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タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.5】×會田洋平(えるえふる/ core of bells)[前編]「自分が100%やりたいこと、好きなことで生きていく」と誓った人生
28歳の誕生日に会社を辞めて無職に。その決断の根底にあった高校時代の体育祭の経験
タイラ:なるほど。これ失礼な言い方になったらあれなんですけど、音楽でずっと飯を食ってきたってわけじゃないじゃないですか。でも音楽はもちろんこだわりを持って続けていて、逆にどうやって今まで生きて来たかというか、飯を食ってきたかみたいな話もお伺いできますか?
會田:僕は大学卒業して一旦サラリーマンになったりしてるので、いわゆる両立っていうか、仕事をやりながら出来る限り土日はバンド活動をして、ということをずっとやってきて。ちゃんと定時に帰れてボーナスも年2回出るような職場だったんで環境としてはとても良くて、このままサラリーマンをやりながらバンドを続けていくことはできるなぁと漠然と思っていたんですけど…。でもなんというか、人生として“突き抜ける”ことは出来ないなと思って、それで確か28歳の誕生日の日に会社辞めて無職になりました(笑)。
タイラ:それは仕事へのフラストレーションみたいなものがあったっていうことですか?それとももっと音楽とかやりたいことに集中できる環境を作りたいと思ったからですか?
會田:職場や仕事がどうしても嫌という辞め方ではなかったので、もっと自分にとって良い環境を作っていこうとした感じですね。さかのぼると、僕とにかく体育祭がめちゃくちゃ好きな高校生だったんですよ。3年間ほとんど体育祭につぎ込んで、それプラス、バンドみたいな。高3の9月に体育祭が終わってその後はみんな受験モードになるんですけど、進学校だったんで大学とか学部とか決めなきゃで、親とか先生とかが「好きなことだけじゃ生活できないぞ」みたいなことを言ってくるわけです。まぁ実際“体育祭”なんて職業はないんだし…(笑)。

會田:でも俺は将来絶対に、「自分が100%やりたいこと、好きなことで生きていくぞ!」ってその時に誓って。それがずっと根底にあったんです。でもサラリーマンをやってる時も、職場の人間関係とかは正直上手くやれちゃうので、バランスよく生活できちゃってて(笑)。
タイラ:はい、それは會田さんの雰囲気を見ていたらわかります(笑)。
會田:年上の方には割と気に入られる方なんで本当に良くしてもらったりで、有給もほぼ希望通り取らせてもらったりとか上手くバランス取ってたんですけど、「このままじゃ100%好きなことだけで生きていくっていうところまではいけないな」って。言い方難しいですけど、このままバンドを続けていくことはできるけど、どっちつかずで中途半端のまま過ぎていくのかもなっていうのがなんとなく見えたんですよね。
タイラ:じゃあ、自分の高校生の頃に思っていた信念とその当時の現状が反してしまってるんじゃないかっていう?
會田:まぁ反するとまではいかないまでも、このままバランス良くバンドを続けながら老後を迎えている自分っていうのも想像できちゃったんで、「そうじゃねぇだろ、俺?」っていう。言葉にするとなんかイタイですけど(笑)。
タイラ:このままでも上手くやれるんだろうけど、やっぱり自分の一番の理想とは違うと思ったんですね。
會田:そうですね。
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