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変わりゆく姿、変わらない情熱。「名曲Revolution LIVE vol.2」で見えた、それぞれの成長物語。


次世代を担うアーティストが毎回数組出演。それぞれが30分のステージ枠の中、オリジナル楽曲を中心に、時代を彩り、長く歌い継がれている”名曲”を、自身のスタイルで2曲カバーする形も加えてライブを行っているのが、四谷Honey Burstで定期開催中のイベント「名曲Revolution LIVE」。
10月5日(日)に四谷Honey Burstで行われた「名曲Revolution LIVE vol.2」に出演したのが、夕季/Paul Kelly Project/のしげまつ/モリマサヒロ/紫野。司会を、阿出川凜乃が担当。途中に出演者たちとのトークを行い、演者たちの思いを言葉にして伝えていた。

Paul Kelly Project
3人の思いが寄り添いあう歌と演奏に心が嬉しく震えていた。
イベントのトップを飾ったのが、Paul Kelly Project。メンバーが、松岡詩恩(Vo&AG)・稲月カノン(Gt)、愛しのシェリー(Vn)と「名曲Revolution LIVE」ではお馴染みのアーティストたち。
3人が最初に演奏をしたのが、葉加瀬太郎の『情熱大陸』。松岡詩恩と稲月カノンのギターが弦をカッティングしながら作り出すリズムにあわせて、愛しのシェリーがエレクトリックヴァイオリンを奏でて、2人とオケの演奏に力強さと華やかな彩りを与えてゆく。情熱的なメロディーがヴァイオリンの音色を通して響くたびに、胸がときめく。いや、気持ちが熱く高ぶらずにいれなかった。演奏が進むごとに情熱を増す3人の演奏。後半には、稲月カノンのギターがお馴染みの旋律を披露。演奏に刺激を覚えた観客たちの間から、早くも熱気が上がりだした。

続くJerryCの『Canon Rock』は、クラシックの名曲『カノン』をロックスタイルにアレンジした楽曲。この曲では、稲月カノンの歪むハードロック然としたギターの演奏が炸裂。その上に愛しのシェリーの情熱的な旋律が重なりだす。熱情した2人の演奏を、松岡詩恩がしっかりと支えてゆく。アコースティックなスタイルの多いイベントの中、Paul Kelly Projectはロックな演奏を通して、この場へ高揚という熱を着実に膨らませていった。

夏の終わりの時期にぴったりの楽曲ということから次にカバー披露したのが、フジファブリックの『若者のすべて』。松岡詩恩の優しい歌声へ、稲月カノンも温かい声を重ね合う。この曲では、松岡詩恩と稲月カノンが交互にメインでヴォーカルを取れば、片方がコーラスを重ねてゆく。その背景では,愛しのシェリーによる甘い音色の香る演奏が響き渡る。長引いた夏がようやく終わりを告げ出したこの季節を彩るのに、とても似合う歌と演奏だった。互いを補い、寄り添いあう2人のハーモニーも、心に穏やかな景色を描き出していた。
続いて披露したのが、松岡詩恩のオリジナル曲の『もしもタイムマシンがあったなら』。彼は、「もしもタイムマシンがあったら過去と未来のどちらに行きたいか。自分は過去に行って、生まれてすぐに空へと旅立った母親に会いたい」と思いを述べたうえで、歌っていた。この曲では3人とも、愛しい、大切な人へ思いを馳せるように。中でも稲月カノンと愛しのシェリーは、言葉の一つ一つを紡ぐように歌う松岡詩恩の歌声へ音を寄り添えるように演奏をしていた。誰もが、その歌と演奏にじっと耳を、心を傾けて聴いていたのも印象的だった。
最後にPaul Kelly Projectは、松岡詩恩が奏出愛へ楽曲提供をした『ありがとうの旋律』を、この曲でも言葉のひと言ひと言を大切に噛みしめながら歌っていた。途中から演奏が力強さと迫力を増すのにあわせて、場内にいた人たちも力強く手拍子をしながら、3人にエールを送っていた。松岡詩恩の気持ちが高ぶるのにあわせ、2人の演奏も熱を増せば、その思いを受け止めた観客たちも、手拍子にして思いをしっかりと返してゆく。終盤に生まれた合唱も、心を嬉しく震わせた。

