タイラダイスケ (FREE THROW)【生活と音楽 Vol.8】× nico (Sawagi / まぼねん) (後編)「夢を与えるための生活と存在意義としての音楽」

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左からタイラダイスケ(FREE THROW)、nico(Sawagi)

後輩に夢与えるくらい金儲けしたい

タイラ:じゃあ次にお店としての目標はどうですか?

nico:僕はこの店的には、後輩に夢与えるくらい金儲けしたいなと思ってるんですよ(笑)。例えば僕が5店舗くらい持ってたとしたら、「ニコ君めっちゃ儲かってますよね?何でバンドやってるんですか?」みたいになるじゃないですか。でもバンドってそういうもんじゃなくて、その状態でもやりたいんやでっていう存在価値のあるものやと思うし。若い子の選択肢としても夢を与えたいというか。同世代のバンドとかにも「ニコちゃん2店舗も一年間で出して、いつ行ってもお客さんいっぱいやし、めっちゃ儲かってるやん」って言われるんですけど、実際は全然そんなことなくても、みんなには(夢を与えるって意味で)そう思わせれたら勝ちっていう感じ。

タイラ:なるほどなるほど。でもそこは以前のLITE武田君とかの話(※4)を聞いても思ったけど、やっぱりバンドマンだからこういうことが逆に出来るっていう部分も大きいよね。さっきnico君は「Sawagiの人が出す店だからどうなるわけじゃないだろう」と思ってたって言っていたけど、それでもやっぱり最初のブースターとしては知り合いが来てくれるっていう話でしょ?それは以前のバイト先で出会った人も含め、バンドの仲間も含め。下北っていうところが自分の知り合いが結構使ってる街だっていうところもあっただろうし、そういうところではお店とバンド活動っていうのがリンクするところはあったんじゃないかなと思うんだよね。

※4 タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.2】×武田信幸(LITE)
https://sams-up.com/featured/interview/seikatsutoongaku_02/

nico:そうですね、めっちゃありましたね。最初で言ったらLOSTAGE五味さんとかカメラマンのHayachiNさんが、インスタグラムとかに載せてくれた宣伝効果が莫大で、LOSTAGEのライブ後にもお客さんがいっぱい来てくれたり、Sawagiの名前も知っていてくれて、どこどこで見たことありますみたいな人もめっちゃ来たし。だから結局バンドやってたからこれが出来てるんやなっていうのはめっちゃ思ってますね。

タイラ:そうだよね。さらにここから先の希望的な観測を言ったら、逆にお店からバンドにまたフィードバックされていくものがいっぱいあったら面白いし、嬉しいよね。

nico:僕、この店やってるおかげですでにバンドの知名度めっちゃ上がってますよ(笑)。フィードバック出来るのが一番いいっすね、確かに。

タイラ:そうなったらまたこういうお店をやってるバンドマンの新しい形かもしれないですね。でもそうなることは何かすごくイメージは出来るなぁと思って。
音楽を「辞める」ことと「辞めない事」の正解について

nico:ですよね。タイラさんこの対談誘ってくれた時に「バンドを辞めないためにどうするか」っていう事を言ってたじゃないですか?僕は「辞めない」っていうのもほんまに尊重すべき意見ですけど、いつ「辞める」に変わる人がいてもまぁそれも尊重すべき意見やしなぁって思うんすよね。

タイラ:それはそうだよね。だから一番良くないのは、続ける方法が本当は「ある」のに、それが「ない」ものだと思って辞めるのが一番良くないんだと思う。だから「色々続ける方法あるよな」って分 かっていた上で、「でも辞めよう」って思うんだったらいいんだけど、売れなかった、辞めるしかな いっていう形とかだとすごくもったいなかったりするっていうか。あとは音楽って売れる売れないっていうのはひとつの大切な尺度だけど、そこの尺度じゃ図れない文化的な側面もあると思っていて。一般受けしなくて売れないかもしれないけど、音楽的に本当に素晴らしい人達もいるから。だから例えばそれがそのひとつの尺度だけで続けられなくなるっていうのはやっぱりすごい悲しことだなとは思ったりする。

nico:そうっすね。まぁ辞めたくない人は辞めなくてもいいって思える様にはなって欲しいですよね。多分バンドとかみんな続けれると思うんでね。

タイラ:あとは何かそこにひとつアイディアみたいなものが持てるかどうかなのかな。

nico:そうっすね。逆に僕はアイディア持とうと思って持ったわけじゃないんで、勝手に転がり込むパターンもあるっていう。

タイラ:そうだね。でもそれは流れに身を任せたって言えばそうだけど、例えばLOSTAGEの五味さんがツイートしてくれて、田上さんがうちで働きなって言ってくれたっていうのは単純に今までの繋がりがあったからじゃん。それも言っちゃえばバンドを続けてなかったら出来なかった繋がりだったりするからね。

nico:そうっすねぇ…。仕事と音楽の両立とかって誰か正解を出すんすかね?

タイラ:うーん、ひとつの正解は音楽だけやってお金が回ってもう音楽のことだけ集中してやってOKっていうのかなとは思う。ただやっぱりそれだけだと嫌だっていう人もいて、ATATAの奈部川さんのパターン(※5)とかだと、仕事でもらったフィーリングみたいなものがクリエイティブの発信源になってるパターンみたいなのとかもあるし。音楽だけやってたらこの音楽は出来ないっていうパターン。

※5 タイラダイスケ(FREE THROW)【生活と音楽 Vol.3】×奈部川光義(ATATA)
https://sams-up.com/featured/interview/seikatsutoongaku_03/

nico:あぁ~…そうっすよね。あとやっぱり家族周りの問題がこの年齢ってすごい出てくる。

タイラ:もちろんね。あ、nicoくんって結婚してるの?

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