ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.5 EVENT REPORT

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4月3日(木)に渋谷DESEOを舞台に行われたイベント「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.5」。

出演したのが、アイアイタイガー/東京セラフィム/早坂七星/ななつぶ/小粒/Caress Van End/キミイロプロジェクト。
当日の模様を、ここにお伝えしよう。                               

アイアイタイガー

6人に可愛らしいポーズで次々とせまられるたびに、アイアイタイガーにハートが征服されてゆく。

メンバーらが元気いっぱいにタオルを振りまわし、舞台に登場。アイアイタイガーのライブは、『虹のリスタート』を合図に始まった。彼女たちは、手にしたタオルをくるくると力いっぱいまわしながら「走れ走れ」と、この空間に追い風を吹かせるように歌っていた。とても爽やかで清楚なメンバーたちだ。青春という言葉の似合う6人が、自分たちの強い意思や夢、希望を胸に、時代を変えていこうと笑顔で元気いっぱいに歌っていた。フロアのあちこちでも、手にしたタオルを振りまわしながら、6人と一緒に未来へ向かってスタートを切る気持ちを分かち合っていた。

メンバー6人が横になり、前の人の肩に手を置いたのが、スタートの合図。次の楽曲は、ライブ空間にわちゃわちゃとしたハッピーな空気を巻き起こす『キミ征服』だ。舞台の上で無邪気に、元気にはしゃぐメンバーたち。その姿にあわせ、フロアでも同じ振りを真似れば、一緒に飛び跳ねるなど、6人のチャーミングな魅力に心が征服された人たちがアチコチに誕生。天真爛漫な笑顔で歌い踊る彼女たちを見ていると、それだけで心が晴れた気持ちになる。その魅力に心が射抜かれ、大声を上げて熱いエールを送るファンたちが生まれるのもわかる気がする。歌声を一つに6人に可愛らしいポーズを次々と見せながらせまられるたびに、ハートがアイアイタイガーに征服されてゆく。

新曲の『power of xxxxxx』は、気持ちをワクワクさせる、胸キュンのダンスポップチューン。どこか哀切な心模様も覚えるのは、彼女たち自身が愛しい人への思いを胸の内に溜め込みつつも、少し不安も覚えた恋心を告白するように歌っていたから?!眩しい笑顔の6人もチャーミングだが、内に秘めた思いを届けるように歌う姿にも、気持ちは惹かれる。同時に、力強く「6人のパワーを」とも歌っていた。彼女たちがどんな思いを胸に歌っていたのか、歌詞の内容をもっともっと知りたくなる。そう思えていたくらい、アイアイタイガーの別の魅力をこの曲から感じていた。

最期にアイアイタイガーは、拳を高く突き上げ、力強く、元気に『トレジャーマイラブ』を歌唱。一人一人が、歌詞に込めた思いを自分自身に置き換え、思いをぶつけてきた。歌が進むにつれ、6人の歌声に強さと輝きが加わりだす。6人の力強くパワフルな思いに嬉しく気持ちが騒ぎだす。落ちサビでステージに向けて生まれたケチャをする光景。そこから、ラストに向けて一気に高まり続けた景色など、6人は熱情した思いを元気いっぱいにぶつければ、最期にはたくさんの拳が突き上がる様を作りあげ、この会場に熱を蓄えていった。

https://nero-ltd.jp/aiaitiger2022/https://twitter.com/_AIAITIGER

東京セラフィム

東京セラフィムが描くファンタジックでラブリーな世界にハートが溺れていた。このままずっと、互いに片思いの気持ちを熱く燃えさせながら熱狂していたい。

教会の鐘の音と重厚かつ壮麗なパイプオルガンの音色が流れだす。その後にキラキラとした音が響き渡るのを合図にメンバーらが舞台へ登場。

東京セラフィムのライブは、キュンとした甘い香りを振りまく、歌始まりの『ジェットコースターロマンス』からスタート。とてもキラキラとした楽曲だ。ときめき過ぎて激しく揺れ動く恋する乙女のいろんな気持ちを、3人はアッパーなテンションのまま、ジェットコースターのように胸を騒がせる楽曲に乗せて次々と描きだす。ときめき過ぎて騒がしい。そんな乙女の心の揺れが、ドラマチックな展開を持って胸に届いていた。いつしか彼女たちと一緒に、心がわちゃわちゃとはしゃぎ続けていた。フロア中からMIXなどの声が飛びかうのも、納得だ。