紫野
自分の感情が生み出すメロディーとして歌っていた姿も、とても印象的だった。
紫野が最初に届けたのが、中島みゆきの『糸』。小さい身体に大きなギターを携えた紫野は、自身の揺れ動く感情の動きにあわせて、ギターの音を優しく爪弾きながら歌っていた。まるで、吐息のような声で。歌詞に込めた思いを、気持ちのままに歌う詩人になって、一つ一つの心模様を大切に紡いでゆく。自身の揺れ動く感情の呼吸にあわせて、紫野の声の表情とギターの音色が寄り添いあう。その様に、心がずっと惹かれていた。オリジナルとは異なる、自分の感情が生み出すメロディーに乗せて歌っていた姿が、とても印象的だった。

次に披露したのが、サブスク配信中の『我輩は猫である』。アコギを力強くストロークしながら、弾む気持ちを歌声にして紫野は歌っていた。自由気ままな猫のように、彼女自身もその時の気持ちが導くまま、心を晴れやかに歌い奏でる。着飾らない、素直で素顔の歌声がとても心地よい。その自由きままさが、猫の姿と重なるところ??それとも、彼女自身が猫の化身?!
続く『消しゴム』では、低音域の利いた演奏を背景に、彼女自身も低音域の声を巧みに生かし、心の中に渦巻くもどかしい感情を吐き捨てるように歌っていた。力強さの中に、彼女自身の優しい心情が時折顔を出すところも印象的。ダウナーな曲調に乗せ、わだかまった心情や譲れない意志をパワフルな声でぶつけるように歌う様に、気持ちがずっと惹かれていた。
紫野がシンガーとして生きていくと決めたきっかけになったのが、秦基博の歌に触れたこと。続いて、彼の『鱗』をカバー。この曲でも、自身の動く気持ちに、演奏も、抑揚をした声の表情も寄り添えてゆくところに、カバーとはいえ、自らの気持ちの色に染めあげて歌う紫野らしさを強く感じていた。原曲の魅力を生かしながらも、「紫野だよなぁ」という色にして届けてくれたのが嬉しい。それがきっと、変えられない彼女自身の強みなんだと思う。
歌い出しから始まる『And Call』では、歌声が耳へ飛びこんできたとたん、彼女の声とストレートな演奏に気持ちが強く惹かれていた。着飾らない。思いを真っすぐに届ける歌と演奏だ。抑揚をした歌声を通して感情の揺れも感じるが、むしろ、裸の自分で実直に歌っている印象を強く覚えていた。だから、心を解き放ち、胸に飛びこんでくる歌を素直に受け止めていたし、いつしか言葉の一つ一つを耳が追いかけていた。

最後に紫野は、ぶち上げる系の楽曲として『Ladies and Cinderella』を演奏。彼女は、最初から感情のアクセルをグッと踏み込み、高ぶる気持ちのままに力強く歌と演奏を届けてきた。どんな表情の楽曲でも、その歌声から変幻してゆく気持ちの色を感じられるのも、きっと紫野らしさなんだと思う。この曲では、場内にいる人たちも、曲が盛り上がるタイミングでクラップをし、一緒に会場の空気を熱くしていた。
モリマサヒロ
モリマサヒロ、ナンパな奴に見えて、じつはものすごく真剣に人と向き合う、親しみやすいのに思慮深いシンガーだ。
「エモくるしい大人サウンドがPOPに弾ける」をコンセプトに活動中のモリマサヒロ。オケを用いて最初に歌ったのが、ダンサブル&ディスコティックな曲調も魅力的な『一体全体』。とても甘い、でもダンディーな歌声だ。まるで目の前の人たちを歌声で口説くように感じていたのは、モリマサヒロの歌声が持つ甘い香りに心が引き寄せられていたから?!いなせで、ダンディー。でも、どこかお調子者的な様も見えてくるところに心が惹かれ、いつしかうっとりとしていた。
歌から始まる『およびでない』でも、目の前の人たちへグイグイとせまるように歌っていた。彼はこの場を華やかなダンスホールへ染めあげ、その場に居合わせた人たち全員のハートを落とすように。でも、どこかC調な親しみやすさを出しながら、観客たちの気持ちを踊らせていた。場内には、手拍子を返すどころか、熱情をした声を上げる人たちも。令和のお調子者系ダンスシンガーのモリマサヒロ、彼のノリに触れたら一緒に上がらずにいられない。

