Blog
CUBΣLICが4 thワンマン公演で見せたのは、視覚・聴覚・感覚を刺激したサイバーなエモワールド!!! お望みは全て揃う自慢の商品(楽曲)を並べ、興奮や満足というプライスレスな喜びと幸せを届けてくれた。
CUBΣLICが、一夜限りの”Kawaii future shop”を渋谷WOMBに開店。8月7日(日)に通算4度目となるワンマン公演「CUBΣLIC 4th ONE MAN LIVE『Kawaii フューチャー SHOP』」を開催。メンバー自身がプロデュースした商品を多く並べ、店頭に立ち、販売員となってセールス。その後、ライブを行った。
「いらっしゃいませ!!」、3人の挨拶を合図に楽曲が流れだした。この日のコンセプトも、すべてはこの曲から始まった。跳ねたエレクトロなビートの上で、メンバーたちが笑みを浮かべ、軽やかに歌い踊りだす。背景にはポップでアートなヴァーチャル映像を投影。フロア中から鳴り響くクラップ。ブラス音など吹奏楽の要素も組み入れた耳馴染み良いエレクトロ系オモチャ箱ミュージックの上で、3人はステージの上をパレードするように、無邪気に歌い踊っていた。
続く新曲の『スーパーフルフラット』は、Kawaii Future Bassを軸に据えた、エモくてアゲアゲのポップチューン。3人は身体を大きく揺さぶり、フロア中の人たちを「一緒に騒ごう」とパーティーに誘い出す。躍動する四つ打ちのビートに合わせ、大きく手を打ち鳴らすメンバーたち。一緒にリズム遊びも行いながら、3人が観客たちを誘い込む。初見でもすぐに楽しめる、楽しいパーティーソングの誕生だ。先の2曲とも、ヴァーチャルな映像とダンスがリンクしていた面も冴えた演出だ。3人のキャラクターを反映した、明るくて解放感のあるKawaii Future Bassを魅力に押し出している今のCUBΣLICらしく、気持ちを弾ませるキラキラとした楽曲を中心にライブは進んでゆく。
その魅力を増幅するように、『バトルロワイヤル宣言!』でもメンバーたちは、アッパーなリズムに乗せ、キラキラ輝く世界へ観客たちを呼び入れた。この日は、CLUBが舞台。とても華やかでカラフルな照明や、ステージ上に5つ用意したミラーボールに乱反射した輝き、背景へ大きく映し出したヴァーチャルな影像が、楽曲が持つキラキラさへ鮮やかなドラマを描き加えてゆく。彼女たちのポップなバトル宣言に、気持ちが嬉しく弾みだす。
この会場を夏の海辺へ塗り替えるように、3人は『シーサイドタイムマシン』を歌いながら、甘い夏物語へ観客たちを誘い出した。途中、舞台劇を繰り広げるような3人の早口のやりとりも登場。 メンバーらのため息に合わせ演奏もスローダウンすれば、気持ちが騒ぐのに合わせリズムがアップしてゆくなど、1曲の中でドラマを描き出す展開も嬉しい見どころだ。
ユニゾンした3人の艶(つや)めいた歌声がフロア中へ広がりだす。彼女たちは『UNISON CUBΣ』に乗せ、甘えた素振りも見せながら、少し艶(なまめ)かしく歌いかける。1曲ごとにCUBΣLICは、天気のように移り変わる恋する乙女の心模様を愛らしく歌っていた。感情が高ぶるごとに想いが内へ内へと向いてゆく。そんな女性の胸の内を3曲の流れを通して表現したところも、嬉しい見どころだ。その心の揺れ、指先で触れて確かめたい。
可愛くポップな面も魅力だが、激しく攻める表情も、CUBΣLICのライブに熱狂を描くうえで欠かせない。3人が荒ぶる声で『EXMACHINA』を歌い叫ぶのに合わせ、フロアのあちこちで真っ赤なペンライトの光が揺れだした。舞台上に設置したミラーボールの数々に光が乱反射。攻撃的な激しい音とサイバーパンクなアートやヴァーチャル映像をミックスアップ。異次元/異世界でバトルしてゆくサイバーSFアクションのような世界がそこには広がっていた。赤と白の輝きに包まれた空間の中、3人は荒ぶるアンドロイドと化し、絶叫にも似た声を張り上げ荒々しく攻め続けてゆく。