「天上天下ラブソング」と歌う3人の甘い歌声を合図に、『天上天下ラブソング』へ。彼女たちは、さらに甘い衝撃を膨らませながら笑顔ではしゃいでいた。かわいい乙女の素振りを見せながらも、じつは強気な思いでガツガツと攻めてゆく、そんな内に秘めた乙女の鋼のハートが、彼女たちのライブ姿から見えてきた。大好きな人へ向けての思いからは、か弱さも見えてくる。でもそれ以上に、恋に恋するでもないが、ドキドキときめいた気持ちのほうが何倍にもパワフルさを持ってせまってきた。だから、そのパワーにキュンキュン嬉しい刺激を受けていた。さすが、救済系アイドルだ。

 マジカルでスペイシーなダンスビートがキラキラと炸裂。東京セラフィムは『君恋エフェメラル』を通して、君に会いたい愛おしい気持ちをキラキラと輝くパワーに変えて届けてきた。彼女たちが歌うと、切ない心模様さえ、すべてポジティブなパワーに変換されてゆくようだ。大きく左右に手を振り歌う姿にあわせ、フロアのあちこちでも大きく手を振る景色が誕生。3人が両思いになりたい気持ちを、希望や期待に満ちた笑顔で、超ダンサブルでキラキラとした楽曲に乗せて歌いかけるんだもの。そりゃあ、ハートが落ちてしまうよ。

最期に東京セラフィムは、『ラブ♡ストラテジー』を歌唱。フロア中から、彼女たちに向けて起きた熱いMIX。メンバーたちは、この曲でも恋の魔法をかけ、見ている人たちのハートをとらえ、3人の虜にしていく。彼女たちの愛してるの言葉や思いが胸に届くたび、いとおしさが増せば、東京セラフィムの魅力と魔力に落ちてゆく。3人はキラキラとした恋心が生み出すポジティブパワーを、この空間にずっと作り続けていた。20分という短い時間とはいえ、東京セラフィムが描くファンタジックでラブリーな世界にハートが溺れ続けていた。このままずっと、片思いの気持ちを互いに熱く燃えたてながら熱狂していたい。

http://tokyoseraphim.com/https://twitter.com/tokyo_seraphim


早坂七星

大好きな人にこんな風に甘えられたら、ハートがメロメロにとろけてしまう。

 「ななちぇんじ」をした声優見習いこと早坂七星のライブは、「好きになって!もっと!私を見て!もっと!」と歌いだすMona(夏川椎菜)のカバー曲『ファンサ』を歌いながらスタート。少し緊張もしていたのだろうか、そんな空気を感じていたのも、ほんの一瞬。彼女は、舞台の上で歌うこと思いきり楽しみだした。歌詞のひと言ひと言に思いを込めながら、この場で輝くことの楽しさを、みずからの身体へ次々と吸収するように歌っていた。冒頭に『ファンサ』を持ってきたのも、今の自分の気持ちがこの歌詞通りだから?!久し振りのライブという理由もあり、早坂七星自身が、この曲を通し、こうやって毎回の「特別な日」をずっと一緒に歩み続けようと、会場に足を運んだ人たちと約束を交わしていた。彼女に向けて、フロア中から「もっと」と熱いエールが飛びかう場面も、胸を熱く騒がせた。

跳ねたスリリングなビートが炸裂。クールなビートの効いた『おうちデート』に乗せ、早坂七星自身は甘えた声で愛らしく歌っていた。その可愛らしさが、楽曲にも次第に反映。曲自体がどんどんキラキラと輝きだす。彼女は曲の中で「大好き」「好き好き」「愛していてね、それだけ」と、ふわふわっとした声で、目の前の人たちに向けて歌っていた。彼女の歌は、大好きな君だから、一緒にデートしようと誘いをかけているようだ。大好きな人に、こんな風に甘えられたら、ハートがメロメロにとろけてしまう。

  今は17LIVEをベースに活動中の早坂七星。この日はカバー曲もまじえ、アイドルライブに似合うセトリで臨んだことを、MCでは伝えていた。

次に歌ったのが、P丸様。のカバー曲であり、「糞DDを成敗する」ことをテーマに作った、超はちゃめちゃに弾けたバーストポップチューンの『シル・ヴ・プレジデント』。セリフ調の言葉も踏まえたこの曲の歌詞が、とても気になる。かわいい声で超毒舌な言葉を次々とぶち噛ます。でも、彼女が歌うと、その刺刺も、すべて丸~く収めて受け止めたくなる。かわいい毒舌キャラも、彼女に似合う歌の制服?!もしや、早坂七星の心の中に潜んでいる魅力の部分??曲調も明るく弾け飛んでいるように、早坂七星の歌声へ導かれるまま、何時の間にかこの世界に夢中になっていた。