カバーコーナーでは,アコースティックギターを手に、オケも流しつつ歌唱。「ラブソングの名曲」というテーマの元で選んだのが、宇多田ヒカルの『Automatic』。深みを持った……というよりも、軽やかなムードで歌いかけるところに、どこか「軽いやっちゃなぁ」という雰囲気を覚えるのだが。じつはそのライトな親しみやすさこそが彼の魅力。変に気負うことなく、いつしか心地よい気分で彼と一緒に恋のバラダイスにいるみたいな気分に浸れていたのも、彼がかける歌のマジックだ。温かいその歌声に、いつの間にか病み付きになっていた。
中森明菜の『セカンド・ラブ』では言葉のひと言ひと言を大切に、歌声と演奏にも深みを与えるように弾き語りで歌唱。途中から弾むラテン系の演奏にアレンジをし、楽曲に羽根を生えさせ、軽やかに舞い踊るように歌っていた。この曲では、巧みに緩急を付け、深みと軽やかさ2つの色を与えながら、重い心情へ親しみやすさを与えていた。まさか手拍子の響く『セカンド・ラブ』を聴けるとは思ってもみなかった。
次に歌ったのが、「もし明日の朝起きたときに奥さんが死んでいたらどうしよう」という不安や心配をテーマに作りあげた『もしも、あした、君が、死んだら』。そこは、モリマサヒロ。重い題材を、お洒落で親しみやすいポップチューンに仕上げるところがさすがだ。歌詞の中にはシリアスなテーマを詰め込みつつ、本質的に明るい声で軽やかに弾む楽曲に乗せて歌うからこそ、重い題材を、重々しくなることなくサクッと受け止められるのが嬉しい……と書きつつ、愛しい人への深い思いを切々と、しかも真剣に綴った思いを改めてじっくり受け止めるたび、ジンッと泣き濡れる気持ちが後からジワジワと沸き上がってきた。軽薄そうに見せて、なんてシリアスな歌い手なんだ、あやつは!!
最後に、ふたたびアコースティックギターを手に、宇宙規模の愛を題材にした『約束』を歌ってくれた。この曲、歌詞と、涙を背負った彼の優しい歌声が本当に素敵だ。昭和世代のフォークシンガーのような心の声を響かせる、その歌と声の魅力に強く惹かれていた。途中から流れだすオケもスケールが大きい。まるで巨大な愛の宇宙に包まれながら、ミニマムな心の中に渦巻くとても大きな愛を、彼の歌声から感じずにいられなかった。モリマサヒロ、ナンパな奴に見えて、じつはものすごく真剣に人と向き合う、そんな親しみやすいのに思慮深いシンガーだ。

夕季
とても肉付きのよい歌……に感じていた。それはきっと、夕季の歌声に幸せが満ちていたからなのかもしれない。
「名曲Revolution LIVE」ではお馴染み、歌う現場監督の夕季。最初に彼女が披露したのが、カバー曲。選んだのが、パク・ジョンミンの『愛をください』。歌から始まる楽曲にあわせて、夕季は冒頭から気持ちを歌声に乗せて一気に響かせた。続けざまに彼女は、アルペジオで奏でるアコギの演奏と心のリズムをあわせ、揺れ動く気持ちを真っすぐな歌声で会場中に響かせた。深い愛と祈りを込めた楽曲を、大きな荷物を背負うようにではなく、自分の気持ちの背中に似合うバッグを背負う気持ちで歌っていた。自分の心の中にある深い愛と祈りを、自分なりの心の目分量で。その目分量に相応しい深みと温かみを持って、彼女は『愛をください』を届けてくれた。

