【Interview】結成30周年目前にしてなお「音楽的に評価されていない」と語るフラワーカンパニーズ、自主レーベル設立で切り拓く突破口

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フラワーカンパニーズ

フラカン純度100%のアルバム

――今まで話を聞いていて、鈴木さんは何か付け足す事はありますか。

鈴木圭介(以下鈴木):いや、僕も今言ったことに関しては全く同じ意見です。正直メンバー4人でレーベル独立の話をしたのは、今回のアルバム・レコーデイングの途中だったんですよ。その段階まで一切そんな話はしていなかったし、僕個人はアソシ(前作までのソニー・ミュージックのレーベル)でリリースすると思ってました。多分他のメンバー2人もそう考えていたんじゃないかな。確かに契約が切れるかもしれないという話はしていたけど、再契約するか別の新しいレーベルを探すのか宙ぶらりんのまま、レコーディングはスタートしてるんですよ。だけど僕自身としてはそんな状況とは全然考えてもいなかったですね。

――ではソニー・ミュージックで、今回の話題楽曲「ハイエース」もリリースする可能性もあったという事になりますよね。そうなると、あの歌詞の解釈も少し変わってくるような気もするんですが?

鈴木:あの楽曲に関しては、自分達で独立すると決めてから録音したのかな。確かに決断の前後ぐらいだったのは覚えてますけど、もしソニー・ミュージックと再契約しても楽曲自体は作っていたとは思います。ただ分からないですけど、今回の歌詞のままでOKを出せたかというと難しかったかもしれない。もしかしたら、幾らなんでも歌詞の内容が、ハイエースに乗ってるだけの情景だから狭過ぎると言われる可能性もあったかもしれないですね。

<フラワーカンパニーズ “ハイエース” (Official Music Video)>

マエカワ:それは大いにあったよね。良い経験をしたという意味で言わせてもらうと、メジャーと再契約した時に、自分達もアイデアが欲しかったし、レコード会社のスタッフもフラカンを良くしたいという想いもあるから亀田誠治さんやスキマスイッチの常田君をプロデュ―サーに迎えるといった凄く良い試みも沢山出来たんです。そもそも名古屋のアマチュア時代からゲストを入れる企画ライブもやってたぐらいだから、僕達自身人と何かやるのも大好きなんですよ。その結果として、人と共同作業するアイデアを受け入れると、良く言えば幅が広がるし、悪く言うとバンドの持ち味が薄まったと言う人がいるのも分かりますよね。
そういった経験も踏まえて今回のアルバムは、レコーディングにディレクターもゲストも入れないメンバー4人だけでフラカン純度100%のアルバムを作りました。今のフラカンがそういったアルバムをリリースすると、こじんまりとしてるとか色々な意見があるだろうけど、本当の事を言うと様々な反応も全て想定内でしたから。それよりも僕がメンバーに対して提示した、「どこでアルバムをリリースするかは分からないけど、レコーディングしよう。その上でメンバー4人だけの純度100%のアルバムをもう一度作りたい」というテーマを貫けたことが大きかったですね。

――つまりここであえてプレーンな状態のフラカンのアルバムを作る事によって、自分達に何が出来るかが分かる。また今後新しい展開を考えた時に何が必要かも顕在化しますよね。

マエカワ:言われたことを自ら再確認出来たのが、凄く大きかったですね。勿論自分達ではここまでしか出来ないんだと思わせられることもあったけど、同時に4人だけでもここまで出来るんだという点が多かったのがデカかったのかな。それとここから先は各メンバーに、プレイやアレンジを任せられる判断基準もはっきりしたのも良かったですね。

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