重厚でノイズな音が響き渡る。轟音インダトリアルナンバー『FLYWITHME』でもメンバーたちは、雄々しい姿で観客たちへ挑みかかる。奈落へと導く轟音。ダンスロックな音に乗せて描き出したのは、異境で繰り広げた儀式のような様。メンバーたちの荒ぶる感情とサイバーな映像がシンクロ。終盤には、大きく手を振り上げるメンバーたちに向け、フロア中から熱くクラップが起こる。激しく絶叫し続ける黒いアンドロイドたち。その様へ、心が強烈に惹かれていた。
『TOKYO PLANET ΣARTH』は、CUBΣLICの中へ一番最初に誕生したKawaii Future Bass曲。メンバーらは都会の夜空を駆けめぐるように、華やかなリズムに合わせ、軽快に歌い躍っていた。5つのミラーボールに乱反射する緑の光。彼女たちは都会の夜を軽やかに駆け続ける。その様に合わせ一緒に拳を振り上げ踊り、クラップする観客たち。まるでバービー人形のような3人のチャーミングな動きも可愛らしい。
躍動するアッパーなダンスビートが気持ちを騒がせる。3人は強烈なリズムを突き刺す『GET ON THE BOARD』に乗せ、イケイケな気分で騒ぎ続ける。無邪気なサーファーに心を染め上げた彼女たちは、80’Sフューチャーディスコミュージックに乗せ、熱狂という波の上を心地好くライドしていった。
スタイリッシュでアーバン。でも、Kawaii Future Bassらしさを全開にしたカラフルでポップな『微レ存ガール』の登場だ。3人は、テンポ良くグングンと上昇してゆく明るいリズムの上で、愛らしくパフォーマンス。可愛くアゲアゲにしてゆく最高にポップでチャーミングな楽曲だ。「キミはどっちから?」と胸を騒がせるラブリーな歌詞を3人に投げかけられるたび、ハートが高鳴り続ける。
同じく『晴レトキドキ』も、スタイリッシュでアーバンな魅力も軸に据えた、ポップでチャーミングな楽曲。3人は華やかな楽曲の上で、胸をドキドキしながら歌っていた。メンバーらの振りを真似る人たちもあちこちに登場。3人は舞台の上で右に左へと移動しながら、ファンたちと触れ合い、熱狂の輪を大きくしてゆく。まさに、晴れドキドキな気分だ。
ライブも終盤へ。CUBΣLICの魅力であるレトロフューチュー感や甘い青春模様を満載。気持ちを躍らせる跳ねたディスコビートに乗せ、わちゃわちゃとはしゃぐ『BABY!BABY!』の登場だ。ミラーボールに反射した、彩り鮮やかな輝きがフロア中へ降り注ぐ中、時に艶かしい様も見せ、3人は「BABY!BABY!BABY!」と煽りながら、この空間に一体化した踊りの景色を作りあげていった。彼女たちと一緒にクラップをしながら、楽しくファンタスティックなスペースディスコワールドではしゃぎ続けていたい。
それまでの熱狂を優しく包み込むように音が流れだした。CUBΣLICは最後に『SBFM』を歌唱。弾むビートの上で軽快にスキップを踏みながら、彼女たちは無邪気に戯れていた。途中にはKawaii Future Rapも組み込み、電子の海の中、3人は笑顔ではしゃいでいた。
アンコールで3人は、激しく、雄々しく攻める爆裂妖艶エレクトロロックナンバーの『KING&QUEEN』を通し、「ほら、騒いで!!」と観客たちを煽りだす。ふたたび攻めた表情と艶めいたエモーショナルな姿で、彼女たちは何度も「ほら、騒いで!」と誘っていた。このフロアに音の雷鳴を落とし、理性を壊し、踊り狂わす宴の様を彼女たちは描きだす。そして…。
目映い光のシャワーが降りそそぐ中、CUBΣLICは超アッパーなエレクトロディスコソング『DISCOHOLIC』を通し、フロア中の人たちを踊り子に塗り替えた。背景には、刺激的なヴァーチャル映像も投影。メンバーたちも可愛いディスコクイーンと化し、パーティーを彩っていた。CUBΣLICには、エレクトロなディスコビートナンバーがとても似合う。一緒にファンキーな踊り子になって、キラキラな世界の中、ナイトフィーバーな気分で踊りはしゃぎたい。
「今までの歴史の中、いろんなCUBΣLICの色を,どの瞬間も全力で出してきたから、どの時代のCUBΣLICも最高ですけど。4月から今のCUBΣLICになり、3人でたくさんの涙と笑いをと濃い最高の時間を過ごしてきました。CUBΣLICはもっともっとたくさんの人たちに愛されるグループになっていくので、これからも一緒にいてください」(黒川音)