『栞』でも、言葉の一つ一つに想い思いを染み込ませるように歌っていた。本に挟む栞のように、けっして強く主張するわけではない。でも、ないと困るのと同じように、忘れてしまいたくない想いを、一人一人の心の本の間に挟み、いつでも思いだせるようにと歌っていた。だから、挟んだ本のページにその歌声や演奏をしっかりと刻みたくて、じっと耳を傾け、感じた思いを心のペンにして白いノートに綴っていた。
「名レボ」ライブではお馴染みの曲。彼女が、太刀魚(タチウオ)を秋刀魚(サンマ)と読み間違えたエピソードを歌にした『秋刀魚』を、「今日の晩御飯は」「秋刀魚ー!!」のやり取りを合図にスタート。今年の秋刀魚はとても大振りで肉付きがよい。その秋刀魚をライブの前日に食べた喜びと満足感もあったのか、この日のライブで歌った『秋刀魚』は、とても肉付きのよい歌……に感じていた。それはきっと、夕季の歌声に幸せがあふれていたからなのかもしれない。
秋の夜風を身に感じながら聴きたい楽曲だ。満月や金木犀など、秋の訪れを感じさせる季語も組み込んだ『夜の間に』に触れながら、少しずつ肌寒さを感じだすこの季節特有の、胸がキュッとする哀愁を夕季の歌声に覚えていた。いや、夕季の歌が温かい声の温もりになって、少し肌寒い心に寄り添ってくれた。切ない歌なのに、悲しみに沈むことなく聴けるのも、彼女の愛や真心が、歌声や演奏から伝わってきていたから?!

最後に「名曲Revolution LIVE」のテーマ曲でもあり、毎回イベントのアンコールで出演者全員で歌っている『ピエロ』を、あえて一人で歌い上げた。「心配しないで 僕ならここにいるよ お道化たピエロになって 君のために歌うよ」と、とお馴染みのフレーズが、夕季の母性を抱いた優しい歌声を通して響いたとたん、心がジンッとした。その人が、どんな気持ちで歌うのかで、その曲の持つ表情や意味も変わってゆく。夕季はおどけたピエロというよりも、その場にいるみんなを抱きしめる気持ちで歌っていた。だから、彼女の歌声の腕の中へ身を預け、ギュッと抱きしめてほしかった。曲が進むにつれ、次第に歌声に思いと熱が上がりだす。その歌声は微熱のような感覚で、触れた人たちの気持ちを浮かれさせていた。終盤に生まれた、「ララーララーララーララー」の大合唱も印象的だった。
のしげまつ
単なるカバーに終始しない、のしげまつらしさを存分に生かしたカバースタイルなのが印象的だ。
イベントのトリを飾ったのが、「名曲Revolution LIVE」に毎回出演中、のしげまつ。2人は、この空間に夏を連れ戻すように、トロピカルでダンサブルに弾けた、配信リリース中の『低気圧ロマンス』を歌い奏でてライブを幕開けた。この2人、「名レボ」のライブを重ねるごとにスタイリッシュで華やかになっていく。これも、メイクやファッション関係も多い「名レボ」のスポンサー陣のおかげだ。
『低気圧ロマンス』では、軽快なサンバのリズムに乗せ、響香と奏多が巧みに歌声を交わし、重ね合い、この空間を爽やかに、でも華やかさも加えて彩りだす。まるで、夏の陽差しを題材にした化粧品のCMソングのような楽曲だ。瞬間ごとに煌めく印象的な歌声やフレーズが、この曲にはたくさん散りばめられている。いつしかフロアの人たちも、響香の動きにあわせて大きく手を振れば、演奏にあわせて心地よく身体を揺らし、楽しく踊っていた。
続いて披露したのが、中森明菜の『飾りじゃないのよ涙は』。最初に歌いだしたのが男性の奏多というのも嬉しいインパクトだ。そのうえで響香が歌のバトンを受け継ぎ、2人でハモりだす。のしげまつも、原曲の良さを生かしつつ、そこへ自分たちの魅力や持ち味、武器となる要素をたっぷりと詰め込んでカバーしていた。低音域の声の魅力を持つ中森明菜だが、2人はあえて高音域の歌声の魅力もこの曲に組み込んできた。途中には、2人の歌のかけあいも登場。そこが、単なるカバーに終始しない、のしげまつらしさを存分に生かしたカバースタイルだ。
新曲の『Starting Over』は、何かを始めようとしている人の背中を押すエールソング。この曲では、奏多のハードロック然としたギターの演奏も冴え渡る。曲調自体は、のしげまつらしい爽やかで前向きなパワー系のポップチューン。力強く駆ける楽曲に乗せ、響香が高く拳を突き上げて歌う姿も印象的だ。2人の歌のかけあいやハーモニーが、とにかく前向きでパワフル。2人の歌声が、触れた人たちの心の手に触れ、輝く未来へグイグイと引っ張ってゆく。今の2人は、つねにポジティブな姿を見せている。その気持ちが、この曲にダイレクトに反映しているようだ。後半には、観客たちと一緒にシンガロングしてゆく場面も登場。ともに熱いライブを作っていくに相応しいポジティブソングだ。

