タイラ:それもわかる気がする。変なパワー出ちゃうみたいなね(笑)。

キイチ:で、ボロクソに言いたいんすけど、俺が嫌いなものを好きな人ばっかだったから、本当にそれは辛かった気がします。


大学時代にジャズに感じた「こんなのただの筋トレじゃねーか」

タイラ:なるほど。じゃあ高校生活終えて、大学時代はどうでしたか?

キイチ:18年間本当に娯楽がなかったんで、絶対東京に出て来てやると。で、大学では東京の大学に行きました。

タイラ:じゃあそこで初めて一人暮らしとかを?

キイチ:一人暮らしをしまして。18で出て来て。

タイラ:めっちゃ楽しかったでしょ、それ。

キイチ:めっちゃ楽しかったですね。大学にすぐ行かなくなって。

タイラ:(笑)。

キイチ:大学ではロックの軽音サークルとかに入ろうかなぁーと思ってたんですけど、吹奏楽部時代にウッドベースを弾いてた影響でその楽器自体が好きになってきて、なんとなくジャズ研究会っていう、ジャズのセッションをずっとやってるサークル見てみようと思って、行ったら結構セッション自体が楽しくて。で、試しに入ってみて、結構ハマったんすよ。

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