最期に届けたのが、オリジナル曲の『息切れシューティングスター』。歌謡曲風のメロディーにデジタルなビートポップの要素をミックス。キラキラとした曲調はもちろん。「夢の続きをここで聞かせて」と大きく手を振りながら歌う様など、いろんな未来図を描き求めるように甘えた声で歌うその姿が、とてもキュート。高揚へと導くデジタル歌謡ビートポップチューンに振れていると、気持ちが嬉しく騒ぎだし、ドキドキしてゆく。一緒にこの思いを分かちあいたい。落ちサビで早坂七星に向かって多くのケチャが起きた景色もキラキラ眩しく見えていた。彼女か夜空に輝く七つの星の光に向けて夢や思いをぶつける姿も、嬉しく胸をときめかす。まるでこの曲、早坂七星×JUDY AND MARYのよう。そんな風に青春の香りを覚える歌なのが嬉しい。

https://twitter.com/chaossu_07″>https://twitter.com/chaossu_07


ななつぶ

早坂七星×小粒=ななつぶのスペシャルコラボが誕生!!

ライブを終えた早坂七星が、突然流れ出した『おジャ魔女カーニバル』の曲にあわせ、小粒を舞台に呼び入れた。なんとここで、ななつぶ(早坂七星/小粒)のコラボライブがスタート。歌い踊る2人の姿が綺麗にシンクロしているのも、見ていて嬉しい魅力だ。フロアのあちこちでも、互いのファンたちが喜ぶのはもちろん。馴染み深い曲を歌っていたことあって、場内にいた人たちも、歌に気持ちを寄り添えながら楽しんでいた。2人が無邪気に歌い踊る姿に楽しいのチューニングをあわせ、みんなで一緒に身体を揺らし、ときに熱いコールをぶつけ、ななつぶと一緒に、心をハッピーに染めあげるドキドキと幸せの魔法にかかりながら思いきりはしゃいでいた。このユニットは、この日限定とのこと。いや、それはもったいない。


小粒

カロリー多めの楽曲ほどライブでのカロリー消費量は多いという数式??を、ここで小粒は証明していた。

 ななつぶで生まれたハッピーな空気をさらに増幅するように、小粒のライブは、会場中の人たちのハートを熱く燃えたぎらせる『進め!マグロちゃん』からスタート。小粒は、かわいさの中に凛々しさを覗かせる歌声を魅力に、観客たちを熱く挑発。腕を振り振りしながら、性急なメタルビートに乗せ、小粒はこの会場に愛らしい熱狂を作り出す。フロアのアチコチでも赤いペンライトが揺れ動けば、間奏では、小粒の投げた釣り竿の針にみんなひっかかり、左右に振り回されていた。舞台の上とフロアにいる人たちが、一緒にはしゃぐ。一つになったこの様こそが、小粒のライブの魅力だ。

 「カロリーは罪だと思いますか?」と小粒は語っていた。「カロリー=幸せ」をテーマに制作したのが、『神様マヨコーン』。確かにカロリー多めの楽曲だ。でもそれは、溜め込むためのカロリーではなく、小粒と一緒に歌いはしゃぐことで、ガンガンに消費するほうのカロリーへと変わっていく。途中には、小粒流のラップも登場。1曲の中で次々と表情が変化してゆくように、舞台の上ではしゃぐ小粒にあわせて一緒にはしゃいでいると、どんどんカロリーが消費される。カロリー多めの楽曲ほどライブでのカロリー消費量は多いという数式??を、ここで小粒は証明していた。

 小粒流のシティポップチューンの『しゃけなベイビー』の登場だ。小粒か、かせきさいだぁか…と言いたくなる、緩くてダンサブルなノリが、とても心地好い。思わず彼女と一緒に「Baby Baby Baby しゃけなベイビー」と歌いたくなる。っていうか、ゆったりと身体を揺らしながら共に口ずさんでいた。この曲を通して、舞台の上とフロアがとてもフレンドリーな関係になれる。この楽しさ、イクラでも美味しく味わいたい。

 小粒と言えば、やはりこの歌だ。最期に彼女は『エビ海老Everyday』を歌唱。フロアでは、感情のフェーダーを一気に上げた人たちが、小粒の海老反りダンスを真似て、海老反りダンス…は、さすがにできるスペースがなかったことから、手やペンライトを大きく反りあげ、心の中で小粒と一緒に海老反りダンスに興じていた。初見の人も、楽しい空気に巻き込む、その巻き込み型のライブこそが小粒のスタイル。歌の途中に、観客たちにフライヤーを蒔くなど、自由奔放に弾けてゆくところも彼女のライブらしさ。この日も、わちゃわちゃした楽しさにずっと包まれていた。

https://profcard.info/u/vVetVVjJ7zfae1yDoUWC5uFsZEi2https://twitter.com/KotubuKosian