ペット用の抗菌スプレー「ペシュマル」のPRソングもさりげなく挟み、観客たちと一緒にセッション演奏をしたうえで後半へ。
奏多がアコースティックギターで、響香がエレピを演奏して届けたのが、スピッツの『楓』。響香のエレピの演奏に乗せ、奏多が遠くを見つめながら、心に郷愁を帯びた景色を思い浮かべるように歌いだした。その声を受け、響香が芯の強い歌声を響かせる。サビでは2人が美しくも芯の太いハーモニーを描きだす。今の、そして、これからの季節に似合う楽曲だ。この曲での奏多の情緒を覚える歌声が、触れた人の心にいろんな情景を描きだすように響いていた。サビで2人が描きだす思いを込めたハーモニーが、深い色を持った絵の具の数々になり、モノクロの景色を、切なくて濃い哀しい景色に染め上げていった。

最後にのしげまつは、切ない片思いの恋心を歌った『コイノオト』を演奏。のしげまつには、もどかしい恋心を歌った曲が似合う。誰かを強く思う楽曲ほど、2人の歌声に感情の揺れがしっかりと描きだされてゆく。この曲は、響香が歌い、奏多がハーモニーと野太い音を響かせてギターを演奏する形を軸にしている。かつての、のしげまつのスタイルを示したこの曲を通して、改めて響香の歌声の魅力や、奏多のハーモニーワークと卓越したギター演奏の高さを実感。ほんと、聴けば聴くほど胸がキュッと締めつけられる楽曲だ。
ENCORE SESSION
出演者が勢ぞろいし、「名レボ」のテーマ曲を歌唱!
最後は、この日出演した全員がステージに集合。歌ったのが、「名曲Revolution LIVE」のテーマ曲『ピエロ』。先に夕季が一人で歌っていたが、ここでは大勢の出演者たちで歌唱。しかも、曲が進むごとに歌声の色が彩り豊かに変わることで、いろんな『ピエロ』の顔を見られたのが嬉しい。女性アーティストの歌声を中心に進めていく中、そこへ男性の歌声が時折彩りとして加わることで、この曲に、より深みを覚えていた。全員でサビを歌ったときに見えた、いろんなピエロの顔。観客たちと一緒に「ララーララー」と歌声を重ね合ったときの一体感。ここにいるみんなが、いろんなピエロの気持ちに心を染めて歌っていた。その歌声と表情は、誰に向けていたのだろうか。そんなことも気にかけながら、笑顔を浮かべながら美しくも力強いハーモニーに触れていた。

