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映像演出家・スミスの人生相談【きょうもスミスがかんがえた Vol.5】スミス、「考える」についてかんがえた
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ここまでしっくりきたところで、現実的に企画を組み立てていく。ここではまだかなり大まかな感じで、例えば「海で野球」とか「踊っていたら最後は爆破」などなど。観た人が一言であらわせるような程度だ。いかに最適な企画にたどり着けるか、取捨選択を繰り返しながら、浮かんでは消えで、大量の企画のタネが消えていく。
ここまでで、ちょっと時間を置いてみたりもする。何しろ思いついた瞬間は、頭の中のテンションはマックスだから、冷静さを完全に失っている。もう一度、客観的に企画をとらえないと、完成度はあがらない。といったところで、次回につづく。
さて、今回の質問です。
大人数の前で発表をする際、反応がいまいちで心が折れた場合どうしたらいいですか
(匿名年齢性別不詳)
そこまで大人数ということはあまりないのだけれども、演出家をやっているとプレゼンテーションをする機会は確かに多い。「なにか面白くしないと」と焦る気持ちもわかります。こういう時は、いかに会話をするように話せるかが大事かなと思っている。とにかく一方通行にならないように。こちらの考えを伝えて、意見が出るような気持ちで話すと、うまくいく気がする。
反応がイマイチだった場合は、まあ素直に「どこがつまらないですかね?」と聞いてしまう。意見が合わなかっただけだと思えるタイプなので、心折れたことなんてありません。
人生、仕事、恋愛、くだらない質問まで、どんなことでも相談にのります。質問は、twitter:@smith0204へ、性別年齢ハンドルネームをそえて、お願いします。是非。
PROFILE
スミス
武蔵野美術大学卒業後、竹内芸能企画にてミュージックビデオの第一人者である竹内鉄郎に師事。
2000年から演出家として活動し、映像に特化したアーティストを独自の表現で撮り続けてきた。
情熱的なパーティーチューンを得意としながらも、静謐で奇妙な作品も支持されており、動と静の作風を併せ持つ。
近年では、でんぱ組.incの夢眠ねむとの映像ユニット“スミネム”を結成し、活動の幅を広げている。 コレオグラファーとしても活動中。
Web:smith0204.com
Twitter:https://twitter.com/smith0204
2000年から演出家として活動し、映像に特化したアーティストを独自の表現で撮り続けてきた。
情熱的なパーティーチューンを得意としながらも、静謐で奇妙な作品も支持されており、動と静の作風を併せ持つ。
近年では、でんぱ組.incの夢眠ねむとの映像ユニット“スミネム”を結成し、活動の幅を広げている。 コレオグラファーとしても活動中。
Web:smith0204.com
Twitter:https://twitter.com/smith0204
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