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nico:あとなんかもうホンマしょうもない話しっすけど、飲んでる時に「居酒屋でこんなんしたら絶対売れんちゃうか」みたいな話をする時があって。俺は「そうめんをどうにかしてめっちゃ売りたい」っていう話を酔っ払ってしてたんですよ(笑)。で、みんなで話す中で、最終的に「この売り方絶対ロスも出ぇへんしいいよなぁ」みたいなアイディアに辿りついて、でもそれをやるためには店がいるなぁみたいな話をしてたんすよ。その話しもちょっと覚えてて。店始めたらそれも出来るしっていう(笑)。ホンマに安易な考えなんすけど。
タイラ:自分が酔って話してたそうめんのアイディアを実際に自分の店でやってみたいなって思ったって事だよね。
nico:そうっすね。そのそうめんを使ったメニューはまぼねんに実際あるんすけど、それを海老名のサービスエリアでレトルトで売るようになったら、もう一生働かんでもバンドやっていけるんやろうなと思って。
タイラ:あはは(笑)。
nico:まぁでも好きなことやるために…バンド最優先でほんとに考えてたし、バンドのために時間作れるようにどうにかしようっていうのは思ってますね。
タイラ:じゃぁこのお店作って1年である程度そこは自分のイメージ通りに融通が利くようになったという感じ?
nico:そうっすね。2店舗目も作れましたしね。だからスタッフには迷惑はかけますけど、店が頑張ってくれてたらやっていけるっていう。
タイラ:なるほど。もちろんスタッフの皆さんが頑張ってくれるっていう前提だけど、そういう仕組みを一応作れたんだね。さっきのメモの話もそうだけど、お店を出すっていうことが、バンドだったり本当にやりたいことを優先してできる方法だろうな、みたいなことはなんとなくわかってたのかな?
nico:決定的に「これや!」っていうほどははっきりしてなかったと思います。メモにも「店を出す」とは書いてあっても「飲食店を出す」とは書いてないぐらいでしたし、たぶん飲食店出そうとは実際その当時は思ってなかったんで。
タイラ:じゃあ今の話を聞くと結構流れに身を任せてそうなったというか。
nico:もう全然流れには身を任せてますよ。
タイラ:なるほど。でもまぁそれは逆に才能かもしれないね。
nico:だから俺この対談の話もらったときに、「俺の話聞いて何かためになるんかな?」と思いましたもん(笑)。
タイラ:あはは(笑)。でも踏ん切りをつけるというか、思い切って決断するというのも一つの才能ではあるからね。
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