「前回のワンマンから、CUBΣLICは激動だったじゃないですか。そこから積み重ねた結果が、今の、この最高の景色なんだと思います」(月嶋なる)
「加入したのが4月2日、まだ4ヶ月と数日しか経ってなくて。そんな小熊りんをCUBΣLICのメンバーとして受け入れてくれたみなさん、ありがとうございます。CUBΣLICはすでに完成されたグループ。そこへ加入することが少し恐かったんですけど。みなさんが温かく迎え入れてくれたおかけで、最高に楽しい気持ちでここに立てています。みんなを含めてのCUBΣLICなので、これからもいろんな楽しいことをいっぱいやっていきましょう」(小熊りん)
最後にCUBΣLICが届けたのが、1stシングル曲てあり、CUBΣLICが標榜するKawaii Future Popを一番明瞭な形にした『KISS KISS CUBΣLIC』。彩り鮮やかに明るく広がるデジタル空間の上で、甘く、可愛く、愛らしい姿で歌い踊るメンバーたち。「KISS KISS CUBΣLIC」とせまる3人の甘いアプローチに興奮を覚え、フロア中でも大きく身体を揺らす人たちが続出。フロア中を包み込む大きなクラップ。「KISS KISS そばに来て もっとイメージして」の言葉を胸に抱きしめるたびに、もっともっと彼女たちの近くに寄り添いたくなる。彼女たちの甘い誘いを受け、このままとろけてしまいたい。
やまないアンコールの声を受け、最後の最後にCUBΣLICは『Moon Light Girl』を歌唱。愛らしい笑顔を振りまき、わちゃわちゃとはしゃぎながら、フロアにいる人たちも巻き込み、3人は熱狂の景色を作りあげていった。気持ちが騒ぐのに合わせリズムも緩急巧みに変化。ときめく感情が歌声やパフォーマンスから伝わってきたのも嬉しかった。この日のライブを通してCUBΣLICはいろんな自慢の商品(楽曲)を並べ、興奮や満足というプライスレスな喜びと幸せを届けてくれた。
CUBΣLICは、結成3周年日に当たる11月3日にSHIBUYA DESEO/DESEO mini with VVを舞台に「CUBΣLIC FΣST TOKYO」を。11月20日に大阪は味園ユニバースで「CUBΣLIC FΣST OSAKA」を行うことを発表した。こちらも詳細も、楽しみに待っていてもらいたい。
PHOTO:CUBΣLICファン有志一同
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
【日時】2020年11月3日(木祝)
【タイトル】CUBΣLIC FΣST 2022『ROOM 237』TOKYO
【会場】SHIBUYA DESEO/ DESEO mini with VV
【時間】OPEN 11:30 START 12:00 (予定)
【料金】前売¥3,500 当日¥4,000(1D代別¥600)
【出演】CUBΣLIC/andmore
【入場順】整理番号順
【チケット】Coming Soon
【日時】2020年11月20日(日)
【タイトル】CUBΣLIC FΣST 2022『ROOM 237』OSAKA
【会場】味園ユニバース
【時間】OPEN 11:30 START 12:00 (予定)
【料金】前売¥3,500 当日¥4,000(1D代別¥600)
【出演】CUBΣLIC/andmore
【入場順】整理番号順
【チケット】Coming Soon
セットリスト
『KawaiiフューチャーSHOP』
『スーパーフルフラット』
『バトルロワイヤル宣言!』
『シーサイドタイムマシン』
『UNISON CUBΣ』
『EXMACHINA』
『FLYWITHME』
『TOKYO PLANET ΣARTH』
『GET ON THE BOARD』
『微レ存ガール』
『晴レトキドキ』
『BABY!BABY!』
『SBFM』
-ENCORE-
『KING&QUEEN』
『DISCOHOLIC』
『KISS KISS CUBΣLIC』
『Moon Light Girl』
SNS
https://twitter.com/cubelic_hvt
https://www.hvt-inc.com/