Caress Van End

Caress Van Endは、この空間を熱狂のカルナバルな場へと導いていった。

 超絶パワフルなステージパフォーマンスを描きだすCaress Van Endの登場だ。ライブは、力強い歌始まりの『ライカフラワー』からスタート。メンバーたちは、緩急を抱いたハード/ドラマチックな楽曲の上にさらに華激な色を塗り上げるように、力強い歌声の絵筆を用いて、この空間に熱狂という絵を描きだす。彼女たちの張り上げた凛々しい声が、フロア中にいる人たちのハートに火をつけ、もっともっと一緒に盛り上がり、ここに熱の消えないドラマを描きだそうと誘いをかけていた。後半には、観客たちと熱情した声を交わしあう場面も登場。あきらめない強い思いを、4人は沸き立つままにぶつけていた。その歌声に嬉しく気持ちが奮い立つ。

場内に生まれた熱をさらに膨らませるように、Caress Van Endは『君を想い積もる言葉』を歌唱。熱を抱いた演奏に押し上げられるように、強く、深く気持ちを込めた歌声が響き渡る。とても力強い歌声だ。ただ強いだけではない、そこにはエモい感情がしっかりと生きていた。抑揚を持ったと言えば良いだろうか、魂を奮い立てる歌を彼女たちは突きつけていた。荒々しい演奏というスパイスも加味され、ライブ中、気持ちがずっと高ぶり続けていた。緩急の効いたドラマチックな展開に嬉しく感情を揺さぶられながら、熱く沸き立つ衝動をずっと抑えられずにいた。

止まることなく楽曲は『ダバダバ』へ。メンバーらが左右へ動くたび、振りを真似する人や、興奮を抑えきれずに声を張り上げ、その場で飛び跳ねる人たちも登場。気持ちをわちゃわちゃとはしゃがせる、オモチャ箱を引っかき回したような、最高にアッパーでカラフルでチャーミングでエモい楽曲だ。 メンバーらがわちゃわちゃとはしゃぐ動きにあわせ、フロア中の人たちも全力ではしゃぎ続ける。間奏では、メンバーらによるお馴染みのラインダンスも登場。舞台の上も、フロア中の人たちも、一緒にぐちゃぐちゃにまみれながら、この空間を熱狂のカルナバルへと導いていった。

ここで彼女たちは、メロウでファンキー&ソウルフルな『アールグレイ』を歌唱。心地好くもメロウに揺れるビートに合わせ、身体を横に揺らしながらクラップをしてゆく人たちが、フロアのあちこちに登場。これまでのアゲで攻めの表情から、メンバーらも少し色を塗りかえ、舞台の上で甘えた素振りを見せながら、この場に生まれた心地好い空気を身体へ染み込ませるように楽しんでいた。熱狂の後に余韻を楽しむような感覚だ。彼女たちの「好き好き好き」と甘えて歌う姿が、とても愛おしい。

最期にCaress Van Endは、ふたたびジェットコースターに乗った勢いで一緒にはしゃぎ続けようと、『東京ディストーション』をプレゼント。高揚した気持ちへ巧みに抑揚をつけながら、駆けあがる楽曲に気持ちを乗せ、一緒に熱狂のその先まで駆けだそうとHOTな姿を見せていた。テンションの上がったその気持ちをどんどん熱情させながら、Caress Van Endは、フロアのあちこちで人が飛び跳ねる熱狂の景色を作りあげていった。

https://caress-van-end.com/https://twitter.com/CaressVanEnd


キミイロプロジェクト

楽しいよ、いや、 楽しすぎるよ。本当に無我夢中になって騒いでいたら、一瞬で時が過ぎていた。

 イベントのトリを飾ったのが、キミイロプロジェクト。彼女たちのライブ、SEに触れた時点で、これから始まる大冒険に向けての夢と期待がガンガンに脹らみだす。今宵は、どんな素敵な熱狂の冒険記を描けるのか楽しみになってきた。
感情のストッパーをいきなり外すのに相応しい、『恋恋恋鯉』が荒々しい音に乗せて飛びだした。メンバーたちは甘い表情を見せながらも、観客たちを熱く挑発してゆく。彼女たちに「恋よ来い来い」と歌われるたびに、恋に落ちるどころか、強引な誘いに押し倒され、一気にハートを奪われそうだ。いや、冒頭からフロア中の人たちが身体を大きく揺らし大騒ぎしていたように、キミイロプロジェクトの怒濤の勢いにすっかり征服され、熱狂の虜になっていた。ライブは始まったばかり。でも、目の前にはライブのクライマックスのような、誰もが理性を飛ばしてはしゃく最高にエモい景色が広がっていた。