次回の「名曲Revolution LIVE vol.3」は,12月7日(日)に四谷Honey Burstで行われる。出演するのは、夕季/松岡詩恩/のしげまつ/モリマサヒロ/土田尚輝。こちらも楽しみに待っていてほしい。
PHOTO:齋藤未央
TEXT:長澤智典
【協賛企業】
株式会社EID
https://www.eid-inc.net/
総合芸術学校「エンドレス・アカデミー」
https://eacademy.co.jp/
株式会社ウィロー
https://www.willow.co.jp/
【Whi-Ya(ホワイヤ)】
https://whi-ya.com/
有限会社ぴー坊 From P
https://fromp-hakuba.jp/
ニーズシェア株式会社
https://www.needsshare.co.jp/
【協力企業】
BLEA学園
https://blea.jp/
【次回名レボLIVE情報】
2025/12/7(日) 四谷Honey Burst
『名曲Revolution LIVE vol.3』
開場18:00 / 開演18:30
前売り券:3,500円(D別)
当日券:4,000円(D別)
☆出演☆
夕季 / 松岡詩恩 / のしげまつ / モリマサヒロ / 土田尚輝
チケット購入はこちらから
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02t9k35a3iq41.html
会場アクセス
・四谷Honey Burst
〒162-0845 東京都新宿区市谷本村町3-19 千代田ビルB-1
問い合わせ
・info.pke111@gmail.com
(株)Paul Kelly Entertainment宛
【セットリスト】 Paul Kelly Project
『情熱大陸』(葉加瀬太郎)
『カノンロック』(JerryC)
『若者のすべて』(フジファブリック)
『もしもタイムマシンがあったなら』
『ありがとうの旋律』
紫野
『糸』(中島みゆき)
『我輩は猫である』
『消しゴム』
『鱗』(秦基博)
『And Call』
『Ladies and Cinderella』
モリマサヒロ
『一体全体』
『およびでない』
『Automatic』(宇多田ヒカル)
(『セカンド・ラブ』(中森明菜)
『もしも、あした、君が、死んだら』
『約束』
夕季
『愛をください』(パク・ジョンミン)
『栞』
『秋刀魚』
『夜の間に』
『ピエロ』(山川陽彩)
のしげまつ
『低気圧ロマンス』
『飾りじゃないのよ涙は』(中森明菜)
『Starting Over』
『楓』(スピッツ)
『コイノオト』
-ENCORE SESSION-
『ピエロ』
【出演者SNS】
松岡詩恩
https://x.com/shion_gt0918
愛しのシェリー(松岡詩恩サポートVn.)
https://x.com/shippikachu
稲月カノン(松岡詩恩サポートGt.)
https://x.com/kanon_gitabo
紫野
https://x.com/sn_r_l
モリマサヒロ
https://x.com/masMori23
夕季
https://x.com/yuukiohayou
のしげまつ
https://x.com/noshigematsu
阿出川凜乃(司会)
https://x.com/rino_adegawa
(株)Paul Kelly Entertainment各種SNS
https://lit.link/paulkellyentertainment#
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From P SNSアカウント
https://x.com/fromp_hakuba
『低気圧ロマンス』リリース情報

Paul Kelly プロジェクトfeat.のしげまつ
のしげまつ響香が作詞、Paul Kellyが作曲
数々のビッグアーティストを手がけた
菊地圭介が編曲&サウンドプロデュースを担当
ツインボーカル&のしげまつ奏多のGt.が炸裂
ラテンフレバー満載のNeo City Popが完成!!
↓↓サブスク配信↓↓
https://linkco.re/Dn0rHHyC
▪️『低気圧ロマンス』 MV
https://youtu.be/QBvtdqD0XlM
▪️『低気圧ロマンス』 webCM
https://youtu.be/ssYObEIBfvw
▪️「低気圧ロマンス」がJOYSOUNDで歌えるようになりました!!
全国の「うたスキ ミュージックポスト」対応店舗で歌えます!
歌い方は?
- JOYSOUND対応のカラオケ店へGO!
- キョクナビ(リモコン)または JOYPAD で
「低気圧ロマンス」 で検索! - うたスキ or うたスキ動画の表示がある店舗ならOK!
ネットでも歌えます
https://musicpost.joysound.com/music/musicId:224117
この夏の思い出にぜひカラオケで一緒に歌ってください!
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