ノイジックな轟音ギターの音が炸裂。キミイロプロジェクトは『カミングアウト』でも、観客たちをオラオラと熱く煽りたてる。アイドルらしい可愛らしさを振りまきながらも、黒い轟音ダンスロックを通し、彼女たちはエモい声を張り上げ、その場で大きく飛び跳ね、「僕は好き好き好きだ」と歌いながら、フロア中の人たちも飛び跳ねさせ、熱情一体化した景色を作りあげていた。今宵のキミイロプロジェクト、とても攻撃的だ。むしろ、限られた時間だからこそ、可愛らしく煽られたほうが、見ている側の感情もズーッとバーストしっぱなしで騒げるから嬉しい。彼女たちに「好き好き好きだ」と飛び跳ねながらせまられるたび、一緒に飛び跳ねては、「好き」のハートを空中で受け止めたくなる。フロアのあちこちで人が飛び跳ねる景色か最高だ。

 ライブは止まることなく『ずるかわ』へ。心地好い緊張感を持って爆走するエモイ楽曲に触れ、騒ぐことに喜びを覚えた身体が、もはや止まることを許さなかった。彼女たちの歌い踊る凛々しい姿をしっかり目で追いかけながらも、身体はずッと揺れ続けていた。メンバーたちと一緒に高く手を掲げ、共に夢をつかみたい思いを分かち合う。そんな場面も嬉しいじゃない。沸き立ち続けるエモい衝動を、メンバーと観客たちが一緒になってどんどん膨らませ、この空間に熱狂という言葉が相応しい景色を作りあげていった。

 MCでも6人は、弾けた黄色い声で、フロア中の人たちを終始煽り続けていた。

ロックでデジタルな轟音ダンスロックが炸裂。『CRY OUT』でも彼女たちは「Oi!Oi!」と声を張り上げ、拳を高く突きだしながら観客たちを煽り続ける。メンバー個々のソロパートでは、それぞれのメンバーの言葉にファンたちが熱いメンバーコールを入れてゆく。熱情しながら、メンバー一人一人のキャラクターをキャッチできるのも嬉しい。サビ歌で6人が気持ちを一つにエモく声を重ねあせた瞬間、魂が奮い立ち、一緒に声を張り上げていた。

その勢いをさらに大きく膨らませるように、最期にキミイロプロジェクトは、超絶カラフルでアゲでファンキーなポップチューンの『ラフ&ピース』を歌唱。サビ歌では、メンバーと観客たちが大きく左右に手を振り、気持ちを重ねあわせて騒げば、メンバーに向けて「Oi!Oi!」と熱い声を上げる人たちも。くるくると腕を振り回すメンバーらの動きに刺激を受け、熱情した気持ちもぐんぐんと上昇してゆく。いつしか身体や気持ちの限界さえ忘れ、6人と夢中になって声をかけあえば、その場で飛び跳ねるなど、思いきりはしゃいでいた。楽しいよ、いや、 楽しすぎるよ。本当に無我夢中になって騒いでいたら、一瞬で時が過ぎていた。

https://kimiiro.tokyo/https://twitter.com/kimiiro_emg

次回の「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.6」は、5月11日(木)SHIBUYA DESEOD 開催。
出演者は、早坂七星/小粒/東京セラフィム/PrinceCHU/yoshimi/My placious./COCoLo♡RiPPLe/ななつぶ(限定ユニット)

こちらにも参加し、この楽しさを存分に味わおうじゃないか。

TEXT:長澤智典
PHOTO:つぶたろ

★インフォメーション★

【日程】2023年5月11日
【タイトル】#ぱわそ(THE POWER SOURCE)vol.6
【会場】SHIBUYA DESEO
【時間】OPEN 18:00 / START 18:15
【料金】事前予約 ¥2,500 当日 ¥3,000-(1D別)
【出演】早坂七星/小粒/東京セラフィム/PrinceCHU/yoshimi/My placious./COCoLo♡RiPPLe/ななつぶ(限定ユニット)
【予約】https://tiget.net/events